「芸能界で踏ん張ろうとする心意気が凄い!」 明石家さんまも脱帽する21歳ハロプロアイドル生き残りのための執念

スマートさが売りのアイドルだが、時にどこまでも必死にしがみつく泥臭いアイドルも人気を博す。自らのアイドル人生を、何とか自力で切り開こうと奮闘し、あの明石家さんまをも驚かせたのが、アイドルグループ「つばきファクトリー」のメンバー、岸本ゆめのだ。


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【番組告知】ハロプロきってのギャガーつばきの岸本がお笑い怪獣を本気にさせた?アイドル初の弟子入りにマジのお笑い講座でヤンタンが向上委員会に?次課長河本も飯窪も参戦? #yando #明石家さんま #河本準一 #飯窪春菜 #岸本ゆめの #つばきファクトリー #tsubaki_factory #ハロプロ #ヤンタン

彼女は先月30日に放送された、さんまがパーソナリティーを務めるラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)に、1年ぶりに出演。大阪出身の岸本は、日ごろのアイドル活動と並行して、ギャグばかり考えているとのことだが、1年前、さんまに「『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に向いている」と言われたことを真に受け、フジテレビに突撃訪問。マネージャーと一緒に、同局のバラエティ番組を回ってはスタッフにギャグを披露し、必死の売り込みをしたことがあったという。

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さんまはその時の出来事として、「“さんまさんが推薦された、つばきファクトリーという岸本さんがバラエティ班を回ってるそうです”という苦情が(フジの)お偉いさんから来ました」と笑いつつ、「歌の練習とか振付を考えたほうが……」と、たしなめた。

それでも彼女はやはりお笑いが好きなのか、お笑い怪獣の前で、勇敢にも渾身のオリジナルギャグを披露。DREAMS COME TRUE の名曲『何度でも』の歌詞の一節である「何度でも何度でも何度でも立ち上がり呼ぶよ」を変えて「何度でも何度でも立ち上がり座るよ~」と言ったのだが、あっけなく不発に終わっていた。

だが、その熱意に押されたのか、さすがのさんまも「講習会、開いてあげようか?」と提案。これに対して岸本が「是非! 一列目で参加させてください」と前のめりになると、さんまは、「よく“笑いの五輪書を作ってくれ”と言われるが、笑いは“緊張”と“緩和”しかない」と解説。

さらに「オイラの世代は、緩和させながら出てきて緊張させて緩和させるというコントの作り方だが、第7世代のコントはオーソドックスになっている。一生懸命芝居して笑わせる」と説き、「それは時代によっていろいろ変わってきているのは事実。そこだけ目指してあとは自分で」と指導すると、岸本は「はい!」と明るく返し、「師匠と呼んでもいいですか? 師匠ありがとうございます!」と感謝。

そんな岸本だが、つばきファクトリーとして結成7年目を迎えるものの、事務所が一向にソロ写真集を出してくれないことから、自分で写真を紙に貼り、それをコピーしてホッチキスで留めて、写真集を自主制作しているという。さらに彼女の熱意は、そんな写真集だけにとどまらない。この日のために、さんまに新曲のCDサンプルを手渡そうとしたものの、それがまだ完成していないということで、事務所に頼み込んで特別に焼いてもらったという。

だが岸本は、その焼いたCDに、新曲以外に、自分で作ったという『スルメの歌』という謎のオリジナルソングと、特典映像として、日ごろ通っているジムのトレーニング動画もつけたそう。また、ジャケットに写っているメンバー12人の顔を、なんと全て岸本の顔にするという暴挙に出た。

そのあふれるガッツを知ったさんまは、「すごいな! 芸能界で踏ん張ろうとする心意気が凄い!」「偉い!」と、あっぱれといった感じで脱帽。お笑い怪獣に本気の講座を開かせた岸本ゆめの、恐るべしである。

(執筆者: genkanaketara)

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