Googleがインディーゲームコンテスト「Indie Games Festival」のオンライン開催を発表 アプリ開発者向け情報サイトの日本語版も公開
Googleは4月9日、Google Playの最新の取り組みに関する記者説明会を開催。この場で、今回で4回目となるインディーゲームコンテスト「Indie Games Festival」のオンライン開催、アプリ開発者向け情報サイト「How Google Play Works」の日本語版の公開が発表されました。
Indie Games Festivalは、2018年からGoogleが主催しているインディーゲームコンテストで、外部審査委員とGoogleから選出されたトップ20の入賞者に、セミナーやワークショップへの招待、海外展開やプロモーション、ビジネスなどのコンサルテーション、パートナー企業からの事業支援などさまざまな支援を提供しています。
2021年は今夏に完全オンラインで開催。学生部門が新設されることが発表されました。詳細は今後ウェブサイトで順次公開していきます。
INDIE GAMES FESTIVAL 2021 JAPAN – ホーム
https://events.withgoogle.com/indie-games-festival-2021-japan/[リンク]
同日、Androidアプリ開発者に向けた情報サイトの日本語版「How Google Play Works – Google Playの仕組み -」を公開したことを発表。毎日1000億件のアプリをスキャンして安全性と信頼性を検証する「Google Play Protect」や、プライバシー情報を扱うアプリの審査プロセスなどについて情報を提供します。
Google Play の仕組み
https://play.google.com/intl/ja_jp/about/howplayworks/[リンク]
四半期に一度変更される開発者向けポリシーについては、ウェビナーを開催。昨年からはウェビナーを日本語化し、担当者に日本語で質問が可能になっているとのこと。次回の開催は4月16日16時を予定しています。
さらに開発者に向けた取り組みとして、7月1日からGoogle Playでの販売手数料を最初の100万ドル分の収益までは15%に引き下げることや、開発者コンソールをユーザーフレンドリーなものに改変したこと、Android向けのアプリ開発言語であるKotlinを用いて、スマートニュースが検証時間の10%短縮、コード行数の20%削減といったし成果を上げていることが紹介されました。
日本から始まったユニークな取り組みも紹介。2018年に日本でリリースされたGoogle Play Pointsの仕組みは国内で1000万人以上の参加ユーザーを集め、その後米国や韓国、欧州など21の地域に拡大して展開しているそうです。
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。