新しい奈良の革靴「KOTOKA」から、奈良に伝わる雪駄をモチーフにしたサンダルが登場


奈良の革靴メーカー7社による新しい奈良の革靴「KOTOKA(コトカ)」から、奈良に伝わる雪駄をモチーフにした「雪駄サンダル」と、甲のストラップがポイントの「ならやまサンダル」の2種が発売された。

日本有数の革靴産地・奈良の靴づくり

奈良の革靴メーカー7社が共同で開発し、分担して製造する「KOTOKA」。日本有数の革靴産地・奈良の靴づくりの認知を高める目的を持って開発された、新しい奈良の革靴だ。

奈良県大和郡山市のオリエンタルシューズ、北嶋製靴工業所、シャミー、セランド、出原製靴(エンパイヤシューズ)、トローベルシューズ、東浦秀次商店が参加している。

素材を生かし、簡素さの美を表現し、歳月が深める表情を楽しむ。そうした日本の感性で、自然な肌目を持つ日本の革を厳選してつくった「KOTOKA」は、一枚の革が優しく足を包み込む履き心地。奈良らしい落ち着きと安らぎ感じることのできる革靴となっている。

今回、2種類のサンダルが新たに登場した。

奈良の伝統品“雪駄”がモチーフの「雪駄サンダル」


はきもの生産の伝統を受け継ぐ奈良県は、鼻緒や鼻緒の付いたはきものにおいては日本最大の生産量を誇っている。この“雪駄”をモチーフにしたのが「雪駄サンダル」だ。左右の区別なく作られる雪駄を、靴メーカーならではの考え方でアレンジしており、鼻緒の付け位置を親指側にずらし、内外の鼻緒の長さを僅かに変えることで、人の足の形に沿わせたサンダルに仕上げた。


制作に当たっては、雪駄の魅力を現代のユーザーに伝え、伝統的なはきものに新たな命を吹き込むことに力を注ぐ大和工房が協力。県内の鼻緒職人さんの手による栃木レザー製の鼻緒を使用している。

甲の曲線が平城山丘陵を思わせる「ならやまサンダル」


「ならやまサンダル」は、自然でしっとりした表情の革でつくったサンダル。甲のストラップでフィットを調整することができる。甲のなだらかな曲線が、奈良と京都の県境に横たわる平城山(ならやま)丘陵にも似ているので、「ならやまサンダル」と名付けられた。


レザーは、植物タンニンでなめして丘染めした後、手作業で何度も蝋を塗り込んで仕上げた「たつのハンドワックスレザー」。「KOTOKA」の依頼で開発され、兵庫県たつの市で仕上げられている。

日本の感性が感じられる「KOTOKA」のサンダルを身につけてみては。

奈良の靴HP:https://nara-shoes.jp/
KOTOKA公式Instagram:https://www.instagram.com/kotoka.official/?hl=ja
奈良発靴公式Instagram:https://www.instagram.com/narahakkutu/?hl=ja

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