『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』ダイアン インタビュー「反響の大きさ」「娘が花江夏樹さんの大ファン」
2021年4月よりテレビ東京にて放送されたTVアニメ「オッドタクシー」。 張り巡らされた伏線を回収した戦慄の最終回は放送後Twitterトレンドに入るなど、大きな話題を呼びました。 この度、TV版キャスト/スタッフが再結集し、新たな視点で描かれる 『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』が2022年4月1日より全国公開となります。
本作で、お笑いコンビ「ホモサピエンス」を演じたのが、「ダイアン」のお2人。柴垣をユースケさん、馬場を津田篤宏さんが担当しています。お2人に作品に出演しての反響や、好きなアニメについてなど、お話を伺いました!
――『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』楽しく拝見させていただきました!また新しい「ホモサピエンス」の声も聞くことが出来て嬉しかったです。映画化決定のお話を聞いた時はどう思われましたか?
津田:「オッドタクシー」はアニメがはじまって途中からどんどん話題になっていって。僕も「観てるよ」とか「面白いね」とかよく話しかけてもらっていたので、何か次の展開もあるのかなと期待していました。でも映画だとは驚きました。
ユースケ:純粋に嬉しかったですし、どんな映画になるんだろうって楽しみな気持ちでしたね。
――TVアニメはストーリーが進むごとに話題になっていきましたものね。芸人さんの中でも話題でしたか?
津田:サバンナの高橋さんとか感想話してくれましたね。あと、トレンディエンジェルの斎藤さんもすごく好きだったみたいで。(アニメに)出てるのはたかしだけなんですけど。アニメ「オッドタクシー」ってはじまった当初は皆さんはもちろん、僕らも全貌が分かってなかったと思うんですよね。だんだん「これはすごい作品だぞ」って分かっていったというか。
ユースケ:最初はこんな取材とかも無くて。ちっちゃい劇場でお客さん5.6人しかいない前でやらせてもらってて。
津田:急に何の話をしとんねん。
ユースケ:お客さんみんな缶ビール飲みながら、話もろくに聞いてくれないし、時々ヤジも飛んできて…。
津田:「オッドタクシー」って新世界の劇場の話ちゃうねん(笑)。
――(笑)。お2人の声が「ホモサピエンス」にピッタリだと話題になりましたよね。
津田:ありがたいです。収録がプレスコ(音声を先に収録し、映像を後からつける手法)だったので難しい部分もありました。自分では全然うまくできなかったかな、と不安に思う時もあって。「良かった」という声を見かけると嬉しいですね。
ユースケ:僕も事前にプランニングして監督や音響監督と話し合いながら演じたので、評価いただけることはありがたいですね。
津田:……お前“そのまんま”やったけどな(笑)。
ユースケ:本当に?俺の声だって分かった?
津田:ユースケのまんまやった。花江夏樹さんとかすごいやん。小戸川の声、花江さんと全然違って。声優さんって本当にすごいんだなと改めて感動しました。うちの娘が花江さんの大ファンなんで、アニメの中で共演出来てすごく喜んでて。お前、花江さんの代表作知ってる?
ユースケ:もちろん知ってるよ。『じゃりン子チエ』のテツ。
津田:それ西川のりお師匠や!
――のりおさんのテツも最高にお上手ですよね(笑)。お2人はホモサピエンス以外に好きなキャラクターはいますか?
津田:たくさんいますけど、ヤノさん好きですね。ラッパーのMETEORさんが声を担当していて、それもすごく「オッドタクシー」っぽいなと思って。
ユースケ:僕はやっぱり小戸川ですかね。喧嘩っ早いけど、人情にアツい部分もあって…。
津田:それ、『じゃりン子チエ』のテツやろ(笑)。
ユースケ:でも本当、小戸川は主人公でありながら一番謎が多くて、それが最後に回収されていくところが面白いですし、キャラクターが好きです。
――お2人は普段からよくアニメをご覧になりますか?好きな作品を教えてください。
津田:『あさりちゃん』。
ユースケ:『小公女セーラ』。
津田:女の子がよく観てたやつや。
ユースケ:あと『ロミオの青い空』も好きです。
津田:「世界名作劇場」好きなんやな。
――懐かしいです(笑)。またアニメの声優に挑戦してみたいですか?
津田:もちろんです!チャンスがあれば挑戦させていただきたいですし、声優さんのすごさを改めて知れたので、もっと勉強してやりたいですね。
ユースケ:今回はお笑いコンビ役という自分と似ている状況のキャラクターだったので、今度は全然違う役にも挑戦してみたいです。壮大なファンタジー作品とか。空から女の子が降ってくる様な…。ダイアンの2人でやってみたいですね。
津田:男女キャラクターを、俺たち2人でやるんや(笑)。いろんな人に怒られるで!
――「オッドタクシー」の2期、3期もあったらいいな〜なんて、いちファンとして期待しております。今日は楽しいお話をどうもありがとうございました!
撮影:オサダコウジ
(C)P.I.C.S./映画小戸川交通パートナーズ
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