夏野菜のキーマカレーレシピ!なすやオクラのトロっと食感が美味

夏野菜のキーマカレーレシピ!なすやオクラのトロっと食感が美味

ひき肉と夏野菜の旨みあふれる、キーマカレー。油っこくならずトロっと仕上げるコツを、料理研究家の高橋千帆さんに教えていただきます。

なすとオクラのキーマカレー

やさしい甘みのあるなすやオクラ、トマトなど、夏野菜のおいしさが凝縮!爽やかな味と香りの大葉(しそ)ご飯と合わせて、さっぱりといただけるキーマカレーです。

材料(3、4人分)

なす:4本(360g)

タマネギ:中1個(約160g)

トマト:中1個(約160g)

豚ひき肉:200g

ショウガ:1片

ニンニク:1片

オクラ:4本

オリーブオイル:大さじ3

酒:大さじ1

カレー粉:大さじ1

ウスターソース:大さじ1/2

トマトケチャップ:大さじ1

水:100ml

塩:適量

ご飯:適量

大葉(みじん切り):6~8枚

作り方

なすはヘタを取り、ひと口大の乱切りにする。食塩水(分量外。下の「コツ」を参照)に5分ほどつけ、水を切る。

なすを食塩水につけると味がしみ込みやすくなる

おいしく作るコツ

水200mlに塩小さじ2を入れた食塩水に5分ほどつけることで、色がきれいに仕上がるほか、なすに味がしみ込みやすくなります。

タマネギは薄切り、トマトは皮をむき1cmの角切りにする。ショウガ、ニンニクはすりおろす。オクラはヘタをとり、軽く塩もみして板ずりし1cm幅に切っておく。

フライパンにオリーブオイルを入れて温める。1と塩小さじ1/2を加え、表面に軽く焼き色がつくまで炒めたら取り出しておく(焼き色の目安は下の写真を参照)。

なすを炒め、軽く焼き色が付いたら取り出しておく

おいしく作るコツ

なすはしんなりするまでしっかりと火を通し、取り出しておきます。

油が残ったままのフライパンにタマネギと塩小さじ1/2を入れ、中~強火で炒める。しんなりしてきたら中火にし、豚ひき肉、ショウガ、ニンニク、酒を入れて炒める。豚ひき肉はしっかりほぐしながら、色が変わるまで炒める。

4にトマト、カレー粉を入れ炒める。トマトが煮崩れてきたら、水、ウスターソース、トマトケチャップ、塩小さじ1弱を入れて混ぜ合わせ、ふたをして5~7分ほど煮込む。

5に3とオクラを入れて混ぜ、再びふたをして5分ほど煮込み、塩で味をととのえる。

おいしく作るコツ

なすは煮込みすぎると煮崩れてしまいます。最後に軽く煮合わせるとジューシーに、きれいに仕上がります。

器にご飯を入れて大葉を散らし、6を盛り付ける。

なすとオクラのキーマカレーのレシピ

最後に

トロっとした食感が引き立つ、夏野菜のキーマカレーを作ってみてください。

高橋千帆

高橋千帆/Chiho Takahashi

料理研究家/ベジタブル&フルーツアドバイザー

1980年、北海道生まれ。二女の母。調理、菓子の学校を卒業し、ベーカリー、パティスリーなど、さまざまな経験を重ねる。2007年より、インターネット販売、店舗PR用の菓子製作など、菓子を中心とした活動に従事。その後、出産、子育てを経て、菓子、料理に関わる活動を再スタート。現在は、料理家たかはしよしこ氏の「エジプト塩」スタッフとしても活躍。また企業のフードスタイリング他、食事の講座を主催しながら、家庭でも簡単に美味しく作れる「身体と心が喜ぶ料理」を研究している。
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[なす]あく抜きや切り方から、焼きなすまで料理の基本

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深みのある鮮やかな皮の色が「茄子紺」と呼ばれるように、日本では昔から親しまれ、地域ごとにさまざまな品種が発達しました。
どんな調味料ともマッチするのは、味にクセがないことと、果肉に細かい空気の隙間があるスポンジ状のため。油や調味料、だしをよく含み、おいしくなります。

最終更新:2024.05.19

文・写真:高橋千帆
監修:高橋千帆、カゴメ

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