3D技術やゲームAIのノウハウを活用したドローン自律航行システム開発へ

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會澤高圧コンクリート株式会社と株式会社ハニカムラボは、ゲームAIのノウハウを活用したドローン自律航行システムの共同開発を開始しました。

また、2021年6月14日~16日に幕張メッセにて開催されている「Japan Drone 2021 – Expo for Commercial UAS market -」において、同システムのプロトタイプ版を「HoloLens 2」によるMRでインタラクティブに体験できる展示を行っています。

ゲームのNPCのアルゴリズムを活用

會澤高圧は、大型エンジンドローンカンパニー アラセ・アイザワ・アエロスパシアル合同会社(AAA)を通じ、大型二輪エンジンを搭載した産業用ドローン「AZ-500」を開発中。2021年9月に福島ロボットテストフィールドにてデビューフライトを開催予定です。

「AZ-500」のような大型産業用ドローンは、人によるマニュアル操作での運用は難しく、ドローンAIによる自律飛行システムが不可欠。そこで、3D技術やMR技術を活用した開発を得意とするハニカムラボと共に、自律航行システムの開発に乗り出しました。

開発にあたり、3Dゲーム開発における敵キャラクターやNPC(ノン・プレイヤーキャラクター)の行動を決定するための思考ロジックを活用。常に変化する地形の状況や障害物を検知し、避けたり利用したりするアルゴリズムを活用して経路探索などを実行するシステムとなるようです。

MRで体験可能

ハニカムラボは、米マイクロソフトが展開するHoloLensおよびMRの公式開発パートナープログラム(MRPP)に参画しており、このたびの「Japan Drone 2021」でも「HoloLens 2」を活用した体験を提供中。

展示会場では、同システム(プロトタイプ)が現実世界の障害物の情報をデジタルツイン上に構築し、ドローンAIがこのデジタルツインの情報をもとに安全な航行ルートを自律的に作成します。来場者は、「HoloLens 2」を装着することで、障害物を避けて飛行するドローンを確認可能。また、来場者が障害物(ビルの模型)を移動させると、デジタルツインデータも随時更新され、これを安全に避ける航行ルートが演算されるとのことです。

「Japan Drone 2021」には、この他、KDDI株式会社や新エネルギー・産業技術総合研究開発機構(NEDO)、株式会社スペースワンなども出展しています。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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