壮大な自然と命の尊さを学べるオススメ作品4選「アースデイ」をきっかけに自分達の行動を考えよう

2022/04/22 11:00 藤本エリ

4月22日は毎年4月22日の地球のことを考えて行動する日「アースデイ」。5月4日には、「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨とする「みどりの日」がやってきます。新緑が美しく、自然あふれるこの季節に、壮大な世界を映し出す数々の作品を鑑賞するのはいかがでしょうか。

ディズニープラスならナショナルジオグラフィック作品はもちろん、地球の驚異や感動がおうちで体感できるコンテンツが盛りだくさん。4月22日より４本の新作、『ディズニーネイチャー／ホッキョクグマの子育てサバイバル』、『ディズニーネイチャー／メイキング映像～ホッキョクグマの子育てサバイバル～』、『エクスプローラー世界最後の秘境テプイ』、『ビッグ・リトル・ファームリターンズ』が配信スタート。

その中から特にオススメしたい『ディズニーネイチャー／ホッキョクグマの子育てサバイバル』と、他3作品、合計4作品をご紹介します！

『ディズニーネイチャー／ホッキョクグマの子育てサバイバル』

ディズニーネイチャーのドキュメンタリー映画『ディズニーネイチャー／ホッキョクグマの子育てサバイバル』の制作者たちが、北極から300マイル離れた場所で深遠な試練に立ち向かう様子を描いたドキュメンタリー作品。地球上で最も興味深い生物のひとつであるホッキョクグマを、困難を乗り越えて撮影した様子を克明に映し出す本作。

過酷な環境での子育ては予想以上の苦労の連続。エサの取り方、天敵からの逃れ方、自然の脅威…。大きく地上最大の肉食動物であるホッキョクグマにとっても「生きる」ことは大変なことなのです。白くてふわふわの子供ホッキョクグマに、一生懸命生きる知恵を教えていくお母さん。自分の体に乗せての泳ぎの練習など愛らしさにも感動してしまいます。動物園で見ることも多いホッキョクグマですが、野生で成長していくことの厳しさに想いを馳せてみるのはいかがでしょうか。

本作の監督、プロデューサーを務めるジェフ・ウィルソンは、「僕にとって最大の教訓は、僕たちが住んでいる世界は、自分たちもまだ理解していない方法でつながっているということだよ。僕たちが生活の中で行っている行動が、クマたちが住んでいるずっと北まで影響を及ぼすんだ。僕らにはそれがわかるんだ」と語っています。「だから、最大の教訓は、僕たち全員に責任があるということだよ。北極の温暖化と北極の（氷の）融解は、僕たちの行動の結果なんだ。それに気づいたとき、あなたは責任を感じると思う。クマの生息地の未来、そして僕たちの地球上のすべての自然の生息地の未来に対する大きな責任についてね」と続けるジェフ・ウィルソン。自分達の行動を考え直す大きなきっかけとなる作品です。

『ディズニーネイチャー／ボーン・イン・チャイナ – パンダ・ユキヒョウ・キンシコウ -』は、広大な中国の大地を舞台にしたドキュメンタリー作品。四川の竹林で戯れ、子育てに忙しいパンダの親子、高原地帯で生活し、子供を天敵から守り抜くユキヒョウ、そして、原始林の中で、家族と離れ一人で生きる道を選んだゴールデンモンキーが登場します。

『ディズニーネイチャー／ホッキョクグマの子育てサバイバル』と同じく、パンダのお母さん、ユキヒョウのお母さんが登場。我が子を慈しみながら、生きる術を教える姿に涙がこぼれます。群れから離れて暮らすゴールデンモンキーの姿にも驚かされるばかり。美しくも厳しい四季の移り変わりも目を見張ります。

『クジラと海洋生物の世界』はジェームズ・キャメロンと、水中写真家ブライアン・スケリーが世界24か所、3年におよぶ制作期間を費やしてクジラたちに密着し続けたドキュメンタリーシリーズ。シャチ、ザトウクジラ、ベルーガ、イッカク、マッコウクジラという5つの異なるクジラに密着し、クジラたちの秘密を次々と明らかにしていく。ナレ―ションはなんとシガーニー・ウィーバーが担当しています。壮大で美しい海の中に潜って、クジラやシャチなどの驚くべき行動を堪能して。