平澤宏々路「アーヤは“ジブリ史上最もしたたかな子”なんです」

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平澤宏々路「アーヤは“ジブリ史上最もしたたかな子”なんです」

近日公開となる、スタジオジブリ初の3DCG長編アニメーション『アーヤと魔女』で、主人公のアーヤ役を演じた平澤宏々路ちゃん。今作で、声優に初挑戦した宏々路ちゃんに初めてのアフレコについてや、映画の魅力などたっぷり語ってもらいます。

アフレコはマシュマロを口に入れながらやりました

――まずは、映画『アーヤと魔女』のアーヤ役に決まったときの率直な感想を聞かせてください。

平澤 とてもびっくりしました! 声優のオーディションは初挑戦だったし、オーディション現場に行ったら、参加者の方々がたくさんいらっしゃって……。あまり手応えもなくて、ダメだろうなぁって思ってたんです。

なので、受かったって教えてもらったときは、“え? 本当に??”ってパニックになって2回くらいマネージャーさんに聞き返しちゃいました。その日はひたすら、やった~!って、はしゃいでました(笑)。

――周りの反応はいかがでしたか? 

平澤 いちばんにお母さんに報告したんですけど、すごく喜んでくれて! オーディションを受けるときも“せっかくの機会だから、楽しんでおいで”って背中を押してくれたんです。直前まで緊張していたんですけど、その一言のおかげで楽しんでオーディションに参加することができました!

友達も“ジブリの作品に出るの!? 公開したら絶対見に行くね”って声かけてくれたり。友達だけではなくて、友達の妹さんやお母さん、おじいちゃんおばあちゃんなど、いろんな世代の人から、声を掛けていただくことが増えました! そういう部分で、ジブリ作品が多くの人に愛されているということを身に染みて実感しました。多くの人に知ってもらえるきっかけになったら嬉しいです。

――お母さんもお友達もすごく応援してくれていたんですね。ジブリ作品は小さい頃から見ていましたか?

平澤 ジブリは小さい頃から大好きです! 特に『崖の上のポニョ』と『となりのトトロ』が好きで、何度も見ています。なにか参考になればと思って、今回『アーヤと魔女』に参加すると決まってから、改めて見返したんです。

ジブリ作品には必ず食事のシーンがあって、そこがすごく特徴的なんです。『アーヤと魔女』でも食事シーンがあったので、そのために食事シーンをたくさん見てからアフレコに臨みました!

――実際に食事シーンのアフレコはどうでしたか?

平澤 すごく難しかったです! ご飯を食べている感じを、どうやったら表現できるのかわからなくて。宮崎監督から、口に物を含んでいるときは実際にマシュマロとか、割り箸を口にくわえてやったりするんだよって教えていただきました。

なので、食事のシーンは実際にマシュマロを口に入れていますし、歯を磨いているシーンでは、割り箸を短くして口にくわえながらアフレコしました(笑)。普段はやらないので新鮮でした! 

――普段の演技にはない方法ですもんね(笑)。今作で声優に初挑戦になりますが、声の演技の難しさはありましたか?

平澤 いつものお芝居は自分の動きがあって、セリフを話すんですけど、声優はキャラクターとして話しますし、キャラクターの動きに合わせてセリフを言うのがお芝居とは違う部分で、いちばん難しかったです。絵とタイミングを合わせるだけじゃなくて、表情に合わせた感情も声で表現しなくちゃいけないので、難しかったです。

――作品を見返す以外に、練習はしていきましたか?

平澤 声優は初めてだったので、実はアフレコが始まる前に事務所で何度か映像に合わせてセリフをいう練習をしたんです。でも役作りは特にせず、声の出し方だったりとか、画との合わせ方を練習しました!

練習していたおかげで、緊張も少し和らぐかなって思ったんですけど、アフレコ現場は特殊な空間なので、やっぱり緊張しちゃいました……。小さい頃から見ていたジブリ作品も、ここで収録をしてるんだなって思うとドキドキしました! 初日は朝からずっとソワソワしていて。

でもスタジオのなかに、小さい頃から見ていたジブリ作品のグッズがたくさんあって、テーマパークに来ているみたいで自然とワクワクして、いるだけでも楽しかったですね(笑)。

私も学校ではアーヤみたいに“おてんば”かも

――アフレコ現場では、宮崎吾朗監督からアドバイスはありましたか?

平澤 アーヤはとにかく、おてんばでやんちゃな子なので、普段の私なら絶対出さないような声を出すんです。「げぇぇ~」とか「うぇぇ~」とか(笑)。そういうのも実際に自分なりにやってみて、宮崎監督からもっとオーバーに! とか、もっと汚く! とか指示をしていただいていました。

アーヤは何か企んでる表情、かわいらしく猫かぶってる表情だったりとか、表情にもふり幅があるので、私も負けないように頑張りました!

――そんなアフレコを経て、実際に完成した映画を見ていかがでしたか?

平澤 収録時は、他の役はスタッフさんが声を入れてくださっているもので収録をしていたので、他のキャストさんがどんな声でやられているのかを想像しながら声を入れていたんです。実際に完成した作品を見たら、すごいイメージ通りの声でびっくり! どういう風に収録したんだろうって、気になるところもあってすごく面白かったです! 

あと単純に自分が出ているとか関係なく、作品として普通に楽しんじゃいました(笑)。やっぱり作品自体に魅力的なシーンが多くて、見ているうちに自分の声だということを忘れてしまいました。

――いちばんの魅力はどこでしょうか?

平澤 いちばんの魅力はアーヤのキャラクターだと思います。アーヤは「ジブリ史上最もしたたかな子」っていうキャッチフレーズなんです。それにまず私が驚いてしまって(笑)。ジブリのヒロインって強くて正義感がある正統派な女性のイメージ。だから、アーヤもそういうキャラクターだと思っていてたんですけど、台本を読んでいるうちに何か違うなって(笑)。

でも皆さんが共感したり、親近感がわくキャラクターだな、私は思っていて、そこがアーヤの魅力だと思っています。

――「ジブリ史上、最もしたたかな子」というキャッチフレーズのアーヤですが、実際に演じてみた平澤さんからすると、どんな子ですか?

平澤 アーヤはやんちゃで生意気。そしてずる賢い部分が目立つんですけど、その裏では仲間思いだったり、年相応のちょっと弱い部分があったりもするんです。そういうところもかわいい子だなって思います。

――そんなアーヤとの共通点はありますか? 逆にうらやましいところは?

平澤 私もわりと外でドタバタしてたりすることが多いので、おてんばな部分は似てるのかなって思います。学校だと友達とはしゃいだりして、楽しんでいます(笑)。逆にうらやましいと思うところは、自分の意思を貫く強さがあるところ。

私は友達の意見を聞いて、その意見によって左右されちゃうんです。自分の意見をなかなか突き通せなくて、意見がちょっと変わっちゃうことも……。なので、自分の意思をまっすぐぶつけられるのはうらやましいなと思います。

――最後に『アーヤと魔女』の見どころを教えてください。

平澤 キャラクターの個性が豊かなので、一人一人をじっくり見るといろんな魅力が見えてくるのかなって思います。アーヤだけじゃなくて、ベラやマンドレークも実はこういう魅力があるんだって、気づけると思います!

自分に近いキャラクターを探して、キャラクターに自分を重ねて見てみるのも面白いかもしれません。ぜひ、お気に入りのキャラクターを見つけて何度も楽しんで欲しいです!

プロフィール


 
平澤 宏々路(ひらさわ こころ)
2007年9月21日生まれ。東京都出身。2011年、『風をあつめて』でドラマデビュー。ドラマ『浦安鉄筋家族』、映画『水上のフライト』などに出演。映画『貞子3D2』にて安藤凪役で出演し、注目を集める。Twitter:@Kokoro_Hirasawa

〇映画『アーヤと魔女』公式サイト

映画『アーヤと魔女』公式サイト

映画『アーヤと魔女』公式サイト

「私のどこが、ダメですか?」—— GOROが挑むジブリ初のフル3DCG作品『アーヤと魔女』4月29日(木・祝)全国ロードショー!

〇平澤宏々路 ✕【100質】[Ken Net Channel -研音official-]

全ての写真をみる(https://wanibooks-newscrunch.com/articles/photo/1850)


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