国内有数のカキ生産量を誇る岡山県。中でも県の南東部に位置する瀬戸内市邑久町虫明地区はカキの生産が盛んな地域です。虫明の海で育つ大粒で濃厚な味わいのカキは、平清盛の父である忠盛が、美しい風景を詠んだ歌にちなんで、「曙牡蠣」の名前で親しまれています。
虫明で7代にわたり漁業を営む「牡蠣の家しおかぜ」では、地元の海で養殖した牡蠣を加工した佃煮や燻製の製造販売を行っています。もともと明治初期に小型船の定置網漁で創業、この地でカキの養殖が本格化し始めた頃に牡蠣の養殖も開始しました。今から10年ほど前に水揚げされた牡蠣や魚を使用した加工品の販売を始め、現在は6代目主人の野﨑末廣さんと、7代目となる息子の寿さんが牡蠣の養殖を行い、主人の奥さんであり女将の厚子さんが牡蠣の加工を開発から販売までを担っています。
お店で加工される牡蠣は、全て虫明の海で養殖された新鮮な牡蠣を使用しています。普段は近くの湾に浮かべたカキ筏で養殖を行いますが、しおかぜでは台風シーズンが明けると沖合に筏を移し、プランクトンなど餌の多い深い場所に筏を移動し、牡蠣がじっくり大きくなるまで成長させているのです。実は一カ所に筏が多く集まってしまうと実が大きくならないため、時期に合わせてカキ筏そのものを沖に移動させているというから驚き。カキ筏の移動は大変手間のかかる作業ですが、お店で扱う牡蠣にはとことんこだわります。
しおかぜの加工品は高島屋や通販でも購入できますが、ふるさと納税の返礼品にもなっている「牡蠣の佃煮・燻製詰め合わせ」は、保存料や添加物など一切使用しておらず、ほぼ手作りで丁寧に作られています。しおかぜの女将に代々引き継がれている漁師料理の牡蠣の佃煮(生姜・山椒)と、桜のチップで燻製に仕上げる牡蠣の燻製の詰め合わせセットは、ご飯のお供やお酒のおつまみにマッチした逸品です。
瀬戸内市ふるさと納税特設サイト
https://setouchi-cf.jp/index.cgi?c=item-2&pk=657
ふるさとチョイス
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/33212/4461066
さとふる
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=3060649
楽天ふるさと納税
https://item.rakuten.co.jp/f332127-setouchi/57350404/