視覚・聴覚・嗅覚への刺激でパフォーマンス向上を支援する「IoA Work for Senses」
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テレワークの普及が拡大する中、テレワークに起因するコミュニケーション不足や環境に起因するパフォーマンスの低下が問題視されているようです。
こうした課題を解決すべく、凸版印刷株式会社は、リアルとバーチャルを融合した新しい働き方を支援するサービス「IoA Work」をはじめ「Your Space」や「b-tone」など、パフォーマンス向上ソリューションを提供してきました。そしてこのたび、「IoA Work」の機能を拡張した「IoA Work for Senses」を開発。2021年6月より試験提供を開始します。
これまでのソリューション
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「IoA Work」は、凸版印刷が持つ「IoA仮想テレポーテーション」技術を用いることで、ユーザーがリアル空間とデジタル空間を自由に選択しながらリモートワークに臨める環境を提供するサービス。例えば、リアルオフィスで「分身ロボット」を遠隔操作しつつ、デジタルオフィス空間で「バーチャルアバター」を用いてコミュニケーションを取るといったことが可能となります。これにより、ユーザーの抱えるさまざまな制約(時間・距離・性別・年齢)に捉われない働き方が実現するでしょう。
「Your Space」は、映像・音声・香り・照明の機器を連動させ、設定されたシーンに応じてそれぞれをコントロールするサービス。ユーザーの集中力を高める空間を演出します。
「b-tone」は、韓国のSOSO H&C社と共同開発した小型・軽量なイヤホン型脳波デバイス。脳波に加えて心拍・加速度の測定も可能で、集中・リラックスなどの心理状態を可視化することができます。なお、イヤホンとしても使用可能。
「IoA Work for Senses」とは?
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「b-tone」で可視化した集中やリラックス状態に応じて、映像・音声・香り・照明を変化させることで、パーソナライズされた快適な空間が生まれるかもしれません。
また、マルチスピーカーと椅子に備え付けた重心センサーを連動させ、重心の移動に合わせて音の聞こえ方を変化させるシステムも実装。これにより、実際の会議室に参加しているような臨場感のある聞こえ方を再現するようです。
同サービスは2021年6月より試験提供を開始しますが、その前にコクヨ株式会社の新オフィス「THE CAMPUS」に展示されている、コクヨ提供のパーソナルワークスペース「WORK POD」を「IoA Work」専用にカスタマイズした「IoA POD」に導入され、5月28日より一般公開されます。
(文・Higuchi)
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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