ファッション性にも注目! 春からの新生活を豊かにする必携スマートリング4選
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テクノロジーの発展に伴って急速に普及してきたウエアラブル端末。今や電子決済に音声操作、ひいてはジェスチャーコントロールや身体データの計測まで可能になっています。
そんなウエアラブルのなかでも「自然かつ合理的に」使えるとして注目を集めているのが、スマートリングと呼ばれる指輪型の端末です。
今回は、生活にスマートリングを導入するメリットに加えて、新生活を迎えるにあたっておすすめの機種を4つ紹介します。
決済システムの変化とともに登場したスマートリング
ウエアラブルとは身体に着用できるデバイス全般の総称で、腕時計型のスマートウォッチや眼鏡型のスマートグラスなど、さまざまなジャンルが含まれています。
スマートリングもその一つで、メーカー毎に特色はあるものの機能や用途の多くはスマートウォッチと共通するのが特徴です。
そもそもスマートウォッチの普及は、決済システムの変化と深く関係していると言われています。
当時は顔認証や生体埋め込み式のマイクロチップなど、従来の物理カードに代わる新たな決済方法が模索されていました。最先端のテクノロジーにはつきものな「心理的抵抗」を解きほぐすために、ファッションという視点が重要だったのです。
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違和感なく着用できるファッション性も魅力
スマートウォッチは決済システムを腕時計という身近な装飾品に落とし込むことで、大きな需要を生み出しました。この文脈において、スマートリングはファッション性に優れ、より違和感なく着用できるテクノロジーとして注目されているわけです。
実用面でのメリットは、決済の度にわざわざ財布やスマホを出す必要がないこと、スマートウォッチに比べて充電の頻度が少ないこと(なかには充電不要のモデルも!)などが挙げられます。
さらに、昨今はヘルスケアの分野でも注目されるようになりました。たとえば「Oura Ring」は心拍数、呼吸数や活動・睡眠レベルを測定できるヘルストラッカーの代表格ですが、1回の充電で最大1週間使用できるバッテリーを備え、多くのスマートウォッチを凌駕しています。
新生活におすすめの4機種
キャッシュレス決済にドアの解錠まで:EVERING
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プリペイド式ゆえにチャージが必要ですが、専用アプリにクレジットカードを登録すれば、オートチャージやワンタップでチャージの設定ができるなど、管理のしやすさが魅力。盗難・紛失時の利用停止や再開もアプリ上で操作できます。
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さらに、3月15日から「bitlock MINI」「bitreader+」との連携が可能に。対応するスマートロックにEVERINGをかざすだけで、鍵の解錠ができるようになりました。
ヘルストラッカーの代名詞:Oura Ring(第3世代)
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フィンランド発のOuraは展開当初から睡眠のモニタリングに注力しており、睡眠の時間や質の分析からユーザーごとに適した健康管理を提案してきました。
最新モデル(第3世代)は搭載するセンサーの数が増えており、体温や心拍、アクティビティデータなどの高度な分析ができます。
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ただし、Ouraは第3世代の発売に合わせて一部の機能(個人に最適化されたアドバイスやガイド用動画の視聴など)にサブスクリプションを導入しているため、購入の際は注意しましょう。
骨伝導で通話!?音声コントロールも充実:ORII
香港発のスマートリング「ORII」は、音声による操作やメッセージの送受信に対応するユニークな製品。スマートフォンとペアリングすることでSiriやGoogleアシスタントと連携します。
さらに、ORIIをはめた指を耳骨にあてることで、通話相手やAIアシスタントの声を聞くことができます。これは骨伝導によるもので、周囲に音漏れすることなく、騒がしい場所でもクリアに聞こえるのが特徴です。
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防水・防じん規格IPX7を満たしており、普段使いも安心です。
日本発のスマートリング:SOXAI Ring
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光学センサー、温度センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、BLE通信機能、そしてNFC(近距離無線通信)によるワイヤレス充電機能などを搭載しています。
独自のアルゴリズムにより、5つの生体データ(心拍数・血中酸素レベル・体表面温度・アクティビティ・血管健康指数)を記録。睡眠の質やストレスレベル、生活習慣に関連するリスクなどいくつかの指標を算出します。
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プロジェクトは5月29日まで実施していますが、応援購入が殺到し入手しづらい状況が続いています。今後の製品化に期待が高まる一台です。
(文・九条ハル)
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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