本当に“キャンディマン”が現れた? ホラー映画『キャンディマン』制作現場で起こった怪奇現象を監督が証言

1992年公開の同名ホラー映画を、『アス』『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール製作・脚本、ニア・ダコスタ監督でアップデートした『キャンディマン』が10月15日より公開。都市伝説の殺人鬼“キャンディマン”が現れるシーンを切り取った本編映像と、ニア・ダコスタ監督が明かした驚きのエピソードが解禁となった。

キャンディマンは、“鏡に向かってその名を5回唱えると現れる”とされる、鉤爪の殺人鬼。解禁となった映像では、トイレでたむろしていた高校生たちが遊び半分に“キャンディマンごっこ”をし、その名を唱えてしまう様子が映し出されている。あくまで都市伝説、実際にキャンディマンが現れるはずはなかった――しかし、緊張感が漂うなか、5回名前を唱え終わると、次々と異変が起こってしまう。開かなくなるドア、様子のおかしい友人、どこからともなく現れた蜂たち、そして……。

映像にも少し登場しているが、キャンディマンとともに現れる“蜂”は、重要なモチーフだ。監督のニア・ダコスタは、LAのプリプロダクション・ハウスでライン・プロデューサーと一緒にいるときに、蜂にまつわる奇妙な現象を体験したという。
「なにか音が聞こえたので外を見ると、すべての窓が開いていて、蜂の大群のようなものが見えたのです。どこからともなく現れたような気がしましたし、あんなに巨大な群れは見たことがありませんでした。私たちはパニックになって慌てて窓を全部閉めましたが、その後、お互いに顔を見合わせて『不気味だね』と言い合ったのです。その後も、家のあちこちで蜂の死骸が見つかりました」と回想する。さながら現場にキャンディマンが現れたかのようなエピソード。もしかしたら、制作時に“キャンディマン”と連呼しすぎて、本当に来てしまったのかも……?

『キャンディマン』
10月15日(金)全国公開

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レイナス

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