一番くじ「松本人志フィギュア」完売でメルカリ転売屋に批判
コンビニエンスストア等で購入できるくじ引き『一番くじ』。複数の賞が用意されていてハズレなし。くじ1枚の価格は700円前後。上位の賞が当たる確率は低いが、くじの枚数は70~80枚ほどなので、どうしても欲しい賞があれば「当たるまで引き続ける」「買い占める」などの荒業が可能。
尋常ではないほど高額な「一番くじ松本人志フィギュア」
そんな一番くじは毎回テーマが違い、新たに発売された『ガキの使いやあらへんで!』をテーマとした一番くじが物議を醸している。いちばん価値があるとされている松本人志の筋肉質すぎるフィギュアが『メルカリ』や『ヤフオク!』などで転売されており、その価格が尋常ではないほど高額なのである。
松本人志フィギュアの最高額は75000円
今回発売された『ガキの使いやあらへんで!』の一番くじは1枚が税込700円。くじの枚数は70枚といわれており、5枚引けば税込3500円、10枚で税込7000円、買い占めると税込49000円ということになる。『メルカリ』をチェックしてみると、現時点で松本人志フィギュアの最高額は75000円であり、買い占め価格より高額。
買い占めれば税込49000円で2個の松本人志フィギュア
松本人志フィギュアは一番くじ1セットにつき2個用意されている。買い占めれば税込49000円で2個の松本人志フィギュアが手に入ることになる。しかし、『メルカリ』では松本人志フィギュアの最高額は1体75000円であり、あまりにも高額すぎる(2体セットや約50000円ほどの出品もある)。
転売屋がくじを引かずして買い占めてしまう
どうしてそのような現象が起きているのかというと、そもそも、人気がある一番くじは「くじという性質が意味を成してない」。マニアや転売屋がくじを引かずして買い占めてしまうため、普通に買いに行っても完売していてくじを引けないというケースが多数あるのだ。
転売屋は「儲けるために欲しい」
特に問題視されているのが、転売屋の存在だ。買い占めには賛否両論あるものの、少なくともマニアは買い占めの原動力が「好きだから欲しい」なのに対し、転売屋は「儲けるために欲しい」というものであり、その点、強い批判の声が上がっているのである。
転売屋だと疑われても仕方ない状況
『ガキの使いやあらへんで!』の一番くじはまだ発売されたばかりであり、現時点で松本人志フィギュアを高額販売している人が転売屋だと疑われても仕方ない状況となっている。皆さんは、定価よりも高い金額を出し、転売屋だと推測されている人たちから「欲しいもの」を買いたいと思うだろうか。
さすがにイジられ過ぎやろ〜何かで当たるらしいよ pic.twitter.com/3bXqit7MnW— 松本人志 (@matsu_bouzu) July 4, 2022
※画像は『メルカリ』より
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)
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