韓国・ソウル仁川空港で乗継だけで「韓国」を存分に楽しむには？

韓国のソウル、仁川国際空港は、日本からの乗り継ぎに便利な空港です。日本の地方空港からも仁川行きの便があり、東京（羽田、成田）を経由するよりも便利という人も、実は多くいます。

特に、成田は日本国内線で地方路線が少ないです。羽田からわざわざ1～2時間かけて成田に移動するのはけっこうツラいものがあります。

そんな仁川空港で、ターミナルの外を出なくても「韓国」が最大限に感じられる楽しみ方を紹介します。

まずは、出国エリアにある「スターバックス」です。仁川空港にはターミナル1、ターミナル2と2つのターミナルがあり、そのいずれにもスターバックスはあります。どちらも24時間営業です。韓国は日本と異なるドリンクメニューやフード、グッズなどがあります。よく「仁川乗り継ぎで韓国限定スタバグッズ買えますか？」と聞かれますが、もしここで販売していれば、買えます。ただ、空港の外のの店舗よりもやや少なめです。

下の写真は、ターミナル1の店舗。実は、ターミナル2の店舗のほうが大きくておすすめ。ターミナル間は乗り継ぎチケットがないと行き来できないのでご注意ください。

「ダンキンドーナツ」もおすすめ。実は日本に進出していません。厳密にいうと、日本の在米米軍の敷地内にのみ、店舗があります。しかし、米軍の敷地内は一般人が入ることができません。

ここのドーナツは、日本のミスタードーナツに味も商品も似ています。つまり、日本人に食べやすい味や大きさです。

「Angel-in-un Coffee」も、韓国ならではのカフェ。韓国にはそこらじゅうで見かけます。仁川空港の出国エリアにもあり、ドリンクやフード、グッズも若干販売されています。

店舗はターミナルの中央部分よりも遠い端の方にあるのでやや歩かないといけません。ただ、遠い分、この辺は空いているので、時間があればここでドリンクを買って外の景色を眺めながら休憩も良いものです。

韓国料理が味わえるフードコートもあります。ビビンバやプルコギなどを食べることができます。仁川乗り継ぎで本場の韓国料理を食べるのを楽しみにする人もけっこういます。フードコートなので価格も空港内にしてはリーズナブル。

持ち帰りでおすすめは、韓国の海苔巻き「キムパッ」です。1本3900ウォン（約400円）から。保安検査を終えたエリアなので、日本にそのまま持ち帰ることもできます。

コンビニエンスは、第2ターミナルのみ「セブンイレブン」があります。ここにはあらゆる韓国の商品が売られていて、お菓子やカップ麺などはまとめ買いに良いスポット。

ただ、第1ターミナルには、乗り継ぎエリアにはコンビニはありません。コンビニに行きたければ、いったん外に出る（韓国に入国する）必要があります。第1ターミナルだと、セブンイレブンのようなあれこれと手軽に買える店舗がないのもネック。

ほかに、韓流スターやK-POPのアイドルのパネルが置いてあったり、グッズが販売されていたりする店舗も。一時期の韓流ブームの時よりは減ったものの、いくらかは健在です。その他、韓国の歴史や文化を紹介するコーナー、韓国の歴史衣装を着た行列パレードも1日3回ほど行われていて、タイミングが良ければ見られるかも

仁川空港では日本語の案内やパンフレットも、今も健在です。乗り継ぎだけで体験する「韓国」も楽しいですよ！

(Written by AS)