中部国際空港にて、「TimeRep」を活用したアバター遠隔案内を検証中

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株式会社UsideUと菱洋エレクトロ株式会社は、中部国際空港にてアバター遠隔接客クラウド「TimeRep(タイムレップ)」を活用した遠隔案内サービスの実証実験を実施中。2021年3月20日に開始した同実験は5月31日に終了します。

リアルに近いリモート案内

UsideUが提供する「TimeRep」は、遠隔地のスタッフによるリモート案内・接客を可能にするサービス。「アバターモード」で遠隔操作するスタッフの表情をアバターに反映したり、「生顔モード」でスタッフ本人を映し出したりと非対面・非接触でありながら、よりリアルに近い接客を実現します。

また、有人接客の前段階として、定型的な案内を自動化する「シナリオモード」も搭載。難しい操作は不要で、誰でも簡単に接客時の自動シナリオを構築できるとのことです。さらに、有人モードとシナリオモードの比率を可視化し、案内業務自動化の推進に役立てることもできるといいます。

今回の実験では、同空港の第1ターミナル3階中央案内所と2階国内線到着案内所、第2ターミナル2階出発ロビーの3カ所にて、1名のスタッフによる空港内施設案内やフライト案内などを実施。遠隔業務での幅広い利用者対応の実現性を定量・定性的に検証中です。

「TimeRep」に何ができる?

「TimeRep」には問い合わせ内容に応じて接続するスタッフを振り分ける機能も搭載しています。先述の「シナリオモード」もそうですが、人的リソースの最適化を実現する機能が特徴的なサービスと言えるでしょう。

また、サイネージの前に立った利用者への能動的な声かけや、対話内容の録音・録画による接客のPDCA実現など接客の質を向上させる機能も注目ポイントです。

そんな「TimeRep」は、東急ハンズでのビューティーコンシェルジュによるリモート販売や、東急リバブル株式会社のリモート接客「リバブル つながる賃貸」などに採用されています。この他、福岡市観光案内所および市内観光施設、常盤薬品工業の化粧品ブランド「excel」の店頭、埼玉県大宮駅改札口などでの実証実験も実施。さまざまなシーンでリモート接客の可能性を検証中です。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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Techable

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