屋内・屋外で使えるスマートカメラとビデオドアホン 「Google Nest」ブランドのスマートホーム機器3製品を発表
Googleは8月5日、スマートホームブランド「Google Nest」の新製品を発表しました。8月26日から順次発売し、サブスクリプションサービス「Google Nest Aware」を同日から開始します。
屋内と屋外で使えるバッテリー式のスマートカメラ「Google Nest Cam(屋内、屋外対応 / バッテリー式)」は8月26日に発売。希望小売価格は2万3900円(税込)。人、動物、車両を検出し、屋内外で発生した重要なイベントに絞って通知を送信します。映像をクラウドに送信せずにデバイス上で処理することで、関連性の高い通知やプライバシーとセキュリティの強化を実現。特定のエリアを指定して、そこで何かが起きたときに通知を受け取る「アクティビティエリア」、サブスクリプションサービスで追加機能として提供する、カメラが誰を認識すべきかをユーザーが設定・管理できる機能「認識済みの人物の検出」といった機能が利用可能。屋内用のスマートカメラ「Google Nest Cam(屋内用/電源アダプター式)は数か月以内に国内で販売開始を予定しており、希望小売価格は1万2300円(税込)。
バッテリー式のドアホン「Google Nest Doorbell(Battery Type)」は8月26日に発売し、希望小売価格は2万3900円(税込)。バッテリー内蔵なので、既存のドアホン配線に左右されずに自宅に設置が可能。Nest Camと同様の機能が利用できる他、人や動物、車両に加えて、荷物の検出にも対応します。通常のビデオドアホンとは異なり、縦長の画角を採用することから、訪問者の全身や地面に置かれた荷物まで確認できます。
Wi-Fiが停止したり停電した場合、Nest Cam(屋内、屋外対応 / バッテリー式)とNest Doorbellはローカルストレージに最大1時間のアクティビティの動画履歴(約1週間分のアクティビティ)を記録可能。Nest Cam(屋内用/電源アダプター式)は、Wi-Fiが途切れてもデバイス上に映像を記録します。接続が復旧すると、イベントがクラウドにアップロードされ、映像記録の確認が可能に。
サブスクリプションサービスのGoogle Nest Awareは、動画履歴や追加機能をGoogle Nest製品で利用可能にするサービス。カメラ1台ごとではなく、家中すべてのGoogle Nestデバイスをまとめてカバーします。料金は月額630円(年額6300円)で、過去30日間のアクティビティの動画履歴を確認できる他、認識済みの人物の検出機能が利用可能。月額1260円(年間購入1万2600円)で提供する「Google Nest Aware Plus」では、さらに過去10日間の連続動画履歴と過去60日間のアクティビティの動画履歴が利用できます。
画像:Google Japan Blogより引用
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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