ご当地スーパーでローカルなお土産探し! 【愛知編】
旅行でお土産を買うなら、地元の人に親しまれている「スーパーマーケット」がおすすめだ。土産店よりも価格は総じて安く、コンビニよりも商品数がはるかに多い。長年、国内外のスーパーでお土産を調達してきた筆者が、今回は【愛知編】を紹介する。
愛知には、他の地域にない独自の食文化がある。例えば「みそ」であり、「きしめん」もある。
まず、「愛知県民の家に必ず1本は常備されている」と言っても過言ではないのが、「つけてみそかけてみそ」だ。チューブでみそを、おかずやお菓子、とにかく何にでもかけて食べるのに便利な一品。ノーマルな味以外に、ゆず味などの変わり種もある。土産店などでも売っているが、スーパーがダントツで安く手に入る。
愛知では「みそ煮込みうどん」も有名。手軽に食べられるレトルト商品もスーパーで販売されている。特に、熱田神宮に本店ある有名店「宮きしめん」が販売するシリーズがおすすめ。これも愛知名物「きしめん」と合わせて手に入れたい。1食ずつ個包装なのも便利。
「きしめん」のカップ麺もある。製造元はあの「寿がきや」だ。熱湯を注ぐだけで、きしめんが味わえるのは手軽でいい。特に、この商品は、出張マン人気の「名駅ホームのきしめん」を再現しているのがポイント。スーパーで安くまとめ買いしてバラマキ土産にするのもおすすめだ。
愛知でおなじみの海苔と言えば「浜乙女」である。全国各地のスーパーでも、浜乙女の海苔を見かけることはあっても、商品のラインナップはやはり愛知県内のスーパーがダントツで多い。焼きのり、味のり、家庭用、進物用、高級品・・・しかし、いくら高いといっても、たかが海苔であり、1000円もしない。常温で持って帰るのも軽いので、ぜひ。
「世界の山ちゃん」の手羽先は、いまや全国区の知名度を誇る。その手羽先の冷凍バージョンなどは、全国のイオンなどで手に入る場合もある。今回のおすすめは、「世界の山ちゃん」やきとりの缶詰。「幻の手羽先風味」である。これも常温で保存がきく。なにより、商品パッケージが目立つし、意外な名古屋土産でウケること間違いなし。
愛知のお菓子と言えば、えびせんべい。なんといっても、スーパーに一列、「えびせん」コーナーがあるぐらいだ。えびせんもいいが、いかせんやかにせんもおいしい。家庭用なら、スーパーの大容量で十分おいしい。
カステラの間に羊羹が挟まったお菓子「シベリア」もおすすめ。これも謎が多いお菓子で、中部エリアではよく見かける。「シベリア」は、スタジオジブリの映画『風立ちぬ』にも登場した。愛知とは限らないのだが、全国的にはまったく売っていない地域も多く、見つけたらぜひ買ってみてほしい。
愛知のパンといえば「コモ」が有名。というのも、保存料無添加で長期保存ができるパンだから。天然酵母のパントーネ種を使っており、長期熟成発酵させることで、パンには珍しく長期しかも常温保存できるパンとして販売されている。デニッシュパンやメロンパン、クロワッサン、アンパンなどがある。しかも、美味しい。家庭で、いざという時のために、コモは常備しておくと重宝する。
【愛知の主なご当地スーパー】
■アピタ(ユニーグループ・ホールディングス) https://www.uny.co.jp/
■ナフコ不二屋 http://www.nafuco-fujiya.co.jp/
■マックスバリュ東海 https://www.mv-tokai.co.jp/
■フィール https://feel-corp.jp/
■アオキスーパー https://www.aokisuper.co.jp/
(Written by トラコ)
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