オリックス 注目集める「あのオフ人事」とは

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オリックス 注目集める「あのオフ人事」とは

 前年度最下位から下剋上を果たし、日本シリーズでもヤクルトと熱戦を繰り広げたオリックスのコーチ人事が注目を集めている。

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 オリックスは今季まで日本ハムで投手コーチを務めた厚沢和幸氏(49)と、同じく今季まで日本ハムで打撃コーチを務めた高橋信二氏(43)を招へいすることを内定。

 厚沢氏は2003年に日本ハムで現役引退後、1、2軍の投手コーチなどを歴任。中嶋監督が日本ハムでプレーしているときの同僚でもあり、能見兼任投手コーチとともに、来季はブルペン部門を任される見込みとなっている。

 同じく高橋氏は現役時代、日本ハム、巨人を経て、12年にオリックスに加入。14年に現役引退後は16年から今季まで日本ハムでコーチを務め、オリックスには8年ぶりの復帰、二軍打撃コーチを務めるとみられている。

 一方で今回のコーチ人事には「そもそもチームの課題を補うという意味では少し合っていないのではないか」(球界関係者)と疑問視する声もある。どういうことか。

 ヤクルトと戦った日本シリーズでは、山本、宮城と2大看板の投手を擁しながら、投手力では劣ると見られたヤクルトに屈した。その勝敗の差を分けたとされるのが

 「オリックス打線がヤクルトの投手陣を攻略できなかった。要するに点を取れなかったことが響いた。若い野手が多いだけに仕方のない面もあるが、追い込まれてからのバッティング、狙い球以外の球を捉える技術など基本的なことができていなかったように見えた。中嶋監督も劣勢の中、必死に動かそうとしていたが、それだけの技術が選手たちにまだ備わっていなかった」(同)

 成長過程にあるチームの強化ポイントとして打線が目立っただけに、その部分を補足するコーチ人事が必要と見る向きだ。

 また今回の厚沢コーチの配置についてはこんな声もある。

 「宮城を始め、今季若手投手陣が伸びた理由として能見兼任コーチの存在が大きいといわれている。選手に近い立場として、『兄貴分』としての助言が生きたようだ。ソフトバンクでも多くの名投手を育て、名伯楽として知られる高山コーチとのバランスも良かった。コーチを増やすこともいいが、コーチが多いと、選手も誰のいうことを聞けばいいのか、迷う場合もあるのではないか」(同)とよくいう『船頭多くして―』と指示系統がバラバラになる状態を心配する声もある。

 今回のコーチ人事には日本ハム時代からつながりのあるコーチを獲ることで福良GMの意向も働いたと見られているが、果たして「最適アシスト」となるか。今季、野球ファンを沸かせたオリックス旋風の続きを見たいファンにとっても気になるオフの動きとなりそうだ。 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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