ウシジマくんインスパイアっぽい二郎系ラーメン「ブタジマくん」チョー激ウマ!
人気漫画『ウシジマくん』をインスパイアしたかのような、ラーメン屋『ブタジマくん』(東京都文京区本郷2-26-1)。いつもはカリスマ的人気ラーメン屋『麺屋鈴春』として営業している店舗だが、毎週金曜日のみ『ブタジマくん』として営業する。
金曜日の『ブタジマくん』はパワフル
いつもは繊細で奥深いダシが楽しめる上品なラーメンを堪能できるが、金曜日の『ブタジマくん』はパワフルなラーメン二郎インスパイア系。オープン前から多くの人たちが行列を作り、本家ラーメン二郎にも負けない山のようなラーメンを食べる。
「ニンニク」「モヤシ」「ショウガ」の有無
店内に入り、まずは食券を券売機で買って案内された席に座る。ラーメン二郎とは違い、着席時に店員さんから「ニンニク」「モヤシ」「ショウガ」の有無と量を聞かれる。今回はミニラーメンにチャーシュー2枚追加、全部マシマシ、ショウガありでオーダー。おまけで黒烏龍茶も購入。
黒烏龍茶が氷入りコップとともに出される
調味料は多数用意されていて、「かえし」(ラーメンのスープを濃くできるタレ)もあるのが嬉しいかぎり。ラーメンより先に黒烏龍茶が氷入りコップとともに出され、それを飲みながら完成を待つ。
ミニラーメンがミニラーメンではなくデカ盛りラーメン
目の前にやってきた『ブタジマくん』のラーメン。確かミニラーメンをオーダーしたはずだが……! ミニラーメンは麺量が150グラム(もちろん茹でると増える)で少なめなのだが、モヤシをマシマシにしたこともあり、ミニラーメンがミニラーメンではなくデカ盛りラーメンになっていた。
大量に食べても飽きない『ブタジマくん』
だがこれがイイ! これぞ筆者的には黄金比率。ラーメン二郎も『ブタジマくん』もスープが魅力。大量のモヤシにスープをかけながら食べれば、食物繊維が摂れるうえに濃厚スープの旨味も堪能できる。モヤシがジューシーでしつこくないので大量に食べても飽きない。
ちなみにマシやマシマシよりも大量なマシマシマシやマシマシマシマシも可能らしいので、最後までおいしく食べられる自信がある人はオーダーするのもアリかもしれない。
ウシジマくんもビックリの超超濃厚ギガトンパンチ級
絶句するほど大量のニンニクとショウガをスープに溶かし、エネルギッシュでパワフルなスープにクラスチェンジ。スープの印象としてはデフォルトで「超濃厚あっさりスープ」。そこにニンニクショウガを大量に流し込むことで「ウシジマくんもビックリの超超濃厚ギガトンパンチ級」になると感じた。
ニンニクが弾けるたびフレッシュなニンニクテイスト
刻まれたニンニクが麺にからみ、ニンニクの冴えたスパイス感を味覚に伝えつつ、「ガリガリ! コリコリ!」とした砕ける食感も楽しませてくれる。ニンニクが弾けるたび、フレッシュなニンニクテイストが広がるのもたまらなく良き。そこにダメ押しできざみタマネギ。完璧。
『ブタジマくん』はチャーシューも絶品
長い間スープに浸っていてもコシを保ち続ける麺も高く評価したい。弾力とコシ、食べて砕けば「ギュン♪」と広がる旨味。ほかのラーメン二郎インスパイア店では体験できない『ブタジマくん』だけのものと感じた。
チャーシューも絶品で、赤身と脂身のバランスバツグン。塩気もちょうど良く、しっょばくないし、物足りなさも皆無。さすが店名が『ブタジマくん』なだけはある。素晴らしい。
いま現在は金曜日限定
あまりにも完成度が高すぎる『ブタジマくん』のラーメン。いま現在は金曜日限定だが、これならば別店舗で毎日『ブタジマくん』を営業しても良いのではないだろうか。無責任なことは言えないが、毎日営業でもきっと人気を保ち続けるラーメン屋になるはずだ。『トリジマくん』『ウオジマくん』の誕生にも期待である。
店名: 麺屋鈴春
住所: 東京都文京区本郷2-26-1
備考: 金曜日は『ブタジマくん』として営業
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)
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