「恋です!」杉咲花×JUJU スペシャル対談、10話で終わらないでください(笑)

勝ち気だけど恋に臆病な盲学校生ユキコ(杉咲花)と、喧嘩早いけど根はまっすぐなヤンキー森生(杉野遥亮)、運命の出会いをした2人の恋の行方を描く水曜ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」。
このたび、そのドラマ主題歌「こたえあわせ」を歌うJUJUが撮影スタジオを訪問! さらに主演・杉咲花とのスペシャル対談が実現した。
「こたえあわせ」に込めた想いはもちろん、毎週「恋です!」を楽しみに見ているというJUJUならではのドラマへの熱いメッセージもたっぷり届けてくれた。
――JUJUさん、初めて「恋です!」のセットをご覧になっていかがですか?
JUJU: もう感激です! ずっとテレビで見ていた赤座家に自分が…って、うれしかったです。お父さんにもイズミさんにもお会いできて、今日は本当にいい日でした。
杉咲:そんなふうに言っていただけて、こちらこそうれしいです。なかなか現場でお会いできることってないですし、JUJUさんが来てくださって、現場のみんながパワーをいただいたと思います!
――改めて、主題歌「こたえあわせ」にどんな想いを込めたのか教えてください。
JUJU:まず原作の漫画をから読ませていただいて、「どういう曲が一番いいんだろう」っていうのをものすごく考えました。そして、ユキコさんと森生くんが出会って、お互いが答え合わせをしない毎日に進んでいけるとしたらそんなに素敵なことってないなって本当に思って。JUJUっていうものは、今まで9割9分2厘ぐらい〝ままならない曲″を歌っているのですが、その〝JUJU感″が今回のドラマには全く必要ないなって感じて。今回はたぶん私史上、いちばん出演者お二人のことを考えながらしたレコーディングでした。
杉咲:そうなんですね。
JUJU:すごく(ドラマを)邪魔したくなかったんです。だから、今回は歌の中での言葉の発し方を本当に考えました。自分の中の新しい自分みたいなものを垣間見るレコーディングでした。
杉咲:確かに、初めて聴いたときに、今まで聴かせていただいていたJUJUさんの曲からまた少し印象が変わっているように感じました。それが、JUJUさんのお話を伺って、そういうことだったんだって、今思いました。この曲が生まれるまでの道のりを知ることができて、今までになかった聴き方が今日この後からできそうな気がして、すごく楽しみになりました。
――JUJUさんは、「恋です!」で具体的にお気に入りのシーンなどありますか?
JUJU:えー!いっぱいありますよ、ちょっと5時間ぐらいもらわないと……(笑)。でもいちばんのお気に入りって言われると…ヒール!(※第3話のラストシーン)あれはずるいです! 声を聞くためのヒール! 私はヒールが好きなんですけれど、理由は、子供のころ足が大きいので身長が175cmを超えると言われてたのに、165、6cmで止まってしまって、その10cmを埋めるためのヒールなんですね。それが“私にとってのヒール”だったのが、ユキコさんと身長差があるから声が遠いっていうのに対して森生くんがプレゼントして、さらにユキコさんが頑張ってそれを履いて森生くんに会いに行って、抱きしめた後の「俺の声届きますか?」。…なんですか、あのシーン!! もうね…あれはもう…絶叫ですよ。
杉咲:とてもピュアでしたよね。
JUJU:あれは本当に…すごく好きです。ほかにも挙げてたらキリがないくらい、いっぱいありますよ。だからこれをずっと蓄積したいので、10話で終わらないでください!(笑) 老いも若きも、全年代の人が大好きなドラマだろうなと思って見ています。
杉咲:そうだったらとってもうれしいです。
JUJU:絶対そうだと思います。あとね、うちのバンマス(バンドマスター)も言ってたんですが、とにかく花ちゃんがかわいい! バンマスはHuluで巻き戻して見てるって言っていました。
杉咲:本当ですか!? 恥ずかしい(笑)。よろしくお伝えください。
――そんなJUJUさんの熱い想いを受けて、杉咲さんいかがですか?
杉咲:もう、本当にうれしいです。今、ドラマの終わりが見えてきている時期で、名残惜しさと最後までやりきらないとというプレッシャーが半々の中で、一日一日を乗り越えている感覚で日々を過ごしていたのですが、そんな時に現場に来ていただけて……。しかもこんなに熱い感想を伝えていただいて、本当に元気が出ました!
JUJU:本当!?「重いなこれ…」とかじゃない?(笑)
杉咲:思ってないです!(笑) 本当にうれしいですし、私は今日、JUJUさんにお伝えしたかったんですけれど、「こたえあわせ」の歌詞の中に『今までより夢見るのが怖くない』という部分があるじゃないですか。そこがすごく好きで。このドラマはラストにかけて、ユキコと森生がお互い夢に向かって進んでいく話になっていくのですが(歌詞が書かれた時点で)結末は知らなかったはずじゃないですか。それなのに、こんなにも作品とリンクしてるだなんて、すごいなって思いました。私自身もユキコとして森生のことを思い浮かべるとき、この曲を聴かせていただくことでより思いが膨らんでいく感覚があって、お芝居をする上でもすごく助けていただいています。この曲を聴くことをできるのが心強いですし、最後まで頑張れそうって思っています。
JUJU:……いろいろしゃべりすぎたことを、今、後悔しています(笑)。
杉咲:なんでですか、後悔しないでください!(笑)
JUJU:役者さんって本当に大変だと思うんです。大変な思いの中、あんなに目に焼き付いて離れないシーンをこちらは見させていただくわけですから、これからも心してテレビの前で見ます!
杉咲:ありがとうございます!
水曜ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」第9話は、12月8日(水)よる10時放送!
<第9話(12月8日放送)あらすじ>
森生(杉野遥亮)から、白杖を持った若者が駅のホームから転落した、という連絡を受けたユキコ(杉咲花)と空(田辺桃子)。ホームドアのない駅のホームは、視覚障害者にとっては『欄干のない橋』と同じ。その日、体験学習に向かうために駅に居た青野(あおの)(細田佳央太)の身を心配したユキコたちは、慌てて病院に駆けつける!しかし、病院でベッドに寝かされていたのは、青野ではなく、なぜか森生で……!?
翌日。ユキコは退院する森生に付き添うため、お弁当を用意して森生のもとへ。娘が初めて彼氏の家に上がることに神経をとがらせる誠二(岸谷五朗)の一方、イズミ(奈緒)は妹の恋を応援する。しかし、松葉杖をついた森生と白杖をついたユキコは、いつものように歩調を合わせることができず……。さらに、散らかった森生の部屋で、怪我をした森生の力になれないことに、ユキコは人知れず自信をなくしてしまう。
1週間後。ユキコの元に、就職支援をしていた緋山(小関裕太)から連絡が入る。それは、希望していた飲食関係の会社がユキコに興味を示しているという連絡!その日、森生の快気祝いに茜の店でサプライズを準備していたユキコは、嬉しい気持ちで森生を待つが……。
そんな中、森生には、獅子王(鈴木伸之)を通じて正社員になるチャンスが訪れる。しかし、赴任先はなんと鹿児島だと告げられて……!
ユキコと森生、2人の前に拓ける別々の道。森生の人生を邪魔したくないと思うユキコと、ユキコの人生をサポートする緋山の存在を前に自信をなくす森生。決断を迫られた2人が選ぶ道とは……!?
<番組情報>
水曜ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」
毎週水曜よる10時 放送
原作:うおやま「ヤンキー君と白杖ガール」(KADOKAWA)
(C)NTV
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