「世界の地下鉄 15選」巨大なアートギャラリー風から核シェルターまで“個性派”駅が盛りだくさん
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サブウェイ、チューブ、アンダーグラウンドなど、さまざまな呼称で親しまれている地下鉄は、実際に乗ってみると雰囲気も都市ごとにかなり異なり、意外な発見があるもの。旅行の口コミサイト「トリップアドバイザー」は、「死ぬまでに訪れてみたい 世界の地下鉄 15選」を発表した。今回は、その中から特に個性的な地下鉄にフォーカスを当ててご紹介。
・ソルナ・セントラム駅/ストックホルム(スウェーデン)
とにかくぱっと目を引くのが、スウェーデンの「ソルナ・セントラム駅」。全長110kmに及ぶ“世界一長いアートギャラリー”とも称されているこの地下鉄駅は、岩盤を掘ってつくられたものが多く、まるでSF作品のよう。異世界に迷いこんだような雰囲気に、思わず自分が地下鉄にいるのを忘れてしまいそうだ。
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・ハイランド駅 /ロサンゼルス(アメリカ)
アメリカ・ロサンゼルスの「ハイランド駅」は、洗練されたクールなデザイン。ハリウッドに位置するこの駅は、アカデミー賞の授与式がおこなわれるドルビー・シアターの近くだけあって、セレブ感すら感じさせる。
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・上海外灘観光隧道/上海(中国)
地下鉄自体がアミューズメント施設のようになっているのは、中国・上海の「上海外灘観光隧道」。黄浦江を隔てて両岸に広がる浦東と外灘を結ぶ、全長約650mの海底トンネル内は、イルミネーションで演出され幻想的。わずか5分ほどで40元(約640円)という運賃は高過ぎる気もするが、世界でも数少ない“車窓を楽しむ”地下鉄になっており、一度は乗ってみたいものだ。
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・コムソモーリスカヤ駅/モスクワ(ロシア)
ロシア・モスクワの「コムソモーリスカヤ駅」は、まるで宮殿のような優雅さ。贅を尽くした装飾は、暗い地下鉄を華やいだ雰囲気に変えてくれている。旧式の車両も見ることができ、ノスタルジックな旅を楽しむことができそうだ。
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・復興駅/平壌(北朝鮮)
平壌には2路線の地下鉄があり、各駅は、革命を描いた壁画やシャンデリアで飾られ豪華な雰囲気。核シェルターを兼ねているため、地下100mを超える駅も多いとか。
そのほかの地下鉄は以下の通り。トリップアドバイザーの特集ページ(http://www.tripadvisor.jp/TripNews-a_ctr.Subway)では、旅の口コミとともにランキングを見ることができるので、そちらも是非チェックしてみてほしい。
・ベイカー・ストリート駅/ロンドン(イギリス)
・グランド・セントラル・ターミナル/ニューヨーク(アメリカ)
・トレド駅/ナポリ(イタリア)
・チャンベリ駅/マドリッド(スペイン)
・アベス駅/パリ(フランス)
・アクロポリ駅/アテネ(ギリシャ)
・ハーリド・イブン・アル・ワリード駅/ドバイ(アラブ首長国連邦)
・ウニベルシダ・デ・チリ駅/サンティアゴ(チリ)
・マルビーク駅/ブリュッセル(ベルギー)
・美麗島駅/高雄(台湾)
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