故アヴィーチー「ウェイク・ミー・アップ」の多言語ver.をアロー・ブラックが公開

故アヴィーチー「ウェイク・ミー・アップ」の多言語ver.をアロー・ブラックが公開

 故アヴィーチーことティム・バークリングが28歳で急逝し、世界に衝撃が走ってから早くも4年が経った。2022年4月20日の彼の命日に、盟友のアロー・ブラックが故人に敬意を表し、二人の大ヒット・コラボ曲「ウェイク・ミー・アップ」の多言語バージョンをYouTubeで公開した。

 ブラックは、自身の歌詞とボーカルで「ウェイク・ミー・アップ」を世界的なメガヒットに導き、アヴィーチーの代表曲の一つにした。そんな彼は、YouTubeに“Universal Language Mix”(ユニバーサル・ランゲージ・ミックス)と題された、スペイン語と標準中国語と英語で歌っているニュー・バージョンをアップし、「アヴィーチーの音楽は世界を感動させました。“ウェイク・ミー・アップ”の歌詞を書き、ボーカルを録音したことは、自分にとって人生が変わるほどの体験でした。今まで行った全ての場所で、それがどの国であれ、音楽好きな人やファンが英語で一緒に歌詞を歌ってくれます」と添えている。

 さらに彼は、「アヴィーチーに敬意を表し、Metaphysic.aiとRespeecher.comの協力を得て、とても特別なインターナショナル・バージョンである多言語の“ウェイク・ミー・アップ”を公開します」と続けている。Metaphysic.aiはWeb3のコンテンツ会社で、RespeecherはAIを応用し、特定の別人の声で人を喋らせることができる。

 米マイアミの【Ultra Music Festival 2013】で、ブーイングの中で初披露されたことでも有名な「ウェイク・ミー・アップ」は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で最高位4位を記録し、2013年のイヤーエンド・チャートでは13位を獲得した。この楽曲は、ザ・チェインスモーカーズの「クローサー feat. ホールジー」が27週で更新するまで、米ビルボードのEDMチャート“Hot Dance/Electronic Songs”で26週1位という最多記録を保持していた。

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