嘘・裏切り・数々の悪事……なぜか許されファンからも愛される「ロキ」 トム・ヒドルストンが語る彼の処世術とは?

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全世界に衝撃と感動を巻き起こした映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)から逃げ出した男の物語『ロキ』が6月9日(水)16時よりディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)で独占配信中です。

マイティ・ソー(11)で登場以来、数々の悪事を重ねながらも、うまく周囲に取り入り生き延びる姿を見せ続け、いつしかファンからも愛されるヴィランとなった”世渡り上手”なロキ。10 年に渡って演じ続けているトム・ヒドルストンが、ロキのずる賢い処世術について説明しています。

ロキは、ソー(演:クリス・ヘムズワーズ)の義弟で、神の国アスガルドの王座を狙うため家族や仲間にすら裏切りを決行したり、地球征
服をもくろみ人々を恐怖に陥れるなど様々な悪事を重ねながらも、強者にすり寄り、時には相手に取り入ることで巧みに生き延びてき
ました。そんな“世渡り上手”なロキについてトムは、「彼はトリックスターであり、生き残るためには何でもする。彼は自分の求める権力などに近づくとき、ずる賢くすぐ方向を変えるんだ。それが、ある意味で彼を面白くしている点だとも思うよ」と、変わり身の早さこそがロキの処世術だと語り、そこが魅力でもあると説明。

ロキはこれまで、『アベンジャーズ』(12)で地球を侵略しようとした罪で投獄されていたが、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(13)では故郷のピンチを理由にソーを丸め込み脱獄し、ソーを助ける家族思いな一面を見せたと思いきや、死んだふりをしてうまく逃げ出し翻弄。また、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(17)ではひょんなことから行き着いた先の星の独裁者にちゃっかりすり寄り、自分だけ良いポジションを獲得する姿も見せました。

そして、「エンドゲーム」でアベンジャーズから逃げ去った後の物語を描く本作『ロキ』でもその処世術は健在。“時間の流れを守っている”という謎の組織TVA[時間変異取締局]に捕えられ、最初こそ反抗的な態度を見せていたロキだが、TVA が強大な組織だと気付くとすぐに翻り協力的な姿勢を見せます。ロキはTVA から<改変されてしまった現実を元に直す>という任務を命じられ、新たな相棒となるメビウス(演:オーウェン・ウィルソン)、ラヴォーナ・レンスレイヤー(演:ググ・バサ=ロー)、ハンターB-15(演:ウンミ・モサク)、そして“もうひとりのロキ”シルヴィ(演:ソフィア・ディ・マルティーノ)など、一筋縄ではいかないであろうクセ者たちと出会いながら時間を超えた壮大な冒険へと渋々挑んでいきます。

果たしてロキは、世界の”時間“を股にかけた冒険でどんな結末を迎えるのか? 最終話に向けて期待が高まります。

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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