衆参3選挙全敗 崖っぷち菅政権が突き進む東京五輪強行逆転弾のシナリオ

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衆参3選挙全敗 崖っぷち菅政権が突き進む東京五輪強行逆転弾のシナリオ

 まさかの「3タテ」を食らってしまいました。

 4月25日に行われた衆参3選挙。菅政権下で初めてとなる国政選挙で、自民党は全敗というショッキングな結果に終わりました。党関係者からは「予想通り。織り込み済み。連休が終われば誰も覚えていない」と強気な声も聞こえる一方、「このままだと秋が心配だ。コロナの失政で国民の不満が高まっていることの証拠だ」と危機感を強める意見も多々あります。

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麻生太郎氏、先見の明ありすぎ・・・1年前の「呪われた五輪」発言を振り返る https://cocokara-next.com/topic/cursed-olympic/

 菅政権にとって、今秋とみられる解散総選挙で勝利を収め、総裁選に再選し、長期政権を築きあげることは最重要課題。崖っぷちからの支持率爆上げという秘策はあるのか…その一つはワクチン接種の立て直し、そしてもう一つは「東京五輪強行での大成功」だというのです。

 一般紙の記者は言います。

 「菅総理はこんな状況でも東京五輪を強行開催する意向です。政権側は日本人の国民性を熟知している。始まる前は『五輪なんてやっている場合か』と不満タラタラでも、日本人選手に金メダルが一つでも出れば『コロナ禍での希望』と盛り上がるのは間違いない」

 「この夏は旅行や行楽もできないでしょうから、みんな家でオリンピックを見るしかない。いろいろ問題はあっても、終わってしまえば『感動をありがとう』となるのが良くも悪くも日本人なのです。勢いのままに解散総選挙に持ち込み、大勝するシナリオでしょう」

 しかし-。

 ワクチンの接種も行き届かず、感染拡大に歯止めがかからない現状を踏まえれば当然、五輪どころではありません。

「官房長官時代は『鉄壁のガースー』とか持て囃されていましたが、にらみが効くのはあくまで国内限定。五輪の開催や中止は海千山千のIOCとの交渉事になる。そうなると菅政権は全くの無力です。費用面でも開催にせよ、中止にせよ、巨額の血税がかかる。ならば強行開催しかない。無観客で何とか決行し、あとは無事を祈る。神頼みが政権の本音ではないでしょうか」(前述の記者)

 本来、五輪はアスリートが光り輝く舞台であり、平和の祭典であるはず。しかし、議論の中には主役となるべきアスリートの姿が見えないのも、寂しいところです。

 苦境にあえぐ菅政権の逆転ホームランは果たして飛び出すのか、それとも-。

 コロナの感染拡大をにらみつつ、強行か中止かのチキンレースはしばらく続きそうです。


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