豆苗の育て方牛乳パックを使って水耕栽培にチャレンジしよう
スーパーなどで手軽に購入できる豆苗。カットした豆苗を捨てずに、水につけておくと何度も収穫ができ、お得な野菜です。育て方も簡単なため、牛乳パックなどの容器で、種から育てることも可能!牛乳パックの水耕栽培で育てる豆苗の育て方について紹介します。
豆苗の育て方はシンプル!牛乳パックやペットボトルで家庭菜園をしよう
豆苗とは、エンドウ豆の若い苗のことで、水耕栽培などでも簡単に育てられるため、とても人気の野菜の一つです。野菜を育てたことがないガーデニング初心者の方でも、育て方が簡単な豆苗なら、手軽に始められて失敗もしにくいです。
畑や広い庭が無くても、牛乳パックやペットボトルなどを使って豆苗は育てられ、明るい窓辺やキッチンに置いて、ミニ家庭菜園とてもおすすめ。
土を家に持ち込みたくないのであれば水耕栽培、生育旺盛で元気な苗を育てたいのであれば培養土を使って豆苗を育ててみましょう!
豆苗を育てる牛乳パックやペットボトルの容器
まずは豆苗を育てる容器を牛乳パックやペットボトルで作りましょう。水穴・風通し穴の数や位置、容器の深さを間違えてしまうと、豆苗にカビが生えてしまうことも。水耕栽培、用土での栽培に限らず、まずは上手な牛乳パック容器作りが大切!
牛乳パックやペットボトルはしっかりと洗って乾かしたものが、土の中の雑菌の繁殖の予防になります。洗って1日以上乾かしたものを使うとよいです。
また、豆苗は根を浅く張る植物なので、できるだけたくさんの豆苗が育てられるよう、牛乳パック、ペットボトルは横向きにして使いましょう。
豆苗にカビが生える原因とは?
豆苗が発芽し、ある程度育ったあと、苗と苗の隙間にカビ胞子ができ、そのまま全体に広がってしまうことがよくあります。水を放置していることが大きな原因にもなりますが、風通しの悪さによってカビは生えやすく、増えやすいです。
水耕栽培で豆苗を育てるときは、牛乳パック、ペットボトルの高さは浅くし、苗の内側まで風が通るように作りましょう。
牛乳パックで水耕栽培!豆苗の育て方
豆苗は種からでも苗からでも
スーパーで売っている豆苗をカットしあと、水耕栽培によってまた栽培はできます。このとき、カットする位置は、根元から第2節目の少し上で切ると、またすぐに新しい芽を出します。あまり切り詰め過ぎると、発芽しにくいので注意してくださいね!
豆苗を種から育てる場合は、ホームセンターで売っているエンドウ豆の種を購入しましょう。買ってきた種は、一晩水につけておき、それから育てると、発芽しやすくなります。
豆苗の育て方1. 牛乳パックにセットする
一晩つけておいた種を、牛乳パックやペットボトルの容器にセットします。容器の底にはスポンジを、その上にキッチンペーパーを敷いてから、種が重ならないよう並べるとよいです。
その後は、水を3cmほどまで入れておくと、スポンジが水を吸収し、常に程よく種が湿った状態が保てます。
最後にアルミホイルを被せて2〜3日後には発芽します。豆苗は、15〜25℃の気温で発芽しやすくなるので、できるだけ暖かい時期、または暖かい場所で管理しましょう。発芽後も芽が伸びるまでは、アルミホイルは被せたままでOK!
豆苗の育て方2. 乾燥・水切れには注意!
種が発芽したあとは、種やキッチンペーパーが乾かないよう、水切れや乾燥には注意して管理しましょう。種の表皮が乾燥している場合は、霧吹きで湿らしてあげてくださいね。
ただし、水が多かったり、水質が悪いと、豆苗自体も腐ることがあるので、確認しながら管理します。1日1回は水を取り替え、清潔な水で育てましょう。
豆苗の育て方3. 日当たり、風通しのよい半日陰で
豆苗は日当たりのよい明るい場所が大好き。風通しも良くすると、カビも発生しにくく、元気のある株が育ちます。
ただし、直射日光に当たり過ぎると、葉焼けしてしまうほか、水が蒸発して水切れを起こしやすくなることも。できるだけ午後は日陰になるような場所で管理しましょう。
豆苗の育て方4. 豆苗に肥料は不要!
水耕栽培で育てる豆苗には、液体肥料などは不必要です。与えてしまうと、藻(も)が発生して、水が腐り、豆苗も傷んでしまいます。水だけで十分に生長してくれますよ!
豆苗の育て方5. 豆苗の根が大きくなってきたら、水の量も増やす
豆苗がある程度生長し、根も大きくて長くなっていたら、敷いていたスポンジやキッチンペーパーを取り除き、水の量も増やします。豆苗の種の半分以下まで水がかかるぐらい、たっぷりと注いでくだいね!
牛乳パックで育てる豆苗|収穫は2〜3回まで
豆苗の生育が悪くなったら
豆苗の収穫は1つの苗につき2〜3度収穫ができます。それ以降のものは、茎があまり伸びにくく、生長も止まり、枯れてしまいます。異変を感じたら、豆苗の寿命かもしれないので、処分して、新しいものに変えましょう。
おわりに
育て方がシンプルな豆苗は、キッチンのミニ家庭菜園としても育てられる野菜です。牛乳パックやペットボトルなど容器があれば、水耕栽培で手軽に始められるので、ガーデニング初心者にはおすすめ。ぜひ豆苗を牛乳パックなどで育てて、ガーデニングを楽しんでくださいね!
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