B級フード研究家・野島慎一郎の美味しかったカップ麺 月間ベスト5(2021年4月)

カップ麺やスナック菓子、ファストフードなどのアレンジレシピを研究する“B級フード研究家”としても活動している、ノジーマこと野島慎一郎です。

いつもガジェット通信ではアレンジレシピを紹介する記事を中心に執筆していますが、普段から研究としてカップ麺をよく食べているので、1か月で食べたカップ麺のなかから個人的に美味しいと感じたカップ麺ベスト5をご紹介しています。

今回は2021年4月のランキングです。4月は美味しいカップ麺を食べる機会が多く、5個に絞り込むのが大変でした。あくまでも個人的なランキングではありますが、その分今回紹介する5個はいずれも自信を持っておすすめできる5個になったと思います。

ぜひ皆さまのカップ麺選びの参考にしてみてください。

第5位:マルちゃん でかまる にぼたん 〜汁なし煮干担々麺〜

5位にはマルちゃん「でかまる」シリーズから、志奈そば田なか監修の「にぼたん」を選びました。こちらは「Ramenグランプリ2020」で楽天やぐるなびのユーザーの投票により「これでもかと絡めたくなる部門」で優勝して商品化が決まったのだとか。なにかと情報量が多いな。

ちなみに「にぼたん」とは汁なし煮干担々麺のこと。最近はまた煮干し系のカップ麺が増えてきている気がしますね。

こちらはなかなかの太麺が120gあるのに対し、かやくは細かくて量も少なめ。これで味が単調だとすぐ飽きてしまいやすいのですが、いざ食べてみるとラー油の辛さと花椒のしびれの強烈なインパクトのあと、かすかに広がる煮干しの余韻。これがすごくいい感じ!

濃いめの担々ダレが麺にたっぷりと絡みつき、そこに細かく刻まれたたまねぎや肉などの具材も付着してくるので、意外と存在感があるのもお見事!

結構辛さが強いので、そもそも辛い食べ物が苦手な方にはおすすめできませんが、大味なようで繊細な一杯だと感じました。完成度が高いです!

第4位:日清食品 カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質

高たんぱく&低糖質ブームがついにカップ麺業界にまで到達。4位には日清食品の「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」を選出しました。

たんぱく質の含有量は15.2gもあり、プロテインドリンクやプロテインバーなどを飲食するのとほぼ同等。これはすごい。でも実はインスタント麺ってそこそこたんぱく質が含まれていて、定番のカップヌードルでも10.5gのたんぱく質を摂取できるのです。

どちらかというと注目すべきは低糖質の部分。炭水化物35.4gのうち糖質はわずか15.3g。食物繊維が20.1gも含まれています。これは栄養食を謳っているそのへんの健康食品もびっくりな数値。これをカップヌードルのフォーマットで実現するのはすごすぎる!

中身はほぼほぼ定番のカップヌードルと同じ。謎肉はいつもの謎肉よりも高たんぱくな「ハイプロテイン謎肉」が採用され、食感が肉々しくなっているのですが、味にはそこまで変化がありません。

麺は若干薄くて柔らかいような印象を受けますが、カップヌードルのスープとの相性がよく、違和感なく食べられます。とにかく今作のコンセプトだと違和感なく食べられるということが重要。いつものカップヌードルを食べる感覚で糖質制限できるなんて、こんなに素晴らしいことはないですよ!

食べ過ぎたら今度は塩分の過剰摂取が心配になってしまいますが、いつものカップ麺をカップヌードルPROに置き換えていくだけでかなり糖質制限の効果を得られそうです。

ちなみに「シーフードヌードルPRO」も同時発売されましたが、カップヌードルPROと比べると麺の違和感が若干目立っていたよいうな気がしました。

第3位:エースコック スーパーカップ大盛り いか焼そば

3位にはめでたく約2年ぶりに再発売されたエースコックの「スーパーカップ大盛り いか焼そば」を選びました。

こちらは発売前の試食レビューをガジェット通信で書かせていただいたのですが、ちゃんと昔ながらのいか焼そばらしさを残しながらも令和バージョンに進化! そのウマさに本当に感動してしまった!

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. B級フード研究家・野島慎一郎の美味しかったカップ麺 月間ベスト5(2021年4月)
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。