いよいよロッテ・佐々木朗希がプロ初登板へ!大谷翔平のプロデビュー戦を振り返る

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いよいよロッテ・佐々木朗希がプロ初登板へ!大谷翔平のプロデビュー戦を振り返る

 ついにベールを脱ぐ。ロッテの佐々木朗希投手が15、16日の西武戦のいずれかでプロ初登板する方針であると一斉に報じられた。井口監督は14日の試合前練習から1軍に合流させるという。

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 大船渡高時代に歴代高校生最速となる163キロをマークした右腕。昨年はほぼ1軍に帯同して肉体強化に努め、1・2軍での公式戦登板はなかった。

 高卒2年目の今季はオープン戦で1軍相手に実戦デビュー。3月12日の中日戦で1イニングを無安打無失点とし、最速153キロを計測。開幕後は2軍のイースタン・リーグで球数とイニングを積み重ね、5月8日の楽天戦では6回5安打1失点で勝利投手になった。プロ入り後、実戦では最速となる156キロを投げ、順調にステップを踏んできていた。

 注目の1軍デビュー戦。佐々木といえば真っ先に比較されるのが、同じ岩手県出身で現在大リーグ・エンゼルスで活躍する大谷翔平の存在。やはり花巻東高時代に160キロを投げていた大谷の投手プロデビュー戦を、改めて振り返ってみたい。

 大谷は高卒1年目、外野手として開幕1軍をつかんだ。3月29日の開幕・西武戦に「8番・右翼」でスタメン出場し、2安打1打点した。その後は投手としては2軍戦で調整しながら、野手としての出場を続けた。途中、外野守備で右足首を捻挫するアクシデントもあり、投手としての1軍デビューは少々遅れた。

 ようやく初登板したのは5月23日のヤクルト戦。注目の初球は152キロの直球。先頭打者のミレッジに対し、外角低めに外れるボール球だった。初回に投げた10球は全て直球で、いずれも150キロ台で度肝を抜いた。3番岩村からは156キロで空振りを奪い、1998年の松坂大輔(当時西武)が残した155キロという新人投手のデビュー戦最速記録をいきなり更新してみせた。

 3回のバレンティンとの対戦では、この日最速の157キロをマーク。5回6安打2失点で86球を投げて、勝敗は付かなかった。直球が64球と大半を占めて、そのうち43球が150キロ超えと圧巻のスピードを示した。

 「しっかりとストレートで押せて良かった。力強く投げた時の方が、狙ったところにいったと思います」。そう語った当時18歳の大谷。現在は世界最高峰の舞台で輝く才能を、惜しげも無く披露したデビュー戦だった。

 その大谷が更新するまで、投手のデビュー戦最速記録を持っていた松坂。こちらは1999年4月7日の日本ハム戦で、初回に高め直球が155キロを叩き出した。強打者の片岡が豪快に空振り三振した姿は、多くのファンの脳裏に刻まれ、怪物伝説が始まった。

 多くの剛腕投手たちは、デビュー戦から深いインパクトを残してきた。果たして令和の怪物はどんな第一歩を踏み出すのか。デビュー戦最速記録更新なるのかも含めて、ここまでベールに包まれてきた右腕の「一投」に全国の野球ファンの視線が注がれる。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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