【ライブレポート】佐々木亜実が笑顔で卒業 開歌-かいか-三周年記念ワンマン「皐月歌」

2019年の結成から三周年を記念したこの公演で佐々木亜実がグループを卒業。周年のお祝いと4人最後のライヴというメモリアルな時間を共有しようと、来場と配信で多くのファンがエールを送った。
ライヴは20分ほど遅れて開演。SEが流れ照明がつきはじめるとボタニカルでナチュラルな装飾が施された、まるで自然の中の額縁のようなステージにメンバーが登場し、今年2月にリリースされた初のフル・アルバム『折々』リード曲「だれかに会えるなら」からワンマンがスタートした。サビ部分のクラップが楽しい心温まる曲に続いて、「セミロング」「Magic Night」「さふらん」と新旧の人気曲で盛り上がっていく。ダンスするたびにふわっと空気を包む妖精のような衣装と、VJ・TONTONが創り出す魔法のような映像とエフェクトの美しさに見惚れていると、4人最後の新曲「ビューティフルデイズ」を披露。今日が4人最後のステージという現実に正面から向き合ったような気分にさせられた。
スタートから5曲続けて披露し、来場と視聴者に向けて挨拶を行った後「今日の装飾すごーい!」とはしゃぐメンバー。トークもそこそこに、南雲が「今日は最後まで楽しんでいきましょうー!」と呼びかけ、青木が「次の曲はめちゃめちゃ楽しい曲!」とテンポよくMCタイムを終えて、初挑戦のラップと歌のハーモニーが唯一無二な「Secret Summer」へ。アニメーションを使ったポップな歌詞VJにテンションがあがり、続く「星雲少女」では力強い歌声に未来への希望を感じ、「赤い靴」では夕暮れどきのもの悲しさを覚えるような空間演出でどんどん開歌-かいか-ワールドに引き込まれていく。続く「ゆびさきに向日葵」、ワンマン用にフォーメーションを変えて披露した「Blue Fantasia」、「サン・マナ・パーニャ!」ではステージが一瞬で南国テイストに変わり、観客と一緒にクラップを楽しんでMCへ。
ここまで11曲をパフォーマンスしてメンバーの顔にもかなりの汗が。「中盤になってきましたけど盛り上がってますかー?」と観客と熱量の高さを確認しあい、VJの素晴らしさについて盛り上がっている隣でステージにはアコースティック・ギターが登場。「アコースティック・ライヴ」と題し、デビュー時から開歌-かいか-のサウンド・プロデューサーを務めてきたタカハシヒョウリが登場。「佐々木がやめる前にやってもらいことがあって」と、タカハシの「歌の咲く島」デモver.のモノマネをお願いし、佐々木が恥ずかしがりながらも披露。佐々木的に出来がよくなかったようだが、タカハシの歌う癖を真似して歌う姿に見ている側にもなんとなく伝わった。その後、アコギver.で本日2度目の「ビューティフルデイズ」と、青木がタンパリンを担当した「くちびるにブリザード」の2曲をセッションした。青木がタンバリン担当になったのはリハ時の急な依頼だったそうで、緊張しながらも一度もミスなくこなし(本人談)、青木以外のメンバーと観客は一緒にクラップをして盛り上げた。
後半戦は和やかな雰囲気から一瞬で表情が変わり「かいかのMUSIC」から青木プロデュース曲「トランスフォーメイション」「ポプラ」と続き、渡邉陽プロデュース&作詞を担当した「はるかぜ」を初めてスタンドマイクで披露した。3回目のトークでは今日で卒業する佐々木から、「私はこの3人のことが本当に大好きだし、これからもずっと大好きです!」「ファンのみなさま、3年間短い間だったんですけど沢山の時間を共有できてとっても幸せでした!ファンのみなさまがいてくれたからこそ、ここまで頑張れることができました、私を見つけてくれてありがとうございました!私との思い出、絶対に忘れないでください!」「本日まで関わってくれたすべてのみなさま、本当にありがとうございました!みんなのこと、大好きです!そして、これからの開歌-かいか-も佐々木亜実のこともどうかよろしくおねがいします!」と、メンバー・家族・スタッフ・ファンへ感謝の手紙を涙を見せることなく、力強く読みあげた。
そして佐々木だけがステージに残り、2021年7月にリリースされたmiifuuのプロジェクト「夜のたゆたう feat.佐々木亜実」をフロアのオレンジ色のライトが染まる中歌唱。その後メンバーがステージに戻り、佐々木プロデュース曲「灯り」を揺れ動く感情を剥き出しにして歌い切り本編が終了した。
アンコールはデビュー曲 「歌の咲く島」。今日を迎えるまでに何度も披露してきた「始まりの曲」をいつも大事に歌う姿が印象的だった。4人のハーモニーを聴きながら、開歌-かいか-が築いてきた決して平坦ではない道のりを、これからも迷うことなく進んでいって欲しいと願った。
ここで今日の公演について佐々木以外の3人が1人ずつ感想を述べていった。
青木眞歩「この日を迎えるのが実感なくて、昨日やっとそわそわしはじめて、「明日で終わりなのか」って実感がわいて、今日で本当に終わりという感じがしないんですけど、リハが終わって本番あってみなさんの顔を見てすごく安心しました。私がアイドルを始めた時に、大きな会場の景色が綺麗だなと思っていたんですけど、こうして私たちのために沢山の人が集まってくれていることに幸せを感じます。憧れのペンライトですごく素敵な景色を見せていただきました。亜実とは5年以上一緒に活動してきてすごく寂しいし、不安なときもパフォーマンス力に刺激されてここまでやってきたので不安もあるんですけど、亜実から吸収したものを生かしていけたらいいなと思います。今日こうやってお越しくださったみなさん、関わってくださったスタッフのみなさん、家族や友達にすごく感謝しています!これから亜実とは別の道になりますけど、開歌-かいか-も亜実のことも応援していただけたらなと思います!」
南雲咲楽「まずはこうして3周年を迎えることができてすごく嬉しく思います。私は高校一年生でデビューして今大学一年生なんですけど、3年とは思えないほど濃い3年間を過ごさせていただいたなと思います。高校と開歌-かいか-の両立とか、みんなに支えられながら本当によかったと思います。今日で亜実が卒業するということで、亜実とは同じタイミングで事務所に入って一緒に研修生仲良くデビューできて。こうやって卒業してしまうのは悲しいし、寂しいし、この5年ほとんど毎日一緒にいたのに離れ離れになっちゃうのは寂しいんですけど、亜実の決めた道を応援していきたいなと思っています。開歌-かいか-も成長していけるようにみんなで頑張りたいと思います。今日はこんなにたくさんの人がきてくださって、ステージから顔をみることができて本当に嬉しく思います!3年間ありがとうございました。4年目もみんなで一緒に頑張っていけたらいいなと思っています!」
渡邉陽「無事、3周年記念ワンマンを開催できてすごく嬉しく思っています。また、開催にあたって携わってくださって、支えてくださった関係者のみなさま、本当にありがとうございます。この3年間、歌を通して沢山の方と出会ってきました。こうやって私たちの活動ができているのはいつもみなさんが応援してくださっているおかげです。何より辛い時とか苦しいときに寄り添ってくださったり、私たちの味方でいてくれるファンのみなさんは本当に心の支えになっていますし、すごく感謝しています。本当にありがとうございます。そして私はみなさんの声とかライヴを楽しんでいる姿とか笑顔が本当に大好きで、(涙が溢れてくる)ライヴのある週末を楽しみにして頑張っているので嬉しく思っています。そして、亜実。みなさんも亜実の歌声に支えられてきたと思うし、わたしも亜実の声が大好きです。亜実がいろんな面ですごい頑張ってきたことも見てきたし、いつも私の右隣は亜実でした。MCも亜実が隣にいてくれたから安心してできたし、これから亜実が右隣にいないと思ったらすごく寂しいです。でも、亜実と過ごした日々はかけがえのない宝物です。開歌-かいか- はこれからも続いていきます。みなさんとこれからももっともっといろんな景色を見ていきたいし、みなさんがこれからも開歌-かいか- を応援してきてよかったと思ってもらえるように、わたしたちもずっとずっと頑張っていくので、4年目も応援してくださったら嬉しいです。」
そして、今日のライヴを開催するにあたって携わった各担当スタッフの名前を4人がひとりずつ紹介し、「ありがとうございました!」と感謝を伝えた。
そして渡邉が「本当にこの曲でラストの曲になります、ラストは4人で思いを込めて歌います、聴いてください。」と紹介し、「燦然-さんぜん-」で4人最後のパフォーマンスを披露。4人が過ごした開歌-かいか-の3年間が集約した感動的なステージを無事に終え、最後に佐々木が観客に向かってお辞儀をしてステージを去り、「皐月歌」が終幕した。
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