糖質制限のために炭水化物を抜きすぎていませんか?

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糖質制限のために炭水化物を抜きすぎていませんか?

 バランスの良い食事が糖尿病や生活習慣病の予防に欠かせないのは 誰もが知るところですが・・・

現在、日本で糖尿病が強く疑われる人は1000万人。

その中でも40歳代の男性の約半数は未治療の状態です。

糖尿病の予備軍まで合わせるとさらに1000万人増えてしまいます。

この数字の多さは他人事ではないのですが、 忙しさに加えてまだどうにかなるという気持ちからか、予防や治療への行動に移せない人が多いのが現状です。

健康診断や生活習慣病検査の結果、血糖値が高めに出ても

「糖質を減らせばいいんだよね?」と ごはんや間食、お酒を控えるということしか考えなかったり・・・

高血糖でも自覚症状が少ないため、何もしていなかったり・・・

そんな糖質制限には「メリット」と「デメリット」があります!

【関連記事】間違った糖質制限ダイエットは危険??失敗しないために注意すべきこと

メリット

ダイエットに期待ができる!

摂取する糖質が減ることで今までよりも摂取カロリーが減りカロリー自体も抑えられます。

さらにインスリンは、余った糖質を脂肪へと変化させ体に溜め込もうとするのですが、このインスリンの分泌を抑えることができるため、脂肪が体につきにくくなります。

摂取量自体が少なくなると、体内の脂肪がエネルギーとして使用されやすくなるため、ダイエット効果に期待ができます。

デメリット

たんぱく質に偏ることで栄養も偏る!

人間が生きる上で欠かせないのが、「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」です。

糖質は炭水化物から食物繊維を除いたもの。

糖質制限となると、炭水化物の摂取を抑えることが多くなるため、他の2つで補う形となります。

そして脂質は多量の摂取が難しいため、たんぱく質に偏ることが多いです。

ここで要注意なのがたんぱく質の過剰摂取です!

糖質は、必要以上に摂取しても肝臓で蓄えたり、脂肪としてストックしておくことができます。

ところがたんぱく質は必要以上に摂取した場合蓄えることができず、肝臓と腎臓の働きによりアンモニアに分解されます。

有毒なアンモニアはのちに無毒の尿へ変えられ排出されます。

そのため、たんぱく質を摂り過ぎると、そうした働きを肝臓と腎臓が大量に行わなくてはなりません。

それに伴い、肝臓と腎臓が大きな負荷を受け、体に悪影響を及ぼします。

糖質制限することにより栄養が偏りがちになるため、しっかりと栄養があるものを少ないカロリーの中でも摂取していく必要があります。

意外な落とし穴にはまらないように、自分の体のことを知りながら糖質制限は行っていく必要がありそうですね。

生活習慣病検査では、13項目の検査をすることができ、Lifeeで過去の数値を比較していくことができるため、自分の健康状態を知り、その上で健康管理をしていくことが可能です。

自分の数値や平常値を知ることは、健康でいるためにとても大切なこと。

病気になってから治療する時代ではなく、病気になる前から予防していく時代となった今。

最先端の血液検査で、健康を手に入れましょう!

[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。


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