【7人制ラグビー】予選リーグ敗退の日本。それでも「想いを届けたい人たち」のため、最後まで駆け抜ける

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【7人制ラグビー】予選リーグ敗退の日本。それでも「想いを届けたい人たち」のため、最後まで駆け抜ける

 東京五輪男子7人制ラグビー予選リーグ。日本にとって予選リーグ最終戦となったカナダ戦は、12-36で敗戦。これで日本はグループ4位となり、決勝トーナメント進出とはならなかった。

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前半から相手にペースを握られる苦しい展開。決勝トーナメント進出へ向けて少しでも得点を重ねたかったところだったが一つもトライを奪えず、0ー19で後半へ。

そして運命の後半戦。日本は後半開始30秒で羽野一志がトライを決め、逆転へ向けなんとか流れに乗りたいところだったが、その後カナダにボールを広く展開され失点が続く。試合終了間際にキャプテンの松井千士が意地のトライを決めたものの、ここでノーサイド。結果、12ー36と、予選リーグ敗退が決まった。

これで日本の決勝トーナメント進出の可能性は消滅した。

だが、まだ東京五輪での試合が全て終わったわけではない。

7人制ラグビーでは参加国全ての順位を決定するため、まだ順位決定戦が残っている。

普段であれば、スタジアムいっぱいに埋め尽くされた観客が、一つ一つのプレーに大いなる盛り上がりをみせ熱狂するラグビー。だが新型コロナウイルスの影響で、今大会は無観客で行われている。

それでも、「自分たちのプレーを通して、見ている人に勇気や感動を与えたい」。そう語るのは今回悲願の代表選出となった、藤田慶和。

その藤田には、沢山の人の中でも、特に画面を通して想いを伝えたい人たちがいるという。

「いつもトライを決めた後に、ハートポーズやシーサーポーズをやっています。ハートは、東日本大震災があって、復興のために少しでも勇気づけたいという意味合いもありますし、シーサーに関しては、ずっと合宿をやっていた読谷村のラグビー チームの方から、「幸せを取り入れて逃さない」といった意味合いがあると教えていただき、やっています。こういったポーズを通して色々な人に喜んでもらえたらと。そのためにいい形でトライを取れたらいいなと思います」

今大会、目標としていたメダル獲得は叶わなかった。それでも、応援してくれている人たち、想いを届けたい人たちのため、最後の一戦まで駆け抜ける。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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