「すごくショッキングだから覚悟して」 『ハロウィン KILLS』ジェイミー・リー・カーティスから日本のファンへメッセージ[ホラー通信]

『ハロウィン』シリーズ最新作『ハロウィン KILLS』が公開中。主演のジェイミー・リー・カーティスの日本限定インタビュー映像が到着した。

インタビュー映像では、『ハロウィン KILLS』がシリーズにおいてどんな位置づけでどんな物語なのか、そして、78年版(一作目)のキャストとの再会や、『ハロウィン』という作品への思い入れ、日本のファンへの感謝の想いなどが語られている。

ジョン・カーペンターが生んだ伝説的ホラー映画『ハロウィン』(78)の40年後を描く本シリーズ。前作の『ハロウィン』(18)公開後、本シリーズが3部作になることがアナウンスされており、今回の『ハロウィン KILLS』が2番目の作品となる。インタビューに答えたカーティスは、本シリーズで監督を務めるデヴィッド・ゴードン・グリーンを「彼は映画オタクよ」と信頼を込めて表現し、グリーン監督が言ったという「3部作を作るなら2作目はド派手でなくちゃならない」という言葉を引用。今作がそれに見合った強烈な作品であることを明かした。

本作では、78年版の一作目に登場したキャラクターが多数登場しており、惨劇の舞台となったハドンフィールドの住人たちを描く物語になっている。これについて、カーティスは「昔のキャラクターはあの街が抱えるトラウマの象徴なの」と表現。「前作はローリーのトラウマを描いたストーリーだった。今作では幼かったリンジーやトミー、看護師やブラケット保安官が登場する。この人達も傷つき、トラウマを抱えているのだからとても賢い選択だと思う」と、脚本を褒め称えた。78年当時のキャストと再共演したことに関しては、「お互い年をとったわ」とはにかみながらも、「再会はとても感動的だった。みんな涙を流してた。本当に美しい再会だった」と振り返っている。

また、『ハロウィン』という映画が自分にとってどんな存在かと問われると、「私の俳優人生にすべてを与えてくれた」「人生を振り返ってみるとすべて何かにつながっているけれど、すべて『ハロウィン』から始まったの」と、その影響の大きさを語り、カーティスが演じる“ローリー・ストロード”というキャラクターを創り出したジョン・カーペンター(監督・脚本)とデブラ・ヒル(脚本)に感謝を述べた。

日本の観客へ向けては、「覚悟してくださいね。この映画はすごくショッキングで怖くて暴力シーンが満載です」と期待を煽りながら、「みなさんにはずっと感謝しています。体に気をつけて、この映画を楽しんでください」と笑顔で締めくくった。

『ハロウィン KILLS』
10 月 29 日(金)、TOHO シネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開

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レイナス

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