あの名湯は何位に？楽天トラベル「２０２０年 関西の人気温泉地ランキング」

【10位】和歌山県／串本温泉（昨年圏外↑）

●南国の雰囲気が漂う、ダイビングスポットとしても人気の地
10位は、本州最南端の町、和歌山県串本町の「串本温泉」。本州唯一の亜熱帯地域で、ブーゲンビリアやヤシの木など南国の雰囲気が漂います。世界最北端の大サンゴ群生域でもあり、カラフルな魚も泳ぐダイビングスポットとしても人気の地です。太平洋が目の前に広がる露天風呂や、景勝・橋杭岩を望む温泉など、絶景も同時に堪能できるのが魅力の温泉地。世界初のマグロの完全養殖に成功した町で、宿で串本産のマグロも味わえます。

【9位】兵庫県／山陰湯村温泉（昨年10位↑）

●ライトアップされた夜の散策も楽しい、川沿いに広がる温泉街
9位は、鳥取に近い兵庫県北西部にある「湯村温泉」がランクイン。春来川に沿って温泉街が広がっています。元湯「荒湯」はなんと98度もある日本屈指の高温温泉で、観光客が荒湯で温泉たまごを作る姿と、足湯を楽しむ姿は湯村温泉を象徴する光景です。夜には川沿いがライトアップされ、温泉街散策も楽しめます。

【8位】滋賀県／おごと温泉（昨年7位↓）

●1200年の歴史ある温泉地は、女性におすすめの美肌効果の湯
8位は、琵琶湖沿いにある「おごと（雄琴）温泉」です。およそ1200年前に、比叡山延暦寺を開いた最澄が開湯したという歴史ある温泉地です。京都駅から電車で約20分、大阪駅からも1時間足らずとアクセスが良く、琵琶湖の絶景を望む宿が多いのも人気で、関西の奥座敷として親しまれてきました。肌を滑らかにしてくれる美肌の湯は、女性に特におすすめです。

【7位】京都府／夕日ヶ浦温泉（昨年9位↑）

●「日本の夕陽百選」の美しい夕日と、日本海の味覚に舌鼓
7位は、丹後半島にある「夕日ヶ浦温泉」がランクイン。「日本の夕陽百選」にも選ばれている、その名の通りの美しい夕日を見ることができます。温泉街のすぐ目の前には、約8kmに渡って白い砂浜が続いていて、全室オーシャンビューの宿や、海まで徒歩0分の宿、日本海の絶景を見ながら温泉に入れる宿なども多数あります。冬の松葉ガニやアワビといった、日本海の味覚を堪能できるのも魅力です。

【6位】和歌山県／勝浦温泉（昨年6位→）

●熊野那智大社や那智の滝など、周辺の観光スポットも豊富
6位は、海沿いの温泉地「勝浦温泉」。オーシャンビューの宿をはじめ、太平洋を臨む天然洞窟風呂があるホテル、勝浦湾に浮かぶ小島にあるホテルなど特徴的な宿も人気です。勝浦漁港は延縄（はえなわ）漁法による生マグロの水揚げ高日本一を誇るので、マグロ料理もおすすめ。周辺の観光スポットが豊富で、世界遺産・熊野三山のひとつ「熊野那智大社」や、一段の落差としては日本一の高さを誇る「那智の滝」などがあります。

【5位】兵庫県／南淡路温泉（昨年5位→）

●美容や冷え性に効く源泉も。子供も大人も楽しめる観光地
5位は、鳴門海峡にほど近い淡路島の南部にある「南淡路温泉」。海辺に宿が点在し、アトピーや美容効果が期待できる「うずしお温泉」、冷え性などに効果的で保温効果が高い「南淡温泉」など、6つの源泉があります。淡路島はマリンスポーツや釣りスポットとしても人気。鳴門の渦潮や、大鳴門橋を渡った先の徳島県鳴門市にも観光スポットが多数あり、どの季節のいつ訪れても、子どもから大人まで楽しめます。

【4位】兵庫県／洲本温泉（昨年4位→）

●対岸の大阪ベイエリアの夜景も魅力、淡路島最大の温泉地
4位は、淡路島最大の温泉地「洲本温泉」です。大阪駅から直通バスで約2時間、神戸・三宮駅からバスで約1時間20分というアクセスの良さと、周辺のテーマパーク、花や動物と触れ合えるスポットなど観光地が充実しているのも人気のポイントとなっています。宿が海沿いに多く、対岸の大阪ベイエリアや関空の夜景を眺めながら温泉に浸かれるのも魅力です。

【3位】兵庫県／城崎温泉（昨年3位→）

●柳並木と木造の宿が軒を連ねる、文豪に愛された温泉街
3位は、大谿（おおたに）川沿いに、柳並木とともに木造の宿が軒を連ねる「城崎（きのさき）温泉」。「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」でも二つ星を獲得しています。浴衣での街歩きが似合う温泉街は、古くから文豪たちにも愛され、ここでの滞在経験をもとに執筆した志賀直哉の小説「城の崎にて」が有名。日本海沿いにあり、冬は絶品のカニを目当てに訪れる人も多く、新鮮な魚介のほか、但馬（たじま）牛や出石（いずし）そばなどのグルメもおすすめです。

【2位】兵庫県／有馬温泉（昨年2位→）

●金と銀の2種類の湯が楽しめる、「日本三名泉」のひとつ
2位は、神戸市内北部にある「有馬温泉」。三宮駅から電車でわずか30分ほど、大阪駅からも電車やバスで約60分の距離に、一大温泉地が広がっています。関西各地からの1泊2日旅行や日帰り温泉旅行に人気の温泉地です。「日本三名泉」のひとつに上げられ、茶褐色で鉄分と塩分を多く含むとろっとした「金泉」、無色透明で炭酸泉とラドン泉で「銀泉」の、2種類のお湯が楽しめます。神戸牛や炭酸せんべい、ジェラート、ベーカリーなどの名店がそろい、食べ歩きするのも楽しい、レトロな風情ある温泉街です。

【1位】和歌山県／白浜温泉（昨年1位→）

●「日本三古湯」の由緒ある温泉地。誕生したばかりのパンダも
1位に輝いたのは、有馬、道後温泉と並んで「日本三古湯」に数えられる由緒ある「白浜温泉」です。新大阪駅や天王寺駅から特急で一本、2時間ちょっとでアクセスできる便利な立地が魅力。オーシャンビューの旅館・ホテルが多数あり、海水浴やマリンスポーツを楽しんだり、海の幸を堪能したりでき、波打ち際で温泉に入れる施設もあります。2020年11月には赤ちゃんパンダが誕生し、7頭のジャイアントパンダのファミリーが暮らす「アドベンチャーワールド」も人気で、子連れ旅行やカップルでの旅行にもおすすめの温泉地です。

対象期間：2020年1月1日～12月31日
※このランキングは、楽天トラベルでの2020年1月1日～2020年12月31日までの宿泊実績（人泊数）を集計したものです。
ランキング出典元：Rakuten Travel Guide（楽天トラベルガイド）