『トップガン マーヴェリック』でトム・クルーズが着用したジャケットの台湾国旗が話題 「チャイナマネーは捨てたってこと」「他のハリウッド映画も見習うべき」
『トップガン マーヴェリック』で、トム・クルーズさん演じる“マーヴェリック”ことピート・ミッチェル海軍大佐が着用したジャケットに縫い付けられた、台湾(中華民国)国旗(青天白日満地紅旗)のパッチ(ワッペン)が話題となっています。
Top Gun (6/8) Movie CLIP – A Confidence Problem (1986) HD(YouTube)
https://youtu.be/o1nS19OOD-U?t=16
1986年の『トップガン』ではマーヴェリックのジャケットに台湾と日本の国旗が縫い付けられているのが確認できます。
Top Gun: Maverick – Official Trailer (2022) – Paramount Pictures(YouTube)
https://youtu.be/qSqVVswa420?t=75
2019年に公開された『トップガン マーヴェリック』の予告編では、マーヴェリックのジャケットに台湾と日本の国旗はありませんでした。
Taiwan flag spotted in #TopGunMaverick, premiers in Taiwan today https://t.co/hFzOE6q91U pic.twitter.com/SkVxugE4rk— Taiwan News (@TaiwanNews886) May 25, 2022
https://twitter.com/TaiwanNews886/status/1529391058807066624
ところが台湾の英語メディア『Taiwan News』によると、5月25日に台湾で劇場公開となった本編ではマーヴェリックのジャケットに台湾と日本の国旗が確認できたということです。
世界最大の映画市場である中国で劇場公開するため(=中国当局の検閲をパスするため)に、台湾(Taiwan)、チベット(Tibet)、天安門(Tiananmen)の3つの“T”に関する描写を避ける配慮をここ数年継続してきたハリウッド映画。
『トップガン マーヴェリック』がそうした配慮をやめたことに対し、世界中から様々な声があがっています。
・中国の検閲官を喜ばせるのはもうやめよう
・トムがハリウッドの流れも変えたな
・『ムーラン』みたいな映画は観たくないよ
・トム・クルーズはガッツの塊
・(配給元の)パラマウントは中国に逆らうほど勇気がある映画会社じゃないけど
・アメリカ海軍の最新技術が映ってる映画だからね
・チャイナマネーは捨てたってこと
・他のハリウッド映画も見習うべき
・これで中国での上映はまずないね
・パラマウントって『ソニック・ザ・ムービー』の配給元でもある。きっとファンの声を大切にする映画会社なんだろう
・トム・クルーズの愛国心ってことなのかな
記事執筆時点で、『トップガン マーヴェリック』の興行収入は5億4860万ドル(約716億円)です。現在、『トップガン マーヴェリック』が中国で劇場公開される予定はないということです。
※画像:YouTubeより引用
https://www.youtube.com/watch?v=qSqVVswa420
※ソース:
https://www.boxofficemojo.com/release/rl2500036097/
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-31/RCQDJ3T0AFB701
(執筆者: 6PAC)
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