日ハム・新庄新監督に課せられた「清宮再生」の宿題とは

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日ハム・新庄新監督に課せられた「清宮再生」の宿題とは

 話題を集めている日本ハムの監督人事が決着しそうだ。球団は今季限りで日本ハムを退任する栗山英樹監督(60)の後任として、阪神、メッツ、ジャイアンツなど日米4球団でプレーしたOB新庄剛志氏(49)の招へいを決定。すでに本人にも内諾を得ており、組閣にも着手しているという。球団は近日中にも正式に新体制を発表する予定となった。

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 北の大地が再び「新庄フィーバー」に包まれることになりそうだ。同氏の球界復帰は、現役を引退した06年以来、16年ぶりとなる。現役時代は堅実な守備と爆発力のある打撃でチームに貢献。特に引退を公言して臨んだ06年シーズンはチームをまとめ上げ、日本一にまで上り詰めたことは有名だ。

 そんな新庄新監督に早速期待されている役割がある。

 「ズバリ、清宮の再生でしょう。高校屈指のスラッガーとして鳴り物入りで入団した清宮も今年で4年目にして一軍昇格なしとプロ人生の岐路に立っている。未完の大器としてこのままで終わるのか、プロ5年目となる来季は彼にとって非常に重要な年となることは間違いない。現役時代は周りを巻き込んでやる気にさせる、球界屈指のモチベーターとしても知られた新庄監督のお手並み拝見となるのではないでしょうか」(球界関係者)

 現在フェニックスリーグ参加中の清宮に関して栗山監督は「(残り3試合で)幸太郎に関しては呼ばない。あいつが(2軍で)やらなきゃいけないことの方が大事。だから、幸太郎と会わないでオレはお別れする感じだよ」と育成を優先させる方針を示した。

 今季はイースタン・リーグで106試合に出場し19本塁打、1割9分9厘、60打点の成績を残した。イースタン・リーグの本塁打王に輝いたとはいえ、打率の低さや守備難なども指摘されており、一軍昇格へ越えるべきハードルは高いと見られている。

 結局、入団後4年間の栗山体制では清宮は一軍定着には至らず、「宿題」はもちこされた格好となった。チームでは清宮のほかにも投手では18年のドラ1、吉田輝星投手(20)など、未完の大器として期待される若手が多く、新庄体制となることで監督として若手の才能を開花させられるかにも注目が集まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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