『キャッシュトラック』公開直前! “親友”ステイサムとガイ・リッチー 「ロック・ストック」から22年の二人の歴史を振り返り
ジェイソン・ステイサムとガイ・リッチー監督が16年ぶりにタッグを組んだクライム・アクション『キャッシュトラック』が、10月8日(金)より新宿バルト9ほか全国公開となります。
『エクスペンダブルズ』、『ワイルド・スピード』シリーズなどへの出演で今やハリウッドを代表するアクションスターとなったジェイソン・ステイサム。彼が今回挑んだのは目的のために手段を選ばない謎多きキャラクター。そして監督を務めるのは、ステイサムのデビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』以来、『スナッチ』、『リボルバー』と共に作品を制作してきた盟友ガイ・リッチー。フランス映画『ブルー・レクイエム』を下敷きにステイサムの魅力が存分に生かされたアクションと、謎の男と大金強奪計画が絡み合うリッチー監督ならではの構成の妙が見られる新たなクライム・アクションとなっています。
16年ぶりにタッグを組んだジェイソン・ステイサムとガイ・リッチー監督。本作の公開を記念して、俳優デビュー作&初長編監督作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』から『キャッシュトラック』までの二人がタッグを組んだ作品を振り返り! “親友”でもあるステイサムとガイ・リッチー監督の歴史に注目だ!
◆ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1999)
ガイ・リッチーの長編初監督作にして、その名を一躍有名にしたクライム・ムービー。一攫千金を狙う4人の若者を軸に、ギャングやマフィアが入り交じって繰り広げる群像劇を独特のユーモアを交えて描く。巧妙なストーリー展開やテンポある演出に加え、多彩な登場人物が見せる妙な味わいが秀逸。ジェイソン・ステイサムの俳優デビュー作。ロンドンの下町に生きるエディはある日、仲間3人から金を集め、ギャンブルに投資するが惨敗。逆にその元締めに多額の借金を背負ってしまう。返済猶予は一週間。途方に暮れるエディたちだったが、彼らは偶然隣人の強盗計画を耳にする。
◆スナッチ(2000)
ガイ・リッチーの監督第2作目。1個の大粒ダイアモンドを巡って悪くてタフな連中が騒動を巻き起こすポップでスピーディな群像劇。ラビに扮装した強盗団がベルギーの宝石業者を襲い86カラットのダイヤを手に入れる。一味はフランキーにそれをニューヨークのボスのもとへ届けるよう指示する。しかし、フランキーは途中立ち寄ったロンドンでダイヤを狙う男たちの罠にはまり監禁されてしまう……。
◆リボルバー (2005)
監督ガイ・リッチー、製作リュック・ベッソンで贈るサスペンス・アクション。復讐を図る凄腕のギャンブラーをジェイソン・ステイサムが演じ、様々な思惑が絡み合うさまをスタイリッシュに描く。カジノ王マカに雇われるも罠にハメられ、7年間の刑務所暮らしを強いられたジェイク。彼は投獄生活の中で出会った人物から、ペテンの方式=“究極の勝利の方程式”を伝授される。こうして凄腕のギャンブラーとして出所したジェイクは、マカのカジノで圧勝。一方、さらなる復讐を怖れたマカは殺し屋にジェイク抹殺を指示。だが、ジェイクはそんな危機も突然現われた謎の2人組に救われる。しかし、ジェイクはすでに新たな罠の迷宮へ足を踏み入れてしまっていた…。
◆キャッシュトラック(2021)
ガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサムの16年ぶりのタッグで贈る、謎の男と大金強奪計画が絡み合うクライム・アクション。現金輸送車専門の警備会社に雇われた新人”H”。試験をギリギリ合格し、周りから特に気に留められる存在ではなかったが、強盗に襲われたときに驚くべき戦闘スキルを見せる。彼は一体何者なのか?周囲が疑心暗鬼に陥る中、全米で最も現金が動く日“ブラック・フライデー”に警備会社に集まる1億8,000万ドルの大金を狙う強奪計画が進行していた…。
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