登山に最適なおすすめテント5選-登山に必要な機能、各モデルの特徴をレビュー

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登山用テント おすすめ

宿泊山行の醍醐味であるテント泊。キャンプ用からツーリング用、非常時に向いたものまで、テントには沢山のジャンルとモデルが展開されています。今回は無数にあるテントの中から、登山に向いたおすすめのテントをご紹介します。

登山用テントとは

「強風」「雨」「吹雪」などの悪天候にも耐えられるよう想定されたモデルが登山用テントです。堅牢な作りでありながらも登山に支障が無いよう、工程の少ない設営、軽量であるといった、各メーカーの技術を結集したギアといっても過言ではありません。

登山用テントで重視するポイント

ポイント①:重量

「衣食住」を背負い歩く登山にとって、道具の重量は移動距離から疲労、怪我のリスクなどに大きな影響を与えます。食糧は消費すれば自然と軽くなっていきますが、テントは登山を終えるまで軽くなることはないので、必要な機能を押さえつつ、いかに軽量であるかが重要です。軽いモデルであれば1kg以下のものがあります。軽くてコンパクトなテントを広げて設営するときは、「ザックの中にこんな凄いものが入っていたなんて」と、まるで魔法使いになったような気持ちになります。

ポイント②:コンパクト性

登山用テント おすすめ登山用テント おすすめ

重量と合わせて考慮したいのがコンパクト性です。収納時にかさ張るテントだと、その分容量の大きなザックを用意する必要があり、テントの重量+ザックの増量が負担になります。テント選びはユーザー個々で、何を大事にするかが変わるので一概には言えませんが、行きたい山の環境に耐えられるモデルで絞り、その中からコンパクトなものを選ぶと確実です。

ポイント③:防風性

登山用テント おすすめ

登山用テントを使用する目的は、外部環境から身を守り安全な空間を確保することにあります。そのため、強風にも耐えられる防風性は必須の機能です。私は経験がありませんが「強風でポールが折れた」という話を良く聞きます。軽量を重視するあまり設営する場所に合わないテントを持っていくと、外の環境に怯えながらの夜を過ごすことになるので、堅牢なモデルを選べば、その分気持ちも安心して、枕を高くして眠ることができます。

ポイント④:自立式・非自立式

テントにはポールを本体に繋げるだけで自立する「自立式」と、ポールを繋げ、その後張り網でテンションをかけて自立する「非自立式」の2種類があります。現在の主流は自立式です。設営が容易で非自立式と比較して狭いスペースで設営も可能、樹林帯で風が無い天気などであれば、自己判断で張り網をしなくても十分な時もあります。

登山用テント おすすめ

非自立式はコンパクトに収納できる利点があり、モデルの特徴としても居住スペースが広いタイプが多いです。とはいえ設営には広いスペースと自立式以上に整地された場所が必要になるので、登山用テントとしては上級者用として位置づけられています。

登山用テント おすすめ

初めてテントを購入する場合は、まずは自立式を選ぶと良いです

ポイント⑤:シングルウォール・ダブルウォール

テントにはウェアと同様に、通気性や防水性が求められます。テント本体の他に「フライシート」と呼ばれる防水性の高いシートを使う「ダブルウォール」と、防水性のある生地1枚でテントを設営する「シングルウォール」の2種類があります。

現在の主流はダブルウォールで、通気性の高い本体が内部の蒸れ放出し「結露」を防いでくれます。結露は登山の大敵ともいえる水分がテントの内壁に付着する厄介な現象です。朝起きたらアイテムが結露で濡れたり、乾いたタオルで念入りに拭くという苦労が発生しますが、ダブルウォールはこうした苦労が少ないです。また「前室」と呼ばれるフライシートで覆われた玄関のような空間が出来るので、ここに登山靴や汚れ物を置いておけたりします。

シングルウォールは防水性のある本体1枚でテントを設営するので、軽量コンパクトで設営に時間もかからないというメリットがあります。私はシングルウォールを好んで使っており、疲れた体で少しでも楽に居住空間が作れるのは大変助かり、下山後のメンテナンスも部品が少ないので早く終わります。

とはいえ防水性が高ければ通気性が犠牲になるため、場所によっては結露処理を覚悟する事になります。初めは豊富なモデルの中から選べるダブルウォールで、自分に合うテントを購入するのがおすすめです。

モンベル U.L.ドームシェルター2 登山用テント

おすすめ登山用テント5選

おすすめ①:ニーモ・タニ

アメリカのアウトドアブランドのニーモが展開しているテントの中で、高温多湿の日本に合ったモデルが、この「タニ」です。タニはニーモの定番モデルでしたが、2018年に現行モデルの名称となり、より設営がしやすく、かつ通気性が向上しました。本体とポールの接続、シートのテンションをかける構造など、設営完了までの各工程で工夫が施されているのが嬉しいポイントです。重量もストレス無く背負うことが出来、十分な居室も確保されています。自立式のダブルウォール、通気性の確保という国内仕様として欲しい性能を十分に備えたタニは、快適で安全な空間を提供してくれます。

ニーモ・ タニ2P 登山用テント
NEMOが日本の山岳シーンのためにデザインしたベストセラーモデル、タニが生まれ変わりました。生地の変更により耐久性が向上し、新たに前室下部に追加したベンチレーションにより様々なコンディション下で効果的な換気/温度調整が可能になりました。また、短辺側のインナーテント下部にガイラインを追加。設営時にフライシートに連結することで足元や頭頂部付近の内部空間を広げることができます。ニーモ・イクイップメント社は、2002年にアメリカで創立し、斬新なテントやスリーピンパッドなどスマートかつユニークな製品を次々に創り…
ニーモ・ タニ2Pがリニューアル! – 山旅旅
このテントを購入するまではキャンプ用の大きなものしかなくて、いざ登山でテントを持っていくぞ、となった時に迷って調べたんですね。「なんかこれ良さそう」って思ってニーモ(NEMO)のタニに狙いを定めて、周りの友人・知人にも聞いてみたんです。そうしたら「使い勝手いいよ、おすすめだよ」と後押しされて買ったんですね。女性にも優しい登山用テント実際に手にとってみたらとっても軽くて、1キロちょっとしかないんですよね。袋も横についたベルトで小さくコンパクトになるしで、女性には嬉しいです。使用した時もすごく良くて、と…
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登山に最適なおすすめテント5選-登山に必要な機能、各モデルの特徴をレビュー

NEMO(ニーモ・イクイップメント) タニ 2P NM-TN-2P

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ニーモイクイップメント(NEMO)

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おすすめ②:ビッグアグネス・フライクリーク HV UL2EX

多種多様なテントを取り扱っているビッグアグネスが、日本国内向けにラインナップしているのが、フライクリーク HV UL2EXです。優れた通気性もさることながら、独特な形状をしたポールから作り出される居室は出入りがしやすく、かつ滞在時もゆとりのある高さがあることでリラックスした時間を過ごせます。重量も十分に使用可能な範囲です。

ビッグアグネスフライクリーク HV UL 1 EX 登山用テントHV UL1EX
ビッグアグネスはアメリカのブランドで、雨が少なく乾燥した場所でのテントとして優れた機能性があります。比べて日本は高温多湿で雨が多く、季節ごとで気温の変化、雨量の違いなどがあり、テントを日本に適した仕様に落とし込むと風通しの良さや、結露がなるべく出ないようになっていると便利です。今回紹介するフライクリークの HV UL 1 EX は日本の気候に合うようにアップデートされた日本のためのフライクリークとなっています。おすすめポイント前室に屋根を作ることができるポケットが多く居住性が高い居住性の高さと重量のバラ…
【レビュー】日本仕様の3シーズンテント ビッグアグネスフライクリーク HV UL 1 EX – 山旅旅

登山に最適なおすすめテント5選-登山に必要な機能、各モデルの特徴をレビュー

フライクリーク HV UL2 EX オリーブグリーン

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BIG AGNES(ビッグアグネス)

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おすすめ③:MSR・ハバNX

1969年創業の老舗ブランド、MSRが展開するテントで、軽量かつ高い居住性を有したモデルが、ハバNXです。軽量と居住性は注目すべき点ですが、登山用テントとして必要な防風、防水といった耐久性も高く、弾力性のあるポールにより強風にも十分に耐える強度を誇り、独自のコーティング技術とシームレスによって完璧ともいえる性能を纏っています。質実剛健が相応しい作りは、過酷な環境を歩く登山において、持っているだけでも安心感を抱かせてくれます。

MSR・ハバNX 登山用テント登山に最適なおすすめテント5選-登山に必要な機能、各モデルの特徴をレビュー

MSR ハバNX [並行輸入品]

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エムエスアール(MSR)

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おすすめ④:アライテント・エアライズ

日本国内を代表するアウトドアブランドのひとつ、アライテントを代表するテントの一つが、このエアライズです。登山用テントとしての基本性能を十分に備えており、視認性の高いオレンジのフライシートも、安全なキャンプ場では目立ちますが、遭難者捜索時や安全確保の点において、視認性の高いカラーは、正に登山に特化したデザインです。オプションにより4シーズン対応可能なところも嬉しいポイントです。

アライテント・エアライズ 登山用テント出典:アライテント 登山に最適なおすすめテント5選-登山に必要な機能、各モデルの特徴をレビュー

アライテント(ARAI TENT) エアライズ2(AIR RAIZ2) オレンジ 2人用 34224405

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アライテント(ARAITENT)

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登山に最適なおすすめテント5選-登山に必要な機能、各モデルの特徴をレビュー

アライテント(ARAI TENT) フライシート2 (エアライズ2フライシート・ゴアライズ2フライシート) オレンジ 0312200

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アライテント(ARAITENT)

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おすすめ⑤:モンベル・ステラリッジテント

日本のみならず世界的にも有名な国内アウトドアブランド、モンベルのテントの中でもフラッグシップモデルとなるのが、ステラリッジテントです。軽量かつ高い耐久性を持ち、現行モデルではこれまでとは異なる吊り下げ式によるポールと本体の接続に変更されたことで、より強固な防風性を獲得しています。豊富なオプションを展開しており、4色のレインフライ、広々とした前室を確保できるエクステンドレインフライ、天井部に荷物置きを設置できるオプショナルロフトなど、また別売りのスノーフライによる4シーズン対応と、1度持てば手放せなくなるモデルです。

モンベル・ステラリッジテント 登山用テント登山に最適なおすすめテント5選-登山に必要な機能、各モデルの特徴をレビュー

モンベル(mont-bell) ステラリッジテント2本体 1122649

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登山に最適なおすすめテント5選-登山に必要な機能、各モデルの特徴をレビュー

モンベル(mont-bell) ステラリッジテント2型レインフライ 1122654(本体1122649は別売)

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モンベル(mont-bell)

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5モデル比較

※横スクロールで表がスクロールできます。
商品名
ニーモ・タニ 2P
ビッグアグネス・フライクリーク HV UL2EX
MSR・ハバNX
アライテント・エアライズ
モンベル・ステラリッジテント2型
イメージ
ニーモ タニ2Pビッグアグネス フライクリークMSR ハバNXアライテント エアライズモンベル ステラリッジテント
重量
1.18kg
1.08kg
1.29kg
1.55kg
1.23kg
収納時サイズ
本体:22×17×13cm ポール:44×6cm
14×35cm
ポール別収納:45cm
46×15cm
30×15φcm
フレーム38cm
30×14.5φcm
ポール41×5φcm
サイズ展開
2
2
3
4
5
価格(税込)
¥63,800
¥59,950
¥58,300
¥48,400
本体¥32,120
フライ¥14,850
特徴
優れた通気性と設営
高い天井による居住空間
高い防風、防水性
4シーズン対応
視認性の高いレインフレイ
4シーズン対応
豊富なオプション

重視したい性能を選んで快適なテント泊を!

今回ご紹介したテントは、どのモデルも登山用テントとして一度は使ってみたい魅力ある性能を持ったモデルです。初めの1張りとして汎用性を重視したいのであれば「ステラリッジテント」がおすすめで、強固な作りの「ハバNX」であれば、低山から高所まで広範囲をカバーしてくれる安心感がありますね。居住性と移動距離を稼ぐなら最軽量の「ビッグアグネス」という選択肢も出たりと「どの山に」「何日間」「何人で」などを考えてモデルを選ぶと良いです。1張りでは対応しきれないこともあるので、私は3張り所有していたりと、状況に合わせて選んでいます。

ザックと同じく、実際に使ってみてこそ相性を実感する登山用テント。是非、最高の1張りを見つけてくださいね。

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