楽天・田中の復帰戦は黒星スタート 過去に凱旋登板を果たした元メジャーリーガーたちの復帰初戦の結果は?

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楽天・田中の復帰戦は黒星スタート 過去に凱旋登板を果たした元メジャーリーガーたちの復帰初戦の結果は?

 注目の復帰戦は黒星スタートとなり、9年越しの連勝記録は途絶えた。ヤンキースから楽天に復帰した田中将大投手が17日の日本ハム戦で今季初登板。5回を投げて2本塁打を許し、3失点で降板した。チームはそのまま敗れ、2012年8月26日の日本ハム戦から続いていた日本球界での連勝記録は「28」で止まった。

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 本来ならば開幕2戦目の3月27日の日本ハム戦に先発が予定されていた。ところが、直前に右ふくらはぎを痛めて登板回避。3週間遅れでこの日のお披露目となったのだが、その途中2軍戦などでの調整登板は一切挟まなかった。日本ハム戦での登板は球数制限が設けられ、80球がメドになっていたという。実際に5回を投げ抜いた時点で75球とメドが迫り、切りの良いタイミングということで降板が決まった。

 いきなり全開、とはならなかった復帰初登板。150キロ台の直球を何球もマークし、途中からは組み立ての中心としたスライダーは抜群の切れ味があった。片りんはのぞかせたものの、持っているパフォーマンス通りの投球かといえば、決してそうではなかっただろう。

 これまでメジャーリーグで活躍し、国内復帰を果たした選手は数多い。その中で、先発投手に限ると田中で7人目となる。では過去に凱旋登板を果たした元メジャーリーガーたちの復帰初戦の内容はどのようなものだったのか。

 最初に元メジャーの触れ込みで国内復帰したのは阪神・伊良部秀輝だった。2003年3月29日、開幕カードの横浜戦に先発。7回途中3失点で見事勝利投手となった。

 次は2010年5月2日、横浜に復帰した大家友和がヤクルト戦に先発した。こちらも7回途中まで投げ1失点。伊良部に続き勝利投手となっている。

 その2年後、2012年3月31日には川上憲伸が中日に復帰し、広島戦に先発。6回無失点という抜群の内容で白星を挙げた。

 2014年には高橋尚成がDeNAに入団。4月2日の巨人戦に先発して6回途中3失点だった。高橋には勝敗は付かなかった。

 その翌年は黒田博樹が広島に復帰して話題を呼んだ。注目の復帰戦は3月29日のヤクルト戦。7回無失点で堂々勝ち名乗りを上げた。

 2016年には和田毅がソフトバンクに復帰した。3月29日の西武戦に先発。6回4失点で敗戦投手となった。田中の復帰初戦で黒星は、この時の和田以来2人目となった。

 同年には松坂大輔もソフトバンクに入団した。しかし復帰後初登板は中継ぎで、10月2日の楽天戦までずれ込んだ。内容は1イニングを投げ5失点と散々なものだった。

 過去の凱旋登板と比較すると、田中は内容も結果も寂しいものとなってしまった。もっとも現在32歳と先達に比べればまだ若く、ぶっつけ本番の登板だったことからも上積みが大いに予想される。次回登板は24日、本拠地・楽天生命パークでの西武戦が見込まれる。8年前に24連勝で球団創設初の日本一に導き伝説を生んだ地で、またワンステップ上がった投球が見られそうだ。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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