【徳島の旅】 200年生き続ける「サンゴ」と美しい熱帯魚を海中散歩! 竹ヶ島観光
四国に、サンゴと熱帯魚が海中で見られる、楽しめる場所がある。徳島県最南端にある島「竹ヶ島」だ。太平洋に面した周辺の海は、マリンスポーツのメッカでも知られる。
「海中観光船ブルーマリン」は、竹ヶ島を約40分で一巡するコース。「海洋自然博物館 マリンジャム」で受付した後、船に乗り込んで出発する。海風に吹かれながら島の景色をまずは楽しみつつ、同乗するガイドの解説を聞き、いざ船底の観覧スペースへ。
船底では、着席しながら、観覧窓から海中の様子を眺めることができる。特に、この海域で見られる「エダミドリイシ」の高被度群集は見事で、約200年生き続けるサンゴは日本最大級の規模と言われる。
サンゴの中を泳ぐさまざまな熱帯魚も見られ、まるで「海中散歩」するかのような体験ができて楽しい。わからない魚などがあれば、ガイドが詳しく教えてくれる。
おすすめの時期は、海の透明度が高い秋から冬にかけて。また、5月ごろにこの海域では珍しい「シロボシザメ」の卵が見られることも。台風一過後には、普段は見かけない熱帯魚が現れることもあるとのこと。
「海洋自然博物館 マリンジャム」には、「島のちいさな水族館」もあり、海中観光船ブルーマリンに乗船すると入場無料。
館内には、サンゴや熱帯魚などが展示され、1つ1つの解説もわかりやすい。乗船の前後で予習・復習にも最適だ。
竹ヶ島は、徳島県と高知県の県境に位置する周囲4kmほどの島。静かで穏やかな海域は、海中公園(現在の名称は、海域公園)に指定されている。近年、地球温暖化の影響でサンゴの白化現象などによって消滅危機にもある中、地元の漁協や大学などが共同でサンゴの保全活動に務めている。竹ヶ島でのシーカヤックやSUPなども観光客らに人気が高い。
海洋自然博物館マリンジャム
https://www.kaiyo-kankou.jp/index.php/marine-home
徳島県観光情報サイト 阿波ナビ
https://www.awanavi.jp/
(Written by A. Shikama)
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