【7人制ラグビー】初戦惜敗の日本。前回銀・英国との次戦は「準備してきたことを100%発揮すれば勝機見える」
東京五輪7人制ラグビー予選ラウンドが行われ、日本は前回王者の強豪・フィジーと対戦。24-19で惜しくも敗れ、黒星発進となった。
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戦前、フィジーの印象について問われた藤田慶和は、
「自分たちのペースでラグビーを進めるということがフィジー戦に関しては1番大事になってくると思う。相手は身体能力も高いですし、スキルも高いので、そういったところで自分たちのペースで進めていくことが勝利に1番近いポイント」
と、打倒フィジーへ向け、ポイントを語っていた。
試合は前半開始わずか20秒でこぼれ球を拾われたところからトライを奪われ、先制を許す形に。
だがその後、前回大会バックアップメンバーで悔しい思いをしたキャプテンの松井千士が相手選手を交わし一気にトライ。今大会日本にとって、最初の得点を叩き出した。
その直後、逆転を許した日本。だが、ラストワンプレーでトゥキリ・ロテがトライを決め、14-12と日本リードで前半を終えた。
そして勝負の後半戦。
藤田のキックオフが好所に上がると、ボールをキャッチした副島亀里ララボウラティアナラが一気にトライ。19-12とさらにリードを広げた。
だがその後は日本のミスもあり立て続けに相手へトライを決められ逆転を許す形に。そのまま試合は終わり、19-24と惜しくも初戦勝利とはならなかった。
対フィジー戦勝利とはならなかったものの、かつては0-54と大差で敗れた試合もある強豪に接戦をみせた日本。
同日夕方には、前回大会銀メダルの英国(グレートブリテン)との対戦が予定されている。対英国との一戦を前に藤田は
「4つの国の素晴らしい選手たちが集まっているというところで、能力は高い。
ただ、僕たちの方が、『Bee Rugby』をするというところで速く動ける。そこの勝負になってくると思うのでそこを崩していけたら。」
と、改めて今大会の戦い方のポリシーである「全員が蜂のように素早く動き続けて相手を仕留めるイメージ」を全うすることが勝利へのカギと語った。
前回大会4位の日本が今大会目指すのは、メダル獲得。2試合続けての強豪と対戦も、
「全く勝てないだとか、歯が立たないということではない。僕たちがこれまで準備してきたことを100%発揮すれば勝機は見えてくると思う」
と、藤田は語る。
悲願のメダル獲得へ、まずは準々決勝進出をかけた大事な一戦へと向かう。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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