矢野阪神 サトテル4番争いより気になる「あの強化ポイント」の行方とは

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矢野阪神 サトテル4番争いより気になる「あの強化ポイント」の行方とは

 どう課題を克服するのか。11日に行われる日本ハムとの練習試合(名護)では阪神・大山が4番に入る予定。8日に行われた同カードでは佐藤輝が4番に入り適時打をマーク。3番に入った大山は1発を放っていた。し烈さを増すチームの4番争いに関して、矢野監督は「競争してもらえれば」と2人の競争意識が高まり、チーム力の底上げにつながることを期待する。

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 一方で、チームで長年の課題となっている守備に関しては不安な状況が露呈している。

 10日に行われた走者を置いたケースノックで内外野ともに悪送球や捕球ミスが続出。鉄壁のレギュラー、中堅・近本が平凡なフライを落球すれば、右翼の守備についた佐藤輝は三塁や本塁へ悪送球など凡ミスが続出。中堅からホームへの中継プレーもままならない、若虎の姿に球場を訪れたファンの間からも失笑やため息が漏れたほど。

 これにはシートノック終了後に急きょ、約10分間の「反省会」が行われた。ノッカーを務めた筒井外野守備走塁兼分析担当コーチは「どういう思いでプレーしたのか、どういうところを直していかなきゃいけないのか、全員ですり合わせました。」とコメント。

 チームにとっても4年連続12球団最多失速の不名誉な記録継続は何としても避けたいところだ。失策を減らすことが目指す優勝に欠かせないピースともいえる。昨年も大事なCSで主軸に致命的なミスが連発したとあって、「とにかく練習するしかない」と球界OB間からも基本徹底の声が叫ばれている。

 さらにチームに危機感を募らせるのは、「昨季遊撃を守った中野が下半身不良で出遅れています。このまま開幕も間に合わないようだと、現在使われている選手たちが穴を埋めることになります」(放送関係者)

 コロナ感染で出遅れている二塁手糸原の問題もあり、この間に二遊間のポジションを奪う気概を首脳陣も若虎に求めているが、大事な守備でほころびを見せている。土のグラウンドを主戦場とし、投手陣にはゴロを打たせるピッチャーが多い阪神ではより守備に気を配らなくてはいけないとあって、長年の課題にチームはどう対応していくのか。まだまだ光は見えてこない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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