「八丈鬼ごろし(はちじょうおにごろし):八丈興発」八丈島で愛されてきた個性溢れる島焼酎【東京の焼酎】

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「八丈鬼ごろし(はちじょうおにごろし):八丈興発」八丈島で愛されてきた個性溢れる島焼酎【東京の焼酎】

「八丈鬼ごろし」を生んだ八丈島ってどんな島?


八丈興発株式会社サイト

「八丈鬼ごろし」のおいしさを育む八丈島について、紹介します。

八丈島は東京都の伊豆諸島にある常春の島

「八丈鬼ごろし」のふるさとは、伊豆諸島の八丈島。「東洋のハワイ」の異名を持つ常春の楽園です。東京の南方約287キロメートルに位置し、羽田からANAの定期便で約55分、竹芝桟橋から船便で10時間20分ほどかかりますが、行政上は東京都の島しょ部に属します。
面積約69.11平方キロメートルと、山手線の内側エリアと同等の広さを持つ八丈島は、左45度ほどに傾いたひょうたん型の島。その右くびれ付近にある三根の海水浴場近くの焼酎蔵「八丈興発」で、「八丈鬼ごろし」は誕生しました。

「八丈鬼ごろし」のふるさと八丈島の自然

「八丈鬼ごろし」を育む八丈島は、富士火山帯に属する火山島。北部の八丈富士と南部の三原山、2つの山系とそれらをつなぐ平地から成り、島全体を玄武岩質が覆っています。とくに三原山周辺は湧水が豊富で、南部は個性豊かな7つの温泉で賑わっています。
黒潮の影響を受けた気候は1年をとおして高温多湿。随所に亜熱帯性の植物が生い茂り、南国ならではの雰囲気を醸し出しています。

「八丈鬼ごろし」を育む八丈島の焼酎文化

八丈島には、八丈焼酎や島酒(しまざけ)と呼ばれる焼酎が存在します。
八丈島の島酒の歴史は、1850年代にまで遡ります。江戸時代の八丈島は米が不作で、米を使った酒造りが禁止されていたため、雑穀を使ったどぶろくが飲まれていました。そこへ流人としてやってきたのが、薩摩藩の御用商人も務めた丹宗庄右衛門(たんそうしょうえもん)でした。
島流しで八丈島へ流れ着いた庄右衛門は、飢饉対策として八丈島でもサツマイモの栽培が始まっていたことを知り、故郷の酒、すなわち芋焼酎の醸造に着手します。そうして、貴重な米を使わない焼酎造りの技術が八丈島に定着。島民の間で親しまれてきました。
昭和に入ると、八丈島の主要産業の一翼を担う観葉植物の栽培が盛んになり、芋の生産が減りました。代わりに登場したのが、麦焼酎と芋麦ブレンド焼酎。島外からの芋を調達できるようになった近年は、麦焼酎、芋焼酎、芋麦ブレンド焼酎の3種が流通する独自の焼酎文化が定着しています。

「八丈鬼ごろし」の造り手、八丈興発の特徴


八丈島観光協会サイト

「八丈鬼ごろし」を手掛けるのは、海の近くの蔵元、八丈興発。その特徴や酒造り、取り扱い銘柄などを紹介しましょう。

「八丈鬼ごろし」を醸す蔵元、八丈興発の酒造り

「八丈鬼ごろし」を醸すのは、昭和22年(1947年)創業の八丈興発。当初は黒糖焼酎を造っていましたが、昭和30年(1955年)から芋焼酎造りに着手し、現在は芋焼酎と麦焼酎、芋麦ブレンド焼酎の3種を手掛けています。
平成初期には漏電による火災で工場を失いますが、翌々年には海水浴場近くに蔵を移し、新工場を稼働。平成10年(1998年)以降は自社農地でサツマイモ栽培を行い、品質にこだわった少量仕込みで、島寿司をはじめとする島グルメと引き立て合う日常酒を造り続けています。

八丈島で愛され続ける「情け嶋(なさけじま)」ブランド

「八丈鬼ごろし」の蔵元、八丈興発が手掛ける「情け嶋(なさけじま)」は、麦焼酎、芋焼酎、芋麦ブレンド焼酎から成る人気の島焼酎ブランド。「情け嶋」という銘柄名は、八丈島の民謡「ショメ節」の「沖で見たときゃ鬼島とみたが、来てみりゃ八丈は情け島」という歌詞にあるように、情けの心を大切にしようという想いから命名したといいます。

八丈興発が手がける島焼酎のラインナップ

「八丈鬼ごろし」の蔵元、八丈興発の主要ブランド「情け嶋」のラインナップを紹介します。

【情け嶋】


八丈興発株式会社サイト

八丈興発の定番商品は、常圧蒸溜の麦焼酎原酒と、減圧蒸溜の麦焼酎原酒をブレンドした麦100%の麦焼酎。フルーティーな香りとまろやかな口当たりが特徴です。
商品名:情け嶋
商品情報はこちら

【情け嶋 鬼ラベル】


八丈興発株式会社サイト

芋焼酎と麦焼酎を6:4の割合でブレンドした、東京の島焼酎特有の芋麦ブレンド焼酎。芋の甘い香りと麦の香ばしさ、芋の甘味と麦の旨味が絶妙に絡み合う、複雑な味わいをたのしめます。
商品名:情け嶋 鬼ラベル
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【麦冠(ばっかん) 情け嶋】


八丈興発株式会社サイト

「日本に冠たる麦焼酎を八丈島で造る」という想いを込めて命名された「麦冠 情け嶋」は、常圧蒸溜で麦チョコのような甘味と香ばしさを引き出した蔵元会心の1本です。
商品名:麦冠 情け嶋
商品情報はこちら

 

【情け嶋 芋】


八丈興発株式会社サイト

一般的な芋焼酎は米麹で造りますが、麦麹を使うのが東京島酒の特徴。「情け嶋 芋」は、芋の旨味と麦の香ばしさがバランスよく溶け合う逸品です。
商品名:情け嶋 芋
商品情報はこちら

「八丈鬼ごろし」の魅力


kai keisuke/ Shutterstock.com

「八丈鬼ごろし」は、八丈島の多くの人に愛される芋焼酎。その特徴と魅力に迫ります。

「八丈鬼ごろし」は創業当時から愛されてきた人気島焼酎

「八丈鬼ごろし」は、創業当初から島民に愛されてきた芋麦ブレンドの八丈焼酎。平成14年(2002年)「東京国税局優等賞総代」受賞の実力を持つ銘柄です。一度聞いたら忘れられない銘柄名は、日ごろ大切にしてきた酒を守ろうとして、西山(八丈富士)の大噴火の溶岩流にのまれたという、八丈島の鬼夫婦の伝説にちなんで命名されました。
アルコール度数は25度と35度、それぞれ700ミリリットルと1,800ミリリットルのタイプがあり、いずれもコスパ満点の日常酒として定評があります。ただし、特約店限定販売で、生産量自体が少ないため、入手の際は、正規特約店を探して問い合わせをする必要があります。

「八丈鬼ごろし」の特徴と味わい

「八丈鬼ごろし」は、自社農地栽培の芋「赤てるこ」をはじめ、「白てるこ」や「ベニアズマ」など、複数のサツマイモを主原料に、麦麹を使って造った芋焼酎と、麦100%の麦焼酎を6:4の黄金比でブレンド。芋の甘味とコク、麦の香ばしさとキレのよさをバランスよく引き出した、芋麦ブレンド焼酎です。
強いインパクトを持ちながら、口当たりはなめらか。毎晩飲んでも飲み飽きしない日常酒におすすめの1本です。

 

「八丈鬼ごろし」のボトルは、「鬼ごろし」の文字が目立つデザイン。この「鬼ごろし」という名を用いた酒は、日本酒などに数多く存在するので、購入時は間違いのないよう気をつけてくださいね。

 

製造元:八丈興発株式会社
公式サイトはこちら


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