【2022年】関西「どんど焼き」開催場所8選 いつ?意味は?ご利益は?
どんど焼きとはどんな行事?
お正月飾りの「門松」や「しめ飾り」は、一般的に1月7日(松の内)までに片付けるものとされていますが(地域などによって異なります)、取り外した正月飾りを神社などで焼く行事を「どんど焼き(左義長)」といいます。お正月に門松やしめ飾りによって出迎えた歳神さまを、それらを燃やす炎とともに見送るという日本の伝統的な行事。五穀豊穣、無病息災、家内安全を願います。
焼いていいもの・いけないもの
どんど焼きでは、古いお守りやお札、正月飾りを焼く行事ですので、なんでも持ち込んでいいというものではありません。
- ・焼いていいもの
古いお守りやお札、正月飾り - ・焼いてはいけないもの
鏡餅、橙・蜜柑など生もの、だるま、年賀状、人形など
正月飾りでも、ビニールやプラスチック、金属など、一般的に燃やせないものは外してから出しましょう。また、神社等によって、持ち込めるものが異なりますので、事前に確認することをおすすめします。
関西でどんど焼きのできるところ
平岡八幡宮(京都府京都市)
神護寺の鎮守社として、弘法大師空海によって創建された平岡八幡宮。左義長(とんど祭)では、取り外したしめ縄や門松につけた火で神前の鏡餅を焼いて、氏子や参拝者に授与されます。
日時:2022年1月15日(土)8:00~13:00頃
住所:京都府京都市右京区梅ヶ畑宮ノ口町23
電話:075-871-2084
公式サイト:https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=3867
長岡天満宮(京都府長岡京市)
菅原道真公が九州の太宰府に左遷されたとき、名残を惜しんで木像を贈り、それをご神体として祀ったのがはじまりといわれる長岡天満宮。とんど(左義長)は1月15日(土)終日行われます。
日時:2022年1月15日(土)
石清水八幡宮(京都府八幡市)
厄除開運の神社として年間を通して多くの人が厄除参りに訪れる石清水八幡宮。1月15日~19日の期間は特に、厄除大祭期間として親しまれています。期間最終日の19日には焼納神事が斎行され、前年の古いおふだ・お守りが焚き上げられ、大きく立ち昇った炎にて清められた特製の「厄除餅」が先着1,500名に振る舞われます。
日時:2022年1月19日(水)
住吉大社(大阪府大阪市)
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全国の住吉神社の総本社であり、日本を代表する神社のひとつ住吉大社。住吉とんど祭(古札焼納式)は、昨年1年間、守護いただいた古い御札やお守り、正月のしめ縄、飾り物などを斎火によって焼き納める神事。この火の煙を浴びると無病息災になると伝えられています。
日時:2022年1月15日(土)9:00〜
高津宮(大阪府大阪市)
仁徳天皇を王神と仰ぐ神社・高津宮。こちらのとんど(左義長)は、〆飾り古神札焼納の儀で追儺 (魔除)の神事でもあります。新年飾りや古い神札は備え付けの「納め箱」に納めるとのこと。
日時:2022年1月15日(土)9:00~15:00
上新田天神社(大阪府豊中市)
上新田天神社(千里天神)のとんど祭は、毎年1月14日に社前の広場で行われます。底径3.5m、高さ3.5mの櫓は、中心に立てた1本の松を多量の丸竹や藁で周囲を円形に包み、最後に一本の縄をよりながら藁をはさみ、外側を下から上へと右巻きに巻き上げるなど、手法や形状が特徴的。
20時頃、祈祷をうけた人が神燈より松明に火をもらい、櫓の中に入り伊勢音頭を唄いながら火をつけます。火が真上に上がるとその年は豊作になるといわれ、また、この火を持ち帰り、小豆粥を炊いて食べると、一年間無病息災で過ごせるとか。市指定文化財。
日時:2022年1月14日(金)20:00〜
生島神社(兵庫県尼崎市)
安産祈願・災難厄除の神として信仰されている生島神社のとんど焼きは、早朝から20時まで。昨年のお札やお守り、正月のしめ縄飾りをお焚きあげします。
日時:2022年1月15日(土)早朝〜20:00
大神神社(奈良県桜井市)
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日本最古の神社といわれる大神(おおみわ)神社の「大とんど(古神符焼上祭)」は、神職が昔ながらの「火燧具(ひきりぐ)」で起こした浄火で、注連縄や正月飾り、古神符が焚き上げられます。1月15日(土)の8時に点火、16時半に消火予定。
日程:2022年1月15日(土)8:00~16:30
2022年1月に関西で開催されるどんど焼きの場所と、どんど焼きの意味、燃やしてよいものなどを紹介しました。日本の伝統行事を知って2022年が良い年になるように願いを込めてみてはいかがでしょうか。
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