「尻馬に乗る」とはどんな意味の言葉?その由来や類義語は?

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「尻馬に乗る」とはどんな意味の言葉?その由来や類義語は?

他人の意見や言動に対して分別なく便乗して軽はずみな行動を取ることをあらわす「尻馬に乗る」。
この「尻馬に乗る」は、自分の考えもなしに相手に同調してしまうことをあらわす際にも用いられます。

ここでは、この「尻馬に乗る」について、その意味や用い方、由来に類義語について見ていきましょう。

「尻馬に乗る」とは

 

まずは「尻馬に乗る」という言葉について、その意味や用い方を見ていきましょう。

「尻馬に乗る」の意味

「尻馬に乗る」とは無批判に他人の言動に便乗して軽はずみなことをすることを意味します。
分別もなく相手に同調して、自分の考えもなしに行動することをあらわすこともあります。

人の後について、調子に乗ってその行動や意見を真似をすること、ということになります。

「尻馬に乗る」の用い方・例文

「尻馬に乗る」は、多くの場合は物事ではなく人物を対象に使用する言葉です。

僕は、彼らの尻馬に乗り騒ぎ立ててしまったので、あの人には申し訳ないことをした。
という用い方をしたら、あることないことをいう人達に便乗して、誰かの悪い噂を流布したことを悔やんでいるといった状況が想定されます。

自分で裏を取るといった行動や頭を働かせて考察をすることもせず、多くの人や強い人の言動を鵜呑みにして「よろしくない行動」を取る際に用いられます。

「尻馬に乗る」の由来

 

では「尻馬に乗る」はどのようにして生まれた言葉なのでしょうか。

前を行く馬の姿から

「尻馬に乗る」は、他人が手綱を握る馬の後ろに乗ったり、前を行く馬について行くことから来た言葉です。
その様子から人任せにした状態を表す言葉として用いられるようになり、さらに転じてよく考えずに他人の言動に同調するという意味となりました。

「尻馬に乗る」の類義語

 

最後に「尻馬に乗る」の類義語も見ておきましょう。
類義語としては、「付和雷同」や「御先棒を担ぐ」「狗尾続貂」などがあげられます。

付和雷同

「付和雷同」とは、自分にしっかりした考えがなく、むやみに他人の意見に同調することをあらわす四字熟語です。

「付和」は自分の意見を持たず、すぐ他人の意見に賛成すること。
「雷同」は雷が鳴ると万物がそれに応じて響くように、むやみに他人の言動に同調することを現しています。

御先棒を担ぐとは

「御先棒を担ぐ」とは、軽々しく人の手先となってあれこれと働くことを意味します。

「御先棒」とは、2人で何かを担ぐ際、棒の前方を担ぐ者のことです。
そこから、人の手先となって行動するという意味合いで用いられるようになりました。

自分ではじっくり考えることなく、人の言動に付いていくという点では「尻馬に乗る」と共通した言葉ですね。

狗尾続貂

「狗尾続貂」とは、劣った者が優れた者の後に続くことの例えです。
他人がやり残した仕事を継いで行なうことを卑下した表現として用いられることもあります。

これらは古代中国に伝わる「晋書」-趙王倫伝にある故事に由来します。

趙王倫という人物が勢力を得た際、一族を高位高官にしてしまいました。
そのため、一気に高官となる人物が増えてしまったので、高官の冠に付ける貂(てん)の尻尾が足りなってしまうだろう。
そのため途中から変わりに犬の尻尾でもつけるようになるだろうと周囲から罵られたという話から来ています。

まとめ

「尻馬に乗る」は、相手の言動などに対して、特に深く考えることもなく同調してしまうことをあらわす言葉です。
特に自分で考えることもなく、周囲や他人に調子を合わせた行動や発言をすること対しも用いられます。
その際の言動は、いいものではなく、誰かを傷つけるものだったりすることがおおいので、ネガティブな意味合いで用いられる言葉となっています。

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