リモート試験で“感染・不正リスク”を回避! 東大SPH入学者選抜で「スマート入試」導入

株式会社サーティファイ(以下、サーティファイ)は、2021年8月16日に実施された令和4(2022)年度 東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻専門職学位課程(以下、東京大学SPH)の入学者選別における、筆記試験(専門科目)において、オンライン試験システム「スマート入試」を提供、入試DXをサポートしました。

感染リスクも不正リスクも回避!

さまざまな領域でDX化が加速しているコロナ禍。それは、試験システムにおいても同様です。「感染リスクを下げたいけど、リモートだと不正リスクが心配…」という担当者も多いのではないでしょうか。

しかしながら、従来型のオンライン試験システムは、本人認証や視線監視など簡易な不正検出はできたものの、受験者の手元やPC画面、画面周辺などはPCカメラの死角となるため、大学をはじめとした教育機関は筆記試験のオンライン化に踏み切れなかったといいます。

そんな中、サーティファイは、38年以上に及ぶ検定試験運営実績のもとに入試のペーパーレス化、入試DXをサポート。独自のオンライン試験システム「スマート入試」は、リモート環境下でも公平・公正に筆記試験や論述試験を実施可能。PCカメラに加えて、スマートフォンをサブカメラとして利用することで、不正への抑止力と不正検出精度を高めています。(特許出願中:特開2021-068432)これら2つのカメラで取得した画像データや音声データに対して、3つのAIを駆使。高精度の解析を実現できるのです。

また、試験中にトラブルが発生し、PCの再起動を余儀なくされた場合でも、サブカメラで監視を継続できます。

なお、「スマート入試」は、内部不正防止の基本原則に則って開発。サブカメラがあることにより物理的にも心理的にも「不正をやりにくくする」状態でオンライン試験を実施可能です。

更なる性能向上にも期待

東京大学SPHは、入学者選抜実施後のアンケートで「試験監視システムとして信頼できる」と評価、さらに「今後より性能を高め、より機能性・汎用性の高いシステムにしていくことが期待されます」とコメント。

サーティファイは、特待生や入学者選抜など「ハイステークス」と呼ばれる試験に、更なる不正検出精度の向上、カバー範囲の拡大に努めていくとしています。

PR TIMES
スマート入試

(文・和泉ゆかり)

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