S4が一番緊張していた!?「映画演劇 サクセス荘」95分一発撮りの裏話満載!わちゃわちゃにぎやか舞台挨拶レポ

2.5次元舞台などで活躍中の俳優たちによる“本番一発勝負”の【テレビ演劇】の映画化「映画演劇 サクセス荘 ~侵略者Sと西荻窪の奇跡~」のメインキャストが登壇した舞台挨拶が1月3日に行われました。

2019年7月にテレビ東京ほかにて放送した、2.5次元舞台などで活躍中の俳優による新感覚ドラマ「テレビ演劇 サクセス荘」。 2.5次元舞台のパイオニア、ネルケプランニングと「おっさんずラブ」で注目を浴びた超人気脚本家、徳尾浩司氏がタッグを組み、“本番一発勝負”の【テレビ演劇】という、いままでにない新しいドラマを生み出し待望の映画化が決定。ドラマ全3期までのキャスト総出演、さらに豪華ゲストを迎え昨年12月31日(金)にイオンシネマほか全国で公開となりました。

映画の公開を記念し、メインキャストから、和田雅成さん、髙木俊さん、spiさん、有澤樟太郎さん、荒牧慶彦さん、定本楓馬さん、玉城裕規さん、寺山武志さん、唐橋充さん(劇中部屋番号順)の総勢9名の豪華キャスト陣が勢揃いした舞台挨拶が実施されました。

【「映画演劇 サクセス荘 ~侵略者Sと西荻窪の奇跡~」舞台挨拶概要】
日 時 : 2022 年 1 月 3 日(月) 16:00~16:30 ※上映前舞台挨拶、観客を入れてのイベント
場 所 : イオンシネマ板橋(東京都板橋区徳丸 2-6-1 イオン板橋ショッピングセンター5F)
登壇者: 和田雅成、髙木俊、spi、有澤樟太郎、荒牧慶彦、定本楓馬、玉城裕規、寺山武志、唐橋充(劇中部屋番号順)
進行:矢内アナウンサー

一言ずつご挨拶
■和田雅成(ゴーちゃん役)
ゴーちゃん役の和田雅成です。よろしくお願いします。

■髙木俊(ユッキー役)
ユッキー役の髙木俊です。よろしくお願いします。

■spi(虎次郎役)
虎次郎役のspiです。よろしくお願いします。

■有澤樟太郎(アンテナ役)
アンテナ役の有澤樟太郎です。よろしくお願いします。

■荒牧慶彦(サー役)
サー役の荒牧慶彦です。ごきげんよう。

■定本楓馬(チャップ役)
チャップ役の定本楓馬です、よろしくお願いします。

■玉城裕規(ムーさん役)
ムーさん役の玉城裕規です。よろしくお願いします。

■寺山武志(ヒッピ役)
いつも誰かのストライク、ヒッピ役の寺山武志です。よろしくお願いします。

■唐橋充(百鬼役)
百鬼役の唐橋です。本年もよろしくお願いいたします。

――宣伝隊長の寺山さん、お客様を目の前にして今のお気持ちいかがですか?

寺山:とうとうこの日が来たかという気持ちでいっぱいなんですけど、この日までに僕色々宣伝活動やらせていただいたんですよ。イオンモール川口でダスターを持ちながらテーブルの上を拭いたり、レジをしながらマダムの籠にチラシを入れる作業とかもやりまして、ついこの間の大晦日は池袋シネマ・ロサさんで一日館長ということで入ってくるお客様に「いらっしゃいませ、ありがとうございます」って言ってたんですけど、半分くらいの方が僕をスルーしていきました。

一同:苦笑い

寺山:さっきみたいに笑って皆!/一同爆笑

荒牧:この話を楽屋でしてくれたんですけど、さっき大爆笑とっちゃったから二度目なんですよこの話(笑)。ダスターで拭いたりとかは他の方には気付かれなかったんですか?

寺山:全く気付かれなくて(笑)。サクセス荘を全く知らない方にも宣伝をしようというコンセプトのもと、女子高生にチラシを配ったり、キッズに「夢はなんだい?」って聞いてみたり……。

荒牧:ちなみにそのキッズの夢は?

寺山:僕には黙ってたんですけど、後でスタッフさんに「野球です」って言ってたみたいです。

一同:可愛い! かっこいい!

荒牧:言うの恥ずかしかったんですかね。

寺山:そうみたいだね。色々やらせていただいてついにこの日が来たって嬉しさでいっぱいです。

矢内:やっていて手ごたえはありましたか?宣伝隊長として。

寺山:手ごたえですか?えーゼロに近かったですね。

髙木:いやいやいやいや(笑)。/一同爆笑

寺山:全力でやったんで、その姿がサクセス荘じゃないですか。全力でやらせていただきました。

一同:宣伝ありがとうございます! お疲れ様です!

矢内:宣伝隊長のおかげもあって、こうして公開も無事迎えられております。

――「映画演劇 サクセス荘」は95分一発撮りの前代未聞の映画となっています。皆さん、どのようにして映画化のことは知ったのですか?

荒牧:これはね、まーしー(和田)ね、あれだよね?

和田:あれですよ。完全にあの、パンパカパーンですよ。

矢内:くす玉が。

和田:くす玉がほんとに、出んかった。

一同:ハハハ!

和田:パンパカパーンて。あれがもう、本当に初知り。皆さんあの映像とか知ってんのかな? あれ見てないのかな?

寺山:あれちょくちょく流れてたよね。3期のクランクアップの時のね。

和田:皆さんちょっと集まってくださいと言われて、サクセス荘のセットでくす玉を割って、「サクセス荘映画化」。「え、マジで?」って。俺とチャップが一番びっくりしたよね多分。

定本:いやびっくりしましたよあの時。

和田:ね、楓馬ね。俺らがね、あれいつだっけ?2期?1期?

定本:1期です。

和田:1期かあれ。

定本:1期です。

和田:なんかサクセス荘映画化します、みたいなので。無茶ブリされてるやつだよね。まさか。あれ俺らのおかげだぜこれ、よかったな、出れて。

定本:ほんと、皆さん感謝してくださいね~。

一同:(笑)

寺山&玉城:ありがとうございます。

髙木:ガチでみんな知らなかったの?

和田:まじで知らなかったですね。

髙木:2期の発表あったじゃないですか。2期の時は、俺なんか、事前に……僕がたぶん事務所に所属してなくてフリーだからなんか「2期やります~」ってさらっと連絡来てたわけ。「あーそうなんだ」と思って。でなんか撮影行ったときに「まだ誰にも言ってないっす」みたいな。

和田:へー。

髙木:でなんか、発表「やります」ってなった時「うえぇ~」って言って。嘘ついたんだけど。

和田:ハハハ!/一同爆笑

髙木:今回の映画化は、新鮮なリアクションができました。

矢内:発表時にこちらの皆さんはいらっしゃったということですが、玉城さんはいかがでしたか?

玉城:え、でも僕、最終的に映画まで広げられたらとても幸せだなと思っていたので、その演劇じゃないですか。それを舞台でやるというよりも映画化というのが、広がりを感じていたので、叶って本当に幸せでした。涙涙涙でしたよ。

和田:あいつ嘘つきだよ(笑)。

矢内:有澤さんはいかがでしたか? 映画化が発表されたときには。

有澤:そうですね、僕もたぶん映像残ってると思うんですけど、誰よりもはしゃいでいた自信があって、映画化ですよ?だって。本当に……このサクセス荘の映画で、スクリーンデビューした人もいるわけじゃないですか?……います……?

和田:調べてからしゃべれよ(笑)!

荒牧:確認しとけよ(笑)!/一同爆笑
荒牧:ここで確認すんな(笑)!

髙木:知ってるから言ったんじゃないんだ(笑)。

有澤:だからなんかひとつ、映画化、映画に出るみたいな夢もみんなサクセスできたのかなと思って。次何しますかね? だって映画やっちゃったらもう。

唐橋:そうだね、やることないからね。上空でやるとか。

和田:見に来る方が大変だわ!

唐橋:演劇という枠の中で、やってらっしゃると思うんですけど皆さん。なんだろうね水中?

有澤:今後のこと考えちゃいますよね。映画化したら次何するんだろうみたいな。

矢内:spiさんはいかがですか?映画化が決まった時には。

spi:本当のサプライズだったので、何も知らされてない中「え、まじでぇ!!」みたいな。ずっと「まじで!!まじで!!」でしたね

寺山:まじでタイムだったんだね。

spi:え、マジでぇ!!!って。

和田:もういいよ(笑)!!

spi:本当に、そういう感じでした。

――ドラマでの一発本番って大変だとは思うんですけど、映画となるとそれよりも3倍くらいの時間だと思いますが、不安はなかったですか?

和田:これが意外となくて、3期までやってたので安心感があるというか、最悪飛ぼうが噛もうが何しようがなんとかなるし、そこの安心感が3期を経たことによってあったんで、思ったより大丈夫でしたね。

髙木:今言ったみたいにテレビ版やってきらからこそ出来たっていうのもすごいあるし、映画の一本のストーリーがしっかりしていたので、ストーリーに乗っかれる分、変に「セリフなんだっけ」とかには全然ならなくて、すんなり気持ちでお芝居できたっていうのがあったのでやっていてすごい楽しかった。

――逆に映画の長さが不安に思ったという方はいますか?

荒牧:みんな一回はあるんじゃないですか?

和田:一回ね。

髙木:不安には思ったよね。

荒牧:90分以上でしょっていうものがよぎって、まさか一本撮りじゃないよね?って話にはなりましたもん。さすがにカットどこかに入れるよねって言ってたらカットしなかったんですよね。

玉城:ただ、本番前のみんなの空気感がドラマと違って、ドラマの場合は(セリフや動きを)合わせたり自主的にやってたんですけど、(映画の)本番前にはなく、なんなら皆が落ち着いてるのを見て逆に安心を。

荒牧:合わせたかったんですよ! だけど合わせるのも90分かかるから、合わせられなかった。

玉城:皆いないと出来ないしね。

有澤:S4の方が緊張感ありましたよね。

荒牧:S4めっちゃ緊張してたよ。

spi:真っ青だったよ顔。

玉城:(佐藤)流司普通に楽屋きて普通の話しとったよ。/一同爆笑

寺山:余裕だ(笑)。

和田:北園涼くんは緊張しすぎて足が細くなった(笑)。/一同爆笑

――S4(佐藤流司、北園涼、橋本祥平、北村諒)では誰が特に緊張していたんですか?

和田&荒牧:橋本祥平ですね(笑)。

荒牧:あいつ結構緊張しいなんですよ。

寺山:でもスタッフさん一番褒めてたよ。橋本くんが空間の使い方が一番うまいですって僕の目の前で褒めてました(笑)。/一同爆笑

寺山:ずっとやってた僕は?って思ったんですけど(笑)。動きとか皆さん注目ポイントなんで是非見てほしい。

荒牧:サクセス荘ならではだよね、空間の使い方って。何十台もカメラがある中でその人を抜きたいんだろうなって時にあんまり近くにいると邪魔になっちゃうから、ちょっと避けたりするみたいな。

和田:寺さんダメ出しされてますよ。

寺山:すみませんありがとうございます(笑)。1期からやり直します(笑)。

荒牧:いやいや寺さんのダメ出しじゃないですよ(笑)。/一同爆笑

――今回予告映像にもあるように、ゴーちゃんとサーの対決が大きな見所です。和田さん、荒牧さん、殺陣も当日合わせて、本番に臨んだと伺ったのですが本当ですか?

和田:本当の剣でやったのは当日ですね。

荒牧:めちゃくちゃ緊張しましたよ。殺陣に関しては手を忘れないとかそういうものよりも、相手を傷付けないかがすごい大事でもあるので、もしまーしー(和田)の顔にでも傷付けたらやばいことになるなと思ってました。

和田:いやそれは俺の方が怖いよ。だってあなたあれなんだから。

荒牧:え?なんやねん。

和田:フォロワーすごいんだから。

荒牧:いやいやいや(笑)。

髙木:フォロワーの数関係してくるの(笑)?/一同爆笑

荒牧:ありがたいことに(和田さんと)別現場が一緒だったんですよ。なので殺陣動画を事前に殺陣師さんたちが撮ってくださって僕らに資料として送ってくださって、その動画を別現場で見ながら剣はないですけど空中で合わせられたのがよかったよね。

和田:ね! 少し慣れたっていう感じですかね。

――実際殺陣のシーンをやってみて和田さんはいかがでしたか?

和田:もう最終的にお互い飛んだら飛んだだし、その時の感じでやろみたいのがあったので、それがスクリーンにのっていると思います。

唐橋:ねえ、なんであんなに音にピッタリ合わせられたの? spiさん歌ってらっしゃるでしょう。spiさんも合わせたの? なんでピタッと合うの?

和田:spiさんがブレないでいてくれたっていうのがまず大きくて、やっぱ歌のことも「僕らここちょっと遅れて聞こえるので、spiさんのほうに」みたいなお願いもしたりしましたもんね。

spi:?

和田:あれそうだったっけ?じゃないんですよ(笑)。

spi:そうでしたっけ?

和田:てめぇ(笑)。/一同爆笑

――周りの方も殺陣のシーンご覧になっていかがでしたか?

髙木:本当にびっくりしましたね。ここは一発じゃなくてもいいんじゃないの?っていうくらい本当に難しいことやっていたんで素晴らしいなと思いました。

有澤:今までテレビシリーズで時代劇とか色んなことに挑戦してきましたけど、あのシーンに関しては「ほんまこれサクセス荘か!?」って思いながら本当に見て、それくらい息を飲むシーンでした。その後のね、ゴーちゃんとサーのリアクションを見てほしいですね、戦い中はもちろんなんですけど、その後ですね……。

唐橋:わかるよ(笑)。上映前だから言えないよね(笑)。

――予告映像を見ると、ムーさんの占いが今回の話のキーとなるようですが玉城さん、台本をもらった時いかがでしたか?

玉城:「死んでも嚙まん」と思ってました。さすがに「サクセス荘」と言えどもここで噛んだら話が進まなくなるからそこだけは本当に命を掛けました。

矢内:緊張感があったシーンなんですね。

玉城:そうですね、でも周りの空気感というか、アンテナとかも居て頼れたので、とてもよかったです。思いっきりできました。

寺山:「死んでも噛まない」で思い出したけど、マッキー(荒牧)のとあるシーン、「死んでも噛まない」がすごく出てるところあったよね(笑)。

荒牧:リハで噛んだので、めちゃくちゃ置きに行く台詞あるんで、それどこか当ててみてください(笑)。

髙木:まあまあ長台詞のとこね。

唐橋:でも噛まなかったんでしょ?

荒牧:置きにいったんで。

唐橋:でも置きに行って噛んだ人ここに居るから。/一同爆笑

寺山:置きにいったんですか?

唐橋:NG上映まで言わないでくださいって。噛んでますから。きれいに。

玉城:リハでは噛んでなかったところですよね?

唐橋:そうなのよ。だから油断ですよね。いや~参ったなぁ、あのシーンですよ。

矢内:注目ポイントですね(笑)。

――虎次郎は歌のシーンがあるようですけど、spiさん、本番は緊張されましたか?

spi:めちゃくちゃ緊張しましたし、手に汗握ったグーで誰か傷付けてしまうんじゃないかと思いました。

和田:なんでグーが出ちゃうんですか(笑)。/一同爆笑

spi:危ないなーって思いながら。最悪、その場で急にやることになっても呼吸で合わせられるんじゃないかとは思っていましたが、本当に危なかったです。殺陣もありましたから。

和田:一人だけ紅白出てるみたいなシーンもありましたけど(笑)。

寺山:その時のマカロンのハモりはどうだった?

spi:あれはその場でハモることになりました。マカロン(立石俊樹)すごい歌うまいから。「ハモってよ!」て言ったら「分かった~」みたいな感じで。

一同:すごい!

和田:その間、(小西)詠斗は何してた?

spi:(小西のモノマネしながら)「歌うまくなりたいです」って言ってました(笑)。/一同爆笑

荒牧:かわいー!

spi:(小西のモノマネしながら)「歌うまいほうが仕事増えますよね」って(笑)。/一同爆笑

荒牧:それは言わなくていいでしょ(笑)。

玉城:そしてめっちゃ似てる(笑)。

――そんな虎次郎、マカロン、ケニーの3人が檻に入れられているシーンもありましたが。

spi:そうなんです、檻の中に入れらちゃったんです……。

矢内:3人でいる時間が長かったんですか?

spi:そうですね。逆にみんなと一緒にいれなかったですね。

有澤:……結構ひどい扱いですよね?/一同爆笑

荒牧:いやいや、映画だから! イベントじゃないんだから! ちゃんとストーリーがあるんだから(笑)。

髙木:ストーリーなかったらそりゃひどいけど(笑)。「あいつらは檻入れとけ!」ってことじゃないから(笑)。

――サクセス荘といえば、本番一発撮りだからこそのトラブルも見ものですが、定本さん、今回もありましたか?

定本: もちろんありましたよね。見ていただければわかるんですが、「さすがこれがサクセス荘だな」というハプニングがたくさん起きて、間違いなく「これハプニングなんだろうな」と分かる部分もあるので楽しみにしていただきたいですし、そのハプニングを乗り越えての奇跡がたくさん起きてるので、そこも楽しみにしてほしいですね。

荒牧:(定本)楓馬のハプニングからの本筋への戻しがすごいよね。

一同:すごい!

定本:必死でしたね、あんまり覚えてないです(笑)。本当に無我夢中でやりました。

荒牧:映画だけじゃなくてドラマでも、(定本)楓馬とまーしー(和田)が戻してくれないとわちゃわちゃしてしまうということが多い中、すごいよくやってくださったなあって。

定本:ありがとうございます。

――ハプニングを逆に楽しみにしているというところもあるんですか?

唐橋:演劇人は、「何とかしなきゃ」という気持ちがあるんですが……(と言いつつ矢内アナを見て)どこ見てらっしゃるんですか? 質問投げられて、僕答えてるのに……。

和田:次の段取りがあるんだよ(笑)!

髙木:MCさんだから(笑)!

和田:早くしゃべって(笑)!

唐橋:分かりました(笑)。とにかく「何とかしたい」という気持ちがあふれていて、「トラブルがあれば私に任せなさい!」というような面々でございます。

矢内:トラブルはウェルカムということで。

唐橋:いや、ウェルカムではないですよ。ない方がいいですけれども、でもあったらあったで……。

和田:もう、うるさいな(笑)!

――ちなみに色々な取材で、有澤さんがすごい!という話をされている方が多いんですが有澤さん何かされたんですか?

有澤:僕からいうのもあれなんですけど、僕も台本見た時に、これを映画でやるんだってびっくりしたんですけど、まぁアクシデントも見方につけて、面白くなったっていうシーンですね。僕からどうこうというより、僕はただ必死だったので、もうどっからどう見ても、見てくださる方もハプニングだってわかる。ずっと緊張感持ってやってた人が笑ってたりとか、素笑いするシーンがあるので、そいうのも楽しんでいただけたらなと思います。

玉城:だって樟ちゃん(有澤)は何かをしようとしてしてるわけじゃないもんね。生み出してるんだもんね。

有澤:そう、だから結構ランスルー(リハ)で結構アクシデント起こっちゃったじゃないですか。

荒牧:起こったね。本当に何もかも初めてだったからね。

有澤:そうなんですよ。それで1個笑いがおきちゃって、わ、俺もうこれ超えられないわって。このアクシデント、全く別のアクシデントなんですけど、あ、これ超えられないわって思って、流石に俺本当にガッツポーズしましたね。

一同:爆笑

髙木:そのハプニングを、役柄的にすぐ人のせいにするのがうまいんですよ。それはちょっと見て欲しい。

有澤:青い人が(笑)。

寺山:青い人も「ちょっとありがとう」って声聞こえた(笑)。

――今回は、ゲストとして S4(佐藤流司、北園涼、橋本祥平、北村諒)の4人が登場します。唐橋さん、4人のキャラクターはいかがでしたか?

唐橋:楽屋にご挨拶に行こうかなと思っていたら皆さんが向こうからいらっしゃる、本当に素敵な方々でした。

寺山:そりゃ行きますよ。

唐橋:ずーっと見たことある方ばっかりですよあ、握手、あ……辞めようとか。そういう駆け引きに追われましたね。

和田:酒のんどん(笑)?

唐橋:一滴も飲めないんですけど。多分我々はテレビシリーズで慣れではないですけれども、経験したことがあるものの、彼らたち、この4名さまは何も知らずにいらっしゃったわけですから。なんとかできることはなかろうかと思ったんですけど。1個もないんですよ。できることなんか。

矢内:何かアドバイスなどは?

唐橋:だから一個もないって今言いましたよね?

会場:(笑い)

荒牧:喧嘩しないで!

唐橋:初めましての方にすみません。ちょっと盛り上がるかなと思って(笑)。でも、なんとかできるってと思っちゃうのも演劇人で。目でなんかあるんですよ。本番中は。なんとも言えないです。なんなんですか……

矢内:唐橋さんは何もしてあげなかったということですけれども、他の皆さんは?

一同:いやいやいやいや。

荒牧:「してあげなかった」じゃない「してあげられなかった」(笑)!

唐橋:何かしてあげた方いらっしゃいますか?

荒牧:S4と演技するがシーン少し多めだったんですよ。何かするっていうことはできないんですけど、やり取りとかわかりやすくとか、はしましたね。そんなに明確にはしてないですけど、彼ら初めてのはずなのに、すごいスムーズに演技されていて、すごいなーって。俺たちがサクセス荘1期の時ってかなりてんやわんやだったし、終わったらすごい疲れがてたんですけど、彼らはそれを95分やってのけたって本当にすごい。

――そして、髙木さん! 今はまだお話できないサプライズがあるんですよね?

髙木: そうですね、まだ何も言えないですね(笑)。その話を聞いた時に「お、来んのか」って思いましたね。

和田:もうその話を聞けば9割の人は大体わかりました今ので(笑)。

髙木:噂では聞いてる人もいるかもしれないけど、僕は嬉しかった。何かは言えないけど。

和田:バレバレなのよ。

――最後に、これからご覧になるお客様へ向けて一言挨拶
■唐橋充(百鬼役)
何もかも初めてづくしで、映画演劇を最後まで見ていただいた時にやっぱ映画演劇だってきっとわかられる瞬間がやってくるのではないでしょうかと思っております。私が生涯かけて語り継ぐ作品の一つになりましたので、皆さんもお力添えいただければと思います。本日はご来場ありがとうございました。

■寺山武志(ヒッピ役)
本当に、1、2、3とサクセス荘やってきて、すべての小ネタとか、ストーリーとかが全部詰まっているんで、全員が美味しいシーンが1つずつはありましたもんね。そういったところを皆さん均等に楽しんでいただければと思いますし、ストーリーの夢というテーマがあってめちゃくちゃ皆さんにグッと刺さるところがあると思います。そちらも楽しんでいただけたらと思います。ありがとうございました。

■玉城裕規(ムーさん役)
本日はありがとうございます。寺ちゃん(寺山)がいった様に、ギュッと詰まってて、サクセス荘の住人の個性であったり、愛というか、信頼関係であったりというものが本当に濃密に詰まっていて、その中で新しい風がビュービュー吹いておりますので、そちらの方も楽しみにしていただけたらなと思います。本日はありがとうございます。よろしくお願いします。

■定本楓馬(チャップ役)
本日はありがとうございました。映画演劇 サクセス荘という作品が皆さんが2022年を最高のスタートを切れる皆様の何かきっかけになれればなと思っております。本日はこの後ぜひお楽しみにください。本日は誠にありがとうございました。

■荒牧慶彦(サー役)
本当に95分一発撮りっていうものは思っている以上に大変だったんですよ。それは我々キャストだけではなくて、編集してくださるスタッフさんだったりとか、いろんな調整をしてくださった各事務所さん方の全ての力の結晶だと思っています。そんな僕らが大変な思いをしたこのサクセス荘がみんなが2022年の始まりで笑っていただける様な作品になって下さったら嬉しく思いますので最後まで存分に楽しんでください。ありがとうございました。

■有澤樟太郎(アンテナ役)
皆さん最後までありがとうございました。まだ見られていない方いらっしゃると思いますけれども、とにかく本当に「西荻窪の奇跡」、アクシデントも含めて奇跡ですし、みんなが集められたのも奇跡ですし、本当に最後見終わって、奇跡の瞬間見られたなって多分思ってくださると思うんですよ。なので、楓馬も言ってましたが、2022年一発目にふさわしい映画になっていますので、皆さん最後まで楽しんでください。ありがとうございました。

■spi(虎次郎役)
本日はありがとうございます。そして明けましておめでとうございます。こんな素敵な日に参加させて頂き本当に感謝しています。たくさん笑って感動してください。そして、2022年一緒に素敵な一年のスタートを切りましょう。本当にありがとうございました。

■髙木俊(ユッキー役)
本日は本当にありがとうございました。このサクセス荘の映画ですけれども、本当に集大成とも言えるくらい、素晴らしいものにみんなで作りあげました。スタッフさんの愛も本当に詰まっているので、細かいところにもこだわってやっているのでいろんなところを見て楽しんでいただければなと思います。そして先ほどもお話に出ましたけれども、まだサプライズあるんだっていう。本当にサクセス荘らしい、このサプライズ告知しないんだっていう本当にびっくりしました。でもそのくらいのサプライズがこの後待ってるんで、みなさまそちらもぜひご覧になって楽しんでいただけたらなと思います。本日は本当にありがとうございました。

■和田雅成(ゴーちゃん役)
かっこいい仲間達とそしてスタッフさんの愛をぜひ最後まで余すことなく見届けてください。本日はありがとうございました。

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作品概要

<イントロダクション>
都会の片隅にひっそりと佇む一軒のアパート「サクセス荘」。そこには、“ひと旗あげたい”と成功を夢みる若者たちが住んでいて、いつか必ず夢を叶えて巣立っていくという伝説があった…。芸人、漫画家、占い師、料理人…ジャンルは違えど、成功したい気持ちは皆同じで、個性豊かな住人が集っていた。

新年早々、サクセス荘のリビングでは毎年恒例の餅つきが行われていた。その傍らではムーさん(玉城裕規)が今年の運勢を占っていて、何回やり直しても恐ろしい未来しか見えないと嘆いている。そして「サクセス荘に大きな亀裂が入り、隕石が落ちて、降り注ぐ雪が真っ白に染めるだろう」と予言。そんな不吉な予言を体現するかのように、この頃住人の間では揉め事が増え、ことある毎にギスギスしていた。

そのトラブルのきっかけは、隣にグローリータワーレジデンスという大きなマンションが建ったことによる日当たりの悪さではないかと皆で話し合っていると、乱入者が…。それはグローリータワーレジデンスに住む巷で話題のセレブ集団・通称 S4(佐藤流司、北園涼、橋本祥平、北村諒)だった!突然乗り込んできた S4 に住人たちは騒然とする中、彼らはサクセス荘からの立ち退きを命じる。こうして S4 の登場によりサクセス荘の平和な日常が一変し…。

タイトル:映画演劇 サクセス荘 ~侵略者Sと西荻窪の奇跡~
公開日:2021 年 12 月 31 日(金) イオンシネマほか全国公開
出演:和田雅成 高橋健介 高野洸 髙木俊 黒羽麻璃央 spi 立石俊樹
有澤樟太郎 荒牧慶彦 定本楓馬 玉城裕規 寺山武志 小西詠斗 唐橋充 ※劇中部屋番号順
佐藤流司 北園涼 橋本祥平 北村諒
原案・プロデュース:松田誠(ネルケプランニング)
脚本:徳尾浩司 川尻恵太(SUGARBOY)ニシオカ・ト・ニール
監督:川尻恵太(SUGARBOY)
主題歌:川尻恵太(SUGARBOY)「サクセスの魔法」
プロデューサー:漆間宏一(テレビ東京) 井口晴之(テレビ東京) 中川亜佐子(テレビ東京) 牧田麻由子(テレビ東京)
芦田政和(ジャンプコーポレーション)
制作:テレビ東京 ジャンプコーポレーション
協賛:イープラス ローソンエンタテインメント
配給:イオンエンターテイメント
(C)「映画演劇 サクセス荘」製作委員会 2021
公式 HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/success_soum/[リンク]
公式 Twitter:@tx_success_sou https://twitter.com/tx_success_sou
公式ブログ:https://ameblo.jp/success-sou-blog/

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