自分好みにDIY!収納ベンチを作ってみよう

自分好みにDIY!収納ベンチを作ってみよう

軽く腰掛けたり、ソファの代わりにも使えたりする便利なベンチ。自分好みで置きたい場所にもピッタリなベンチを用意するなら、最近はやりのDIYがおすすめです。DIY初心者でも簡単なものから上級者向けのものまで、さまざまなアイデアをご紹介します。

【収納ベンチをDIY】市販の収納ベンチをリメイク

ベンチ、それも収納付きのものを、最初から作るのは自信がない。そんなDIY初心者の方にとっても簡単なのが、すでにできあがっている市販品の収納ベンチのリメイクです。

 

「形は気に入っているけれど、色や柄が好みじゃない」「部屋の雰囲気にイマイチ合わない」、そんな収納ベンチをDIYでリメイクしましょう。

 

手順はとても簡単です。好みの柄のリメイクシートを用意して、後は収納ベンチに貼り付けるだけで終わります。また、天板に好みの柄の布などにウレタンを入れて作ったクッションを貼り付ければ、座り心地も変えることができます。

 

もちろん、ベンチマットを上に設置するだけでも雰囲気を一変させることができるので、できる範囲でDIYしてみましょう。

 

天板の上にクッションやベンチマットを設置する場合には、その分だけ収納ベンチが高くなる点には注意が必要です。土台となる収納ベンチを購入する時には、やや低めのものを選ぶと間違いがありません。

 

 

【収納ベンチをDIY】カラーボックスをリメイク

さまざまな収納グッズをDIYする時に重宝されるアイテムの1つが、カラーボックスです。サイズやカラーなどさまざまなタイプが用意されているので、好みの大きさと耐久性を持ったものを用意しましょう。

 

カラーボックスを使った収納ベンチをDIYする時には、カラーボックスの向きで加工方法や注意点が違ってきます。それぞれの向きに合った加工方法と注意点をご紹介します。

 

カラーボックスの収納面を上向きにして使う

収納ベンチとしてDIYする時には、人が座ったりアイテム類をのせたりする分、耐久性の高いものを選ぶようにしましょう。カラーボックスは先に組み立ててから、収納ベンチにDIYしていきます。取り付ける棚の数や幅は、用途に合わせて決めてください。

 

組み立てたカラーボックスの収納面を上に向けて寝かせたら、座席となる天板を蝶番で取り付けます。天板の収納面に角材を取りつけて、はめ込み式の蓋にしてもよいでしょう。すのこを使っても簡単に蓋を作ることができます。

 

収納ベンチの座面も、DIYで座り心地を追求してみてください。市販品のリメイクと同様に、ウレタンクッションやベンチマットを取り付ければ、天板もフワフワになります。もちろん、収納ベンチに合ったクッションなどを用意してもよいでしょう。

 

カラーボックスの収納面を横向きにして使う

組み立てたカラーボックスを横向きにして、棚の部分に蝶番で扉を付けたり、収納ケースを入れたりしても、立派な収納ベンチになります。ただ組み立てたカラーボックスを横にするだけでも収納ベンチになるため、DIY初心者にとって最も楽なDIY方法です。

 

蝶番を扱いなれていない方にとっても、収納場所に困らないメリットもあります。天板の部分だけリメイクシートでアレンジするなど、DIYのちょっとした練習感覚で作ってみるのもおすすめです。

 

ただし、カラーボックスは横からの圧力にやや弱いデメリットがあります。ネジが緩みやすくて耐久性にやや難があるので、こまめにチェックするようにしましょう。

 

 

【収納ベンチをDIY】SPF材で作る

SPG材とは、トウヒ、松、もみの木から作られた材のことで、DIY初心者でも扱いやすい木材です。ただし、柔らかいため傷がつきやすく、虫に弱いデメリットがあるため室外用には向きません。

 

一般的にDIYでよく使われるものとしては、2×4材や1×4材があげられます。2×4材で木枠を2つ作り、その木枠の上下に隙間なく1×4材を取り付ければ、それだけで座席の下が収納スペースになった収納ベンチの完成です。

 

また、2×4材で4隅に脚をつけた木枠を作り、同じ2×4材を脚のやや下目に渡して、補強も兼ねた棚受けにします。木枠の上に1×4材を隙間なく取り付けて天板にし、棚受けの部分にも渡して収納棚にするのもおしゃれです。

 

2×4材や1×4材は、ホームセンターで簡単に安く手に入ります。先に設計図を引いておけば、必要な長さにホームセンターで切り分けてくれるので、DIY初心者でも安心です。切り分け手数料は店舗によって違うので、確認するのを忘れないようにしましょう。

 

 

【収納ベンチをDIY】板を組み合わせて作る

DIYに慣れた方なら、厚手の板を箱型に組んで収納ベンチをDIYしてもよいでしょう。厚手の板を狂いなく切るには、道具や経験なども必要です。DIY初心者で挑戦してみたいという方は、ホームセンターで切ってもらうと失敗のリスクが減ります。

 

シンプルでいて、それでいてどのような雰囲気の部屋でもなじみやすいデザインなら、厚手の板を四角に組んで、裏板を付けて磨き上げただけのものがおすすめです。木のナチュラルな風合いが上品な雰囲気を演出します。

 

もちろん、厚手の板を箱型に組み、上に蝶番で天板を取り付けた収納ベンチもよいでしょう。DIYに慣れた方ならSPF材以外の木材を使って、屋外用の収納ベンチを作るのもおすすめです。

 

また、玄関で靴を履く時などに使う収納ベンチをDIYするなら、長く使うものは基本的に屋外仕様にしてください。玄関は雨の日の傘のしずくや靴についた泥汚れなど、湿気にさらされやすい場所です。SPF材よりも、水に強い素材で作った収納ベンチの方が長持ちします。

 

 

おわりに

収納ベンチというと、DIYは難しいイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、DIY初心者でも工夫次第でさまざまな収納ベンチを作れるのです。材料となる資材もホームセンターで手軽に入手できます。興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

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