ご当地スーパーでローカルなお土産探し! 【熊本編】
旅行でお土産を買うなら、地元の人に親しまれている「スーパーマーケット」がおすすめ。土産店やコンビニよりも価格は総じて安いし、商品数もとても多い。
長年、国内外のスーパーでお土産を調達してきた筆者。今回は【熊本編】を紹介する。
熊本の名物、その1つが「太平燕」(タイピーエン)だ。鶏ガラスープ、野菜や魚介類などの具材、春雨が入っている麵料理。もともと中国・福建省の郷土料理で、熊本へ入ってきて日本でアレンジされたとのこと。
太平燕にもいろいろな商品ある。乾麺やスープなどもあって、そこは好みで選んで持ち帰りたい。空港や駅で買うと高いので注意。
「熊本ラーメン」も、いまや全国区の知名度を誇るほど有名になった。豚骨ベースで、太麺、スープに鶏ガラが特徴だ。
いまや東京にも進出する熊本ラーメンの老舗「桂花(けいか)ラーメン」本店の味が楽しめる即席カップ麺。本店は、熊本城から徒歩5分ほどの場所にある。本場の熊本ラーメンがカップ麺で手軽に味わえるのはやはりうれしい。
そして、ローカル色が高い味噌は、熊本では九州ならではの「麦みそ」となる。創業270年という老舗の「ヤマウチ」は、麦みそから米と麦の合わせ味噌、赤だし味噌や酢味噌、「まぼろしの味噌」なども製造・販売する。甘口の麦みそは、首都圏などでは高いので、ちょっと重いが持ち帰る価値はある。
熊本県南関町で古くから伝わるあげ豆腐「南関(なんかん)あげ」は、熊本を代表する名産品。そのまま持ち帰るには冷蔵なので、保冷バッグが必要だ。インスタントみそ汁なら、常温で持ち帰ることができておすすめ。
「阿蘇マルキチ醤油」は、阿蘇エリアで有名な醤油屋さん。直営店で販売する「しょうゆ最中アイス」でも知られる。
ここの醤油、特に「大吟」は有名で、南阿蘇外輪山から湧き出た清水で仕込んだという逸品だ。スーパーでは、小さなサイズもあって持ち帰りやすい。ほかにも、熊本ならではの醤油がとても多い。
熊本銘菓の1つ「すいぜんじ」を、スーパーで見つけた。やわらかいカステラ生地で、きざみ栗を入れた黄味餡が包み込まれている。水前寺公園は、360年前に細川家によって造園された庭園で有名。その水前寺をイメージして作られたという。お菓子はお茶うけに最適で、素朴でどこか懐かしい味。万人受けする味わいだ。
スーパーでは見かけなかったが、熊本のお菓子と言えば「いきなり団子」もある。さつまいもと粒あんを生地でつつんで蒸した郷土料理。空港で1個買って食べたが、美味しかった。
ほかに、熊本と言えば「馬肉」「馬刺し」がある。ただこれは冷蔵や冷凍ばかりで、持ち帰るのはなかなか大変。「からしダイコン」も冷蔵または冷凍のみ。お酒が好きなら「焼酎」もスーパーで豊富にそろう。
【熊本の主なご当地スーパー】
■ハローデイ http://www.halloday.co.jp/ (福岡、熊本、山口に展開)
■ゆめマート http://youme-mart.com/
■イワサキ・エース http://www.iwasaki-ace.co.jp/
■マルショク https://www.sunlive.co.jp/ (広島、山口、福岡、佐賀、熊本などに展開)
(Written by トラコ)
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