建玉動向からみるチャイナショック後のBTC(ビットコイン)【仮想通貨相場】

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建玉動向からみるチャイナショック後のBTC(ビットコイン)【仮想通貨相場】

 

著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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BTC証拠金取引建玉の動向とBTC価格



BTC証拠金取引建玉数量: https://jvcea.or.jp/about/statistics/より、BTC価格:当社月末終値仲値、DMM Bitcoin社作成

 

上図は、2018年12月から2021年7月までのBTCの証拠金取引の建玉数量とBTC/JPYの価格推移である。(BTC建玉数量は日本暗号資産取引業協会資料を参照)

BTCの建玉数量は基本的に買いの建玉数量が売りの建玉数量を上回っている傾向が見られる(上図赤と青棒グラフ)が、2019年3月と2020年10月においては、売りの建玉数量が買いの建玉数量を上回った(上図緑の〇)。

売りの建玉数量が買いの建玉数量を上回った後、BTC価格は上昇していることが分かる。

特に2020年10月以降の上昇は大きく、2020年10月末時点では144.9万円だったが、2021年3月末には651.8万円となった。2019年の上昇では、同年3月末時点で45.2万円、同年6月末時点で123.3万円となった。

BTC証拠金取引の建玉は買いの建玉数量が売りの建玉数量を上回っているのが常であるが、2018年12月以降の統計で、過去2回そのポジションが反転し、その後BTC価格は大きく上昇した。

このことから証拠金取引建玉の買い<売りは、BTC価格上昇の手がかりとなりそうである。

2020年11月から翌年2021年1月までは買い売りともに建玉数量は横ばいで推移したが、2021年2月から買い売り共に減少を続け、6月の下落で建玉残は持ち直すかと思われたが、7月には再び減少している。

この間、売りが買いを上回ることはなく、買い>売りを維持したままとなり、BTC価格上昇のシグナルとなる買い<売りの偏りは見られなかった。

足元のBTC証拠金取引建玉数量は、JVCEAの公表とタイムラグがあるために不明であるが、暗号資産取引に対する中国政府の規制強化(※)という悪材料も再燃しており、直近では売りポジションが大きくなっている可能性には留意しておきたい。

(※)中国人民銀行(中央銀行)は24日、仮想通貨に関係する全ての取引は違法であり、禁止しなければならないとの見解を示した(9/24 Bloomberg)。

一方で、チャイナショックというべき中国政府の規制強化が発表された後も、BTCの価格は大きく崩れていないことは注意すべき点かもしれない。

このまま価格が踏みとどまるようであると、売りポジションが厳しい状況となる。

たまった売りポジションが一気に踏み上げられると、急上昇するような局面となる可能性もあり、注意が必要となる。

次はテクニカル分析で今後の値動きを探ってみよう。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。


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