ロボット×京都の伝統工芸。パーソナルモビリティ「RODEM」に漆塗りモデル登場
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株式会社テムザック(以下、テムザック)は、パーソナルモビリティ「RODEM」を開発・提供しています。
そして今年4月、京都の老舗漆企業である佐藤喜代松商店と共に制作した、「RODEM」の漆塗り特別モデルを発表。その特別モデルを、6月4日(土)~6月30日(木)の期間、ホテルグランヴィア京都の2階ロビーにて展示するようです。
ユニバーサルデザインの「RODEM」
「RODEM」は、後ろからスライドする形で乗れるユニバーサルデザインのパーソナルモビリティ。高さ調節が可能なシートもポイントです。
走行時にシートを高くすれば歩行者と同じ目線で会話ができるので、観光やカウンターでのやり取りもスムーズになるといいます。
移動は、ジョイスティックかスマートフォンの遠隔操作でコントロール。狭い場所でも旋回しやすい設計となっています。
車道走行・歩道走行の2モデル
黒のモデルはミニカーとして車道を走行可能(最高時速12キロ、運転免許必要)、朱色のモデルは電動車いすとして歩道を走行可能(最高時速6キロ・運転免許不要)です。
将来は、観光案内や多言語翻訳などのアプリを搭載し、シェアリングすることでラストワンマイルの移動や過疎地域の交通手段、観光地での移動に付加価値をつけるプロダクトとして展開したいといいます。
ロボット×伝統工芸を考えるテムザック
テムザックは、2000年に福岡で創業したロボットメーカー(現在の本社は京都)。京都・西陣での研究所開設をきっかけに、ロボットと京都の伝統工芸技術のコラボレーションを考えるようになり、京都市からの提案で佐藤喜代松商店との協業が始まったようです。
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(文・Higuchi)
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