エド・シーラン、音楽をやめて父親業に専念しようと思っていたと明かす
エド・シーランが、【ディバイド・ワールド・ツアー】の終了後からしばらくの間無気力な状態に陥ってしまい、娘が誕生してからもそのまま音楽活動をやめて父親業に専念しようと考えていたことを明かした。
SiriusXM『Hits 1』の最新インタビューで彼は、2019年8月に自身の地元である英サフォーク州のイプスウィッチで最終日を迎えた同ツアーのステージで、「俺は28歳だけど、これからどうしたらいいのか分からない」と思ってしまったと語っている。「追い続けて、追い続けて、追い続けて、追い続けて、ようやくこれにたどり着いたのに、(その後の)1年間の休みの間はずっと自分を探している感じだった」と彼は振り返っている。
「音楽をしばらくやめていたからね。音楽が自分という人間の全てなのにね」と彼は続け、2020年12月に娘のライラ(Lyra)ちゃんが生まれてからは、“そうか、これで決まりだ。これが俺だ、俺はただの父親になるんだ。もう音楽は演らない”と思ったと説明している。そして日々の父親業に専念しつつも、目的を見失ってしまっていた彼は、とても悲しい気持ちになっていたと続けている。
そんなある日、彼は突然閃いたそうだ。彼は、「娘の成長のためには、親が勤労意欲を持っていることや、努力することが大好きで、創作が大好きで、仕事を楽しんでいることが分かる方が大切なんじゃないかって突然気付いたんだ。父親が事実上無職だって思ってしまうよりはね」と語り、徐々に音楽活動を再開することができたと述べている。
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